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ライゾマティクス inspired by Perfume [君にARTを!]

りこと、初台ICC。
4歳児には、刺激的なドレスと閃光。
繰り返す光の羅列に目を奪われながらも
開くスカートの裾のギミックに4歳児感動。

帰り道、そういえばPerfumeをちゃんと観たことが無いことに気付く。
「JPN」のDVDを購入。

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4歳児は、チョコレイトディスコの虜になり、我が家のリビングは
ただいま、チョコレイトディスコの甘い香り。
スカートで踊るマイクで歌う。
そこに整合を求めず。
昭和の子供がピンクレディに夢中になったアレに似てるだけのこと。
オンタイムでないだけ。

そして、僕が観ていてもパフュームが好まれる理由。
少しわかる。凄い。
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ジャクソンポロック展 @東京国立近代美術館 [君にARTを!]

ジャクソンポロック展に。
久しぶりに妻と2人で。

今回ボクの周辺でここ近年最も来場した人が多かったことや、
個人的にも興味があったので、足を伸ばす。

平日の朝から行ったので余裕は確実に。

とにかく、創造者は自分が空っぽになっても創造しなくてはいけないという
事実が如実で。
見ているコッチがなにか鷲づかみにもされる衝動にも似て。

苦しい。

留まることができず、発展させることにも背け。
そして、結果や批評に満足せず。
自分の中でも未消化でも、前に進むことを望み。

転がった先でも、休まず。
アルコールに溺れ、そして蝕まれ。
それでも前に。

そして、途切れてしまう感じ。

生きることよりも創造することが最初にある人の生涯を垣間見たようで
それは衝撃的だった。

作品そのものよりも、作品を生む過程が実にスリリングであり、
逸脱している。
それでいて生み出したものが怪物的発想と創造でありながら、
その怪物を育まない、過去を顧みない姿勢には正直、ボクの人生ではよくわからない。

とにかく生きるスピードが違うんだと思う。

作品も図録を買って、幾度か読み返してるがやっぱり苦しくなる。
全盛期と呼ばれる時期が、本当に全盛期だったのか?
幸せと呼ばれる一般的な価値の枠組みの時間は、本当に幸せだったのか?
となにか問いたくなってしまう気持ちが前に前に出てくる。

答えはボクには当然わからない。
でも、すさまじい感性の洪水とその吐き出す水の盛隆を見つめながら。

一見、適当ととられがちな。
カオスだ!くそったれ!と評されてしまう部分。

それはただの手法や発想ではなく、地図のように緻密で苦悶の中に存在する
作品の形だと理解したい。

カオスなんかじゃない!くそったれ!

作品を否定されることは、人生を否定されることなのかもと
初めてそんなことを思った。

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と、上の作文を一ヶ月少し前に書いてるが、
今も感想は変わらない。
これからもきっと変わらないと思う。

作品の対価=評価と思っていなかったんだろうなと思ったし、
自分自身の葛藤というデスレースに降りなかっただけのことで。
アメリカンドリームがどうこうなんて、勝手に周りが言ってるだけの程度だなんて、
そんなことすら思える。

作品のプロセスで気持ちが苦しくなる感覚は初めてのことで、
動揺したことは事実。
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「ロトチェンコ 彗星のごとく、ロシア・アヴァンギャルドの寵児」@ggg [君にARTを!]

少し前に、娘と2人で見たロトチェンコを銀座で再び。

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初期ではなく、ポスターなど産業広告中心だったが、変わらず良かった。
この良いというのがざっくりとしたニュアンスではあるが、
作風にしろ何もかも枠が決まった中。

制限も思想も自由でない中でのロトチェンコの、国益に一切反さない中での作品の数々は、
太平洋戦争時代の原弘の「FRONT」同様に、
現代において「決して正しい時代」とは言えない中でも、
作り上げた美術という分野では、溜息がでてしまうぐらい美しいと感じてしまう。

でもそれは悪が美しいわけではなく、その時代にしては美しいというのではない。

完全に時代を超えて共感したり感嘆したりする部分があるということ。

(先日、ジャクソンポロック展と同時に、原弘展もやっていたが、
 FRONTもさることながら、作品の数々は完全に時代を超越し、
 そして古さも一周、一蹴し完全にアバンギャルドな作品の羅列に呼吸を忘れた。
 原弘の作品は、テーマというか題材が決められている。
 芸術というよりはデザインではあるが、それにしてもという印象。
 初めてあれだけの作品を見たが、ポロックを見た後だったから余計に、
 葛藤感が感じれなかった。苦しさは当然あるのだろうけど、あまりに淡々とした部分が逆に怖い。
 それでいて同じように見えないのがさらに怖い。)

ロトチェンコの作品は、反復だったり対称だったりする部分が、
その圧倒的な存在感を増幅させる。
決して色合いがきれいなわけではないのは、結局商業的、産業的であったり
多色刷りという時代ではなかったからなのか?と勝手に想う部分ではあるが、
その色合いは決して、普通の生活の中で思いつく色ではない。

直線をつなぎ合わせるような装置的な作品でありながら、
そこに温もりを感じさせるというか、硬質な感じではないのが、
本当に不思議な部分。

前回もポートレイトも見たけれど、今回も重複した部分ではあったが、
それもやっぱりデザインで昇華できなかったというか、別物としてみると面白い。

一貫性を感じるのも、お国柄も多分にあるとは想うが、
いつみても斬新さを感じる。

ソビエトと想うと余計にその偉大さを実感する。
ロシア語も普段目にしない分、そのデザインさが目新しく想うのは間違いではないと想う。

のんびり見るほど時間が無く、図録を買って少し誤魔化したが、
ロトチェンコの響きは自分には本当によく響く。

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こけし中毒 [君にARTを!]

青森県黒石市の文化再考の最高の道中です。
「30th century NURUYU kokeshi JAPAN TOUR」
盛況です。

http://kuroishi.blog.so-net.ne.jp/

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津軽こけしを、温湯こけしをほぼ毎日ここ数ヶ月間眺めていたら、
やっぱり「めんごいなぁ・・・」と想いつめてしまい。

ほぼ頭が、「こけしで一色」の生活のツケか。
ヤフオクでめぼしいこけし購入紀行。

やっぱり故人というか、昔の方が欲しいということ。好みかな。
それは「こけし」という部分の良さが伝統的であるということ。

正直、11系統それぞれの良さがあって。

どれ!と決めることは厳しいし。
温湯こけしだけでも。
色々眺めながら、この工人のはいいなぁと想うと、
すべてが良く見えてくる。

この「色眼鏡」は、こけしの世界に足をつっこんだ人なら、
容易にわかる「恋心」に似た感覚なのかもしれません。

とにかく。
古い概念は捨ててみて。

職人が手作りで作った一点ものという感覚で見れば、
こけしというツールは、日本の21世紀のリビングでの存在を許されるほど、
優れた調度品です。

モダンリビングにこけしな生活を。

木戸棚から、見つめられる不気味な存在ではなく。
その優れたツールを、生活の中に組み込むだけで、
なにか柔らか時間の同居具合に、何か言い知れない感情が芽生えるような。
そんな大げさでもないような。

細かいことはあえて書きません。
津軽のこけしなら上澄み程度の知識は兼ね備えましたが、
下手には書けないので、上澄みな感じも踏まえつつ。

津軽のこけしは、最も歴史が浅く大正時代の派生。
この津軽こけしは、「作り付け」という技法で、
一本の木から削り出します。

真っ黒な頭のおかっぱ頭。
形は多様。
胴模様には、牡丹、菖蒲、達磨、アイヌ模様が特徴です。

そんな中、津軽こけしを世間に広めたのが温湯こけしの祖(故)盛秀太郎。

その弟子であり故人でもありますが・・。
奥瀬鉄則

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36cmのこけしです。

師匠盛秀太郎の踏襲の過程において。
版画絵にも似た木彫りのような顔つきから、柔らかに削り落とし、
しかしながら、その伝統を厳しく守り。
にも関わらず、師の前には出ず。
師の伝統美を昇華した美しき温湯こけしの高峰です。

正直、盛秀太郎のこけしは、その良さが群を当然抜いているのですが、
そのアウトローな感じとは違い、大衆に愛される形、
万人に賞賛され得る形がこの奥瀬のこけしだと想います。

造形の美しさのみならず、その表情どれを見ても、
ボク自身もうっとりしてしまうぐらいの美人です。

川口の展示会でも3万円の値をつけ、
こけしのハローワークより来ましたが、その半額程度で購入。
サイズも少し大きめです。

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毛利昭一

父親がリビングに置いていたのが、師であり父である毛利専蔵のこけしでした。
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何本か毛利専蔵工人のこけしも見ましたが、昭一のこけしは見事にその形を、
さらに1つ上の段階まで引き上げたような、荒々しさがある心地です。

達磨絵の圧巻さは、その彩色で専蔵工人以上の威圧感を生み出してると想うし、
個人的に20代だった父親が「良い!」と想って買った毛利専蔵のこけし。
状態良の昭一が出てきたことで、迷わず購入。

息子は息子なりのプライドがあるみたいな代弁というか。
師匠を越えられるという何か興奮も含めて好きです。

専蔵のこけしを毛利昭一工人は超えた感を僕は抱いています。
ちなみに専蔵が昭和55年、昭一は昭和51年です。(購入年月日)
保存状態が良かったんだろうな・・・。

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盛美津雄

温湯こけし祖盛秀太郎の孫で、直弟子でもあった美津雄工人。

盛秀型こけしを継ぎ、BRUTUSでも「津軽のみやげもん」として、
津軽のこけしの工人の中では大々的に知られる工人ではありますが・・・。

正直、ほとんどこの方のこけしを手に入れるのは困難な状況です。
「みやげもん」なんて気軽な感じではなく、相応の時間や労力を要します。
地元黒石でも滅多に売りには出てこないこけしです。

やはり綺麗。
これは今の美津雄工人に見られる首が少し沈んでる感じではなく、
クラッシックな盛秀形をしているので、より昔っぽさが残っていている感じが
個人的には大好きです。

Y氏からの頂き物で、ボクが所持した最初のちゃんとした津軽こけしです。


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鎌田文市
おそらく津軽系以外のこけしを買うのは人生で最初で最後でしょう。
60~70年代のモダンデザインのパイオニア
Charles & Ray Eames(チャールズ&レイ・イームズ)

その夫妻の自宅イームズハウスに存在した2体のこけしのうち、
その詳細が明らかになったのが、弥次郎系の鎌田文市のこけし。

通称「イームズ こけし」
現在は孫でありこけし工人の鎌田孝志氏が、そのDNAを継承し、
復刻させて販売しています。

(こけしでは、孫も含め復刻というのはポピュラーなことですが、
 やはりオリジナルというものを簡単には模写できていないというか、
 出来ないのが恒常な気がします)

これは鎌田文市オリジナルです。

重ね菊文様が、美しく、経年のこの艶もまた秀逸です。
奥瀬のこけしもそうですが、黄色や緑が残っているのは本当に凄いことです・・・・。
直射日光が天敵なこけしにとって、緑と黄色は失われてしまいやすい色です。

このデカさにも驚きましたが、とにかく綺麗としか言いようがないこの感じです。

「イームズ夫妻も持っていた」ということであれば、敷居が高そうですが、
孝志氏の復刻よりも安く、オリジナルの文市氏のこけしは手に入ります。
おそらく、想像以上に文市作の数があるのだと想います。

興味がある方は是非!
良い状態のが出品されるのを待つのを薦めます。
良状態でも、2000円もあれば余裕で買えてしまいますから。

温湯こけしには、「誕生こけし」というものがあります。
生まれた子供の身長体重が同じこけしを作ってくれるのです。

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僕も32年前に、現在も健在の温湯こけしの工人「阿保六知秀氏」作成の
誕生こけしがあります。

今回、六知秀工人の息子で、津軽工人会にも所属している若き工人
阿保正文工人に、娘の凛々子の誕生こけしの作成を依頼しました。

実は、30th century NURUYU kokeshiでも、正文氏の精巧な寸こけしは
好評で、東京・埼玉ともにSOLD OUTでした。

とにかく顔が美人。
盛秀太郎の顔の鋭角を削り、柔らかにしたのが奥瀬なら。
正文工人は、師匠の阿保六知秀 工人の柔らかな顔を、
あえて鋭角に削りだすような。
素朴さも加えた顔つきが本当に、僕好みで。

「注文してみたい!でかいのを観てみたい」とムラムラした次第です。

他にも。


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東日本大震災のチャリティーこけし
(阿保正文工人・阿保金光工人)


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7月末に黒石を訪れた際に購入した埼玉で初日即SOLD OUTした
本間直子 工人(左)のグラデーションの美しいこけしと
頂き物の小島俊幸 工人のこけし(右)
※ビニールに入ってるのはうちの娘が、こけしのスベスベ感が楽しいことから
 なぜか舐めたくなるようなので、ガードです(笑)
 濡れると色が落ちてしまうので、水分も基本天敵です。

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そして、毛利専蔵 工人同様に。
我が家のリビングに当たり前にいた長谷川辰雄 工人のこけし


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愛すべき青森県黒石市の「津軽こけし館」では今夏。
津軽こけし館では、『うれし!たのし!こけし!ポケットこけしパークへ!!!!』
が、8月21日までやっています。
http://wageblog.exblog.jp/

「ここにも、ステキなこけしがいるんだろうな・・・・」とそんなこと想う時点で、
少し中毒です。

ボクは温湯こけししか基本買わないので、こっから劇的に数が増えることはないだろうけど、
やっぱり欲しいですね、盛秀太郎。

まぁ欲しいと思う気持ちが、必ず引き寄せる。
これが大切です。
ずっと想うと必ず手に入る。


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ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー展 @オペラシティギャラリー [君にARTを!]

※NO NAMEさんからの書き込みで、確認しましたが・・・。

 Tokyo and My Daughter

 ホンマ自身が娘の成長を記録した家族アルバムを思わせるタイトルだが、実際は異なる。
 少女はホンマの子供ではないし、さらに少女の家族が撮った写真
 (いわゆるファウンド・フォト found photo=見いだされた写真) の複写も混じり込んでいる。
 こうして見る側の先入観や期待は巧妙にずらされ、やがてはっきりと揺らぎ始める。
 しかし時代の空気のようなものは揺らぐことなく、明瞭に浮かび上がる。

とのこと。
曖昧のUPは、失礼なので
咀嚼のし直し。
指摘ありがとうございます。また飲み込み方が変わる。



自己中心的な部分もあるかもしれないが、恐れず書く。

先日、オペラシティにて「ホンマタカシ ニュー・ドキュメンタリー」が開催されているとのことで、
平日の昼すぎ、娘と出かけた。
近所の美術館としては、最良で最愛な場所のオペラシティギャラリー。

フライヤーに、おかっぱの女の子が撮影されていて。

もはや、その子どもの愛くるしい姿だけでも、
何か自分の娘への慈しみも感じてしまう部分がある。

それは先日家族で見た「未来ちゃん」@パルコギャラリーでの写真展でも同じ気持ち。

娘は未来ちゃん同様、小さなこどもの写真を見ると
「りーちゃん!」と自分だと主張するように指差すが、
それは未来ちゃんであり、フライヤーの娘でもある。
本人では当然無い。

でも、そんな光景が見たくて足を運ぶ部分もある。

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小さな子どもの日々の生活は、刺激ある生活だとは想うが、
異空間に手っ取り早くいけるのが美術館で、
TPOを養うのに、とてもいい場所であったりする。

娘を美術館・博物館に連れていくのは、恒常化していて。
1歳9ヶ月の赤ん坊に何がわかる?のではなく、
逆に、僕らが想像もしないようなリアクションをする。

それは美術や芸術に対して、感じる場所や角度が違うからであり、
その角度は体感したり、見たりしないと養われない。
まぁ、養う必要もなく感じればいいのだが。

歩き始めた娘の、歩行距離は飛躍的に伸び。
親の体は少しだけ楽になった。

ギャラリーでベビーカーを預ける。
ベビーカーに乗ってる視点は、歩く視点と変わらない。
そんなに大きくない美術館では、歩いてもらう

見上げながら興味の対象を模索していく。

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ギャラリーに入るなり、2度。
「手を繋いでください」と厳しく言われた。
少し「?」ときたが、「怒られちゃった」と笑ってみせた。

写真は子どもの手の届かないはるか上なのに、手を繋ぐのは、作品保護のため?
周りの迷惑防止のため?

平日の昼間。
客もまばらすぎる館内で、1歳9ヶ月かトコトコ歩くだけで、迷惑になんのか?
それがルールのなのか?と何か表現できないムラムラ感が残る。
「皆に言っています」とでも話すのでしょうか?

他にも、このギャラリーには「M」の展示室と。
床から少し高く、作品が展示している。

こどもには「もってこい」のテーブルのように。

学芸員だかSTAFFは、もうこどもがいるだけで、
コッチをしきりに気にし、作品に手をつかないかどうかを
凝視している姿が見えた。

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冊子には「自由にみて」と書いてある。
その自由とはなんだろうか?

空間としても。
非常に見ている側としては、興味を探られるようで、
凄く写真展としては、くすぐられる部分も多かった。
「TRAILS」然り、家族の肖像が並ぶ写真然り。

TRAILSでは、娘がジーっと見続けて。
何枚も何枚も繰り返し見ながら、その角度を探しているのが
印象的だった。

「M」もそう、その写真に写る「映写」したかった部分を
無知な自分は、掴みきれないが。
娘は、興味本位でその入り口を探し続け。

入って最初の空間では、次第に娘は数多の女の子の写真に
ついに「りーちゃん」ではないと気付く。
表情の感じで汲み取れる。

得るものは大きかった。

人それぞれ、作品に触れれば価値観が揺さぶられる。
テストをされてるみたいなものでもある。

そこに100歳も1歳も関係ない。
それぞれの価値観。

静かな空間で静かに見るもの。
というのも、その人の楽しみの価値観だし、
話しながら同行者と真意を探るのも同じ。

そういう価値観を縛るルールは芸術の場では
緩くしないと、表現者の本意を汲めない部分が多くあると感じています。

誰かの観覧方法を強制することが正しいのか?ということです。

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抱っこしてみても、手を繋いでみても、1人で見ても。
見方は変わります。
大きなものは変わらないかもだけど。

NYのMOMAも含め、作品を管理する側も、
最低限の観覧客のマナーを信じてる部分があると想います。

日本の美術館にはそれが少ない。

学芸員だかSTAFFだか。
もう「子ども」という括りの見方が、まるで「無理解者でしょ?」のような観点で、
その場にいるような気がしてなりません。

何か無理して、連れてきてないし。
別に招待券で見てるわけでもない。

親の意思で、親の考えで同伴させていて。
責任を以って、その場にいるわけで。
久し振りにこういう機会に遭遇してしまったのも微妙だった。

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馬鹿なボクが。
ホンマタカシの真意を捉えてるかは、それは怪しい部分がある。
実際指摘を受けて、露呈しているわけだし。

じゃぁ、その他の大人の観覧者はどうか?

確かに未熟では在るが、小さな子どもも、
作品に向き合う観覧者であり極端かもしれないが、差別的な見解はやめて欲しい。

観覧料という縛りがあるなら、同じ額払ってもいい。
それぐらい、同等で美術に逢いにいくのだから。

久し振りに現代写真の第一人者の写真を見たが。
日常の風景なのに、愛らしく美しいと思えてしまうような。
そういう感情が芽出る優秀なツール「こども」。

ホンマ氏の娘という見方をしていても、結果違ってもその評価は変わらないし、
逆に自身のこどもではないということで、何ら違和感を感じる部分がない。

自分が、写真を撮る側にあったら、娘がいる以上。
自分の娘と同じくらいの娘を被写するときに、何か自然なものになるのかは微妙だ。

そういう感覚を得ると、親になったんだという気持ちになぜか繋がる。
こんな場面で想うのも不思議だと、書き直しながら想ったが。





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『オープンスタジオ&中間発表会「匣」』@3331 Arts Chiyoda 地下104号室スタジオ [君にARTを!]

平日の秋葉原は混雑で、そういえば電気街も含めて
秋葉原を歩くのは何年ぶりだろうと想いながら歩く。

御徒町と秋葉原の中間。末広町。
http://www.3331.jp/

急に開けた場所では、高校生が写生したり。こどもが駆け回っている。
小学校の跡地利用としては、四谷と同じ。
このような空間の有効利用=ARTというのは、
非常に今はポピュラーになっているけど、とっても敷居が低くて愉快。

以前NEW YORKのSOHOに行った時に感じたような、
無機質の中に、ドキドキさせる高揚感が混じる不思議な空間。
簡単に言うとARTの匂いというか。
オシャレだなぁーとかではなく、何か得体の知れないものに出会う確立が
非常に高い、事故率が高い感じ。

今回、凛々子と「オープンスタジオ&中間発表会「匣」」へ
以前からBLOGを通じて交流もあり、
またBLACK STONE CITYではこけしもお願いした「kurohani」さんと初めてお会いした。
橋村至星さん=kurohaniさんなのであるのです。

色々館内を案内・説明してくださったり、感謝です。
横浜でも、同様の作品の制作過程を覗かしていただいたりと。
当人不在での作品鑑賞は何度もしたけれど、
顔を合わせたのは初めてでした。

制作中なのに、散々邪魔をして帰ってきました

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『オープンスタジオ&中間発表会「匣」』
会期:2/16(水)〜2/20(日)
時間:12:00〜19:00

参加作家
松岡友、橋村至星、渡邊トシフミ、藤城光、坂本光三郎、田口有希、高安マム、松尾宇人

3331 Arts Chiyoda 地下104号室スタジオ
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田6丁目11-14
tel:03-6803-2441 / FAX:03-6803-2442 / E-MAIL:info@3331.jp
時間:12:00〜19:00 (水)〜(日)
アクセス:東京メトロ銀座線末広町駅4番出口より徒歩1分
千代田線湯島駅6番出口より徒歩3分
JR御徒町駅南口より徒歩7分
秋葉原駅電気街口より徒歩8分

広い広い廊下を駆け回る凛々子が楽しそうでした。

ボクも色んな作品を見て。
表現する人の闘争心のようなものが垣間見れて凄く刺激に。

最近、こういう感じが無かった分。
いつもそういう空気の中で生きてることが、
橋村さん始め、ビンビンと感じる、まさに匣(はこ)の中でした。

橋村さんと別れ。
ふと売店の中に「たか丸くん」が見え。
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/hirosaki400th/blog/index.html

そこに、TSUGARU ROYALが!

TSUGARU ROYALとは、ボクの中の林檎ジュースの概念を
ブチ壊した最高のリンゴジュース。
その瓶のデザインを秀逸ながら、味も最高。

凛々子が昨夏、生まれて初めて飲んだリンゴジュースでもあります。
それがまさか東京のド真ん中「千代田区」に(笑)

感動でした。この売店のSTAFFさんがたか丸くんLOVE!とのことで、
弘前にまつわる商品を多く置いてるとのこと。

BLACK STONE CITYの展示会では、
このTSUGARU ROYALを飲める機会を作るつもりです。
(しかしながら黒石産ではないんですけどね(笑))

橋村さんにも会え、なんやらAKB文化にも触れ。
のんびりした1日。
岩本町から帰宅。

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カール・ハイド展 @ラフォーレミュージアム原宿 [君にARTを!]

いつから、8月の終りがセンチメンタルじゃなくなったのだろう。
8月の終りも。
終戦記念日を超えるとジリジリとした暑さは徐々に薄れていく
そんな気持ちも忘れてしまったようで。

キディランドが改装をする。
いつのまにか、hhstyleはなくなってしまったようで。
キャットストリートの移り変わりもまるで、
四季の訪れのように。

そんなことも知らずに、娘と散歩に出かけ。
ラフォーレの交差点で。
ふとラフォーレを見上げると。

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UNDERWORLDのカールハイドの個展。
さほどUNDERWORLD!!というような人間でなくても、
面白そうだからということもあり、ラフォーレへ。

暑さに負けず、眠ってしまった9kgの娘を抱えながら。

こじんまりとした個展であった。
さほど「!!」という印象ではないものの、
映像での創作風景は、見た目の印象とは違い
とても緻密で、地味なバランス作業というのが伺える。

作品の感想を述べよ。
といわれたら、「素晴らしいバランス」と答える。

それぐらい、絶妙な色の置き方だった。
少しずつ書き進める中で、バランスや調和を伺える。

寝ていた娘も起きて。
最後の見たハチ公バスの景色とはまったく違うことに
瞬時に戸惑い、時間をかけて受け入れ。
「あ!」「あ!」と赤の目立つ作品を指差しては、楽しそうにしていた。

作品数が少ないので、何度も巡回し。
よく咀嚼をしながら楽しんだ。

見ごたえ抜群とはいえないが、暑い東京の異空間としては十分だった。

ライブペインティングが主眼だったようなので。
その作品は鎮座していましたが、大胆。

暑い照り返す表参道と明治通りを通りながら。
最後と言われたキディランドで。

最近しきりに口にする「ワンワン!」に促され。
大騒ぎする娘にスヌーピータウンでスヌーピーを買い。
ぐるぐると買い物をしながら、のんびりした平日の時間過ぎる。

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ロトチェンコ+ステパーノワ「ロシア構成主義のまざなし」 @東京都庭園美術館 [君にARTを!]

ある晴れた昼下がり。
9ヶ月の娘と家で2人っきりは、間が持たないいつもの時間。
山手線で、目黒。

東京都庭園美術館へ。

少し汗ばむ陽気の中。
どうしてか、やっぱり人気者の娘は女子高生に声をかけられるも、
なんだかその応対が面倒くさくて、聞こえないふりする男、大人、父親一匹。
愛想笑いの娘。
モテ。

目黒から木陰なくビル通りを進み。
ペットボトルをおもちゃ代わりに与え。
涼も同時にどうぞ。

9ヶ月の子どもに見せても。
理解とか興奮だとかそんなもん伝わらないのがわかっていても。
やる前から「出来ないから」「わからないから」とやらないことがキライな性格故。
当然、2人で突き進む「ロトチェンコ+ステパーノワ「ロシア構成主義のまざなし」」

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初めて行く美術館ですが、ド平日の昼。
マダム率高し。

ばっくりな知識な中で、合間見えたロトチェンコ+ステパーノワ

感想としては、批評にもあった部分に近い。
「ロトチェンコのポスターや雑誌のデザインは、現在の私たちの目から見ても新鮮に映ります。
 ロトチェンコは、まず制作に必要な要素を最小限に絞りこみ、その要素を元にデザインしました。」

最小限、線一本から始め、線だけでデザイン画を起こす。
形は抽象的でありながら、最小限で理解できる確実なもので、
線だけでこれだけの造形とこれだけの表現が出来るものかと感心する。
極端な話、定規とコンパスだけで成り立つイメージに近い。

殺風景な構図であっても、近くで見ても遠くで見ても、
殺風景な中の、インパクトの大きさは素晴らしいし。
ありきたりでありながらも、これだけ堂々としていれば、
作品として成立してしまう大胆さもあった。

どこか、このソビエト連邦の社会主義的な風合いが残りつつ。
現代に通ずる印象のデザインの数々は、古くさくもあり今だから、
斬新に見える部分も見えるから不思議だと想う。

ユニフォームのデザインも、こんなもんでいいのか?!と思いつつも、
無駄な部分を剥ぎ、ガチャガチャしてしまう寸前で綺麗にまとまっている感想。
あと一本線が多ければ、バランスが悪いし。
これはやってる当人はなかなか抑制しにくい部分なのではないかな?とも感じました。

うちのりりこさんは、本当にこういう美術館ではとても静かにしてくれて。
時々、アバンギャルドな色を見ると本能で手を伸ばしますが、それぐらいなもんです。

絵を見ながら、これは黄色やら、これは・・・とか説明をするんですが、
今回はなぜか、ソ連の略称「CCCP」という単語をいたく気に入り。
「CCCP!」と言う度にケタケタと笑い。

一緒に観たかった大きなポスターを観て数分後には、夢の世界に旅立ちました。

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外出時は、本当に両親が起きてて欲しいときには、必ず起きてるし。
惰性な時間や移動の時間は寝ます。
必要最小限の感じは、ロトチェンコです(笑

贔屓なんでしょうがね、助かります。
せっかく出かけて、「おいー!寝てんのかい!」というのは、バカバカしいですから(笑

ロトチェンコを知るキッカケでもある、
「レンギスあらゆる知についての書籍」のポスター。

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これ、見る人が観たら。
「フランツ・フェルディナンドじゃん」そういうことです(笑

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そして、夢の世界に旅立ったりりこさんに、「CCCP」のキッカケになったエコバッグを
買ってあげ。
更に、新宿のGAPで散財して帰宅!

非常に優れた作品展でした。
興奮しました。
一本の線の無限の可能性というか。
そういう感覚。

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泉谷しげるコミック展『マンガは爆発だ!!』@新宿高島屋 10階美術画廊 [君にARTを!]

とかく忙しい。
忙しいという言葉は、言い訳がましく聞こえるし。
時間は作るものであって、流れてくもんでもなければ、浪費するもんでもないわけで。
でも忙しい(笑

先日、娘の保育園デビューが早々に決まり。
新宿へ必要なものを揃えに、また娘の壊れたジャンパーのボタンを探しに。

新宿高島屋もベスト電器が消滅し、(ベスト電器は会社自体が消滅しかかってる
ようだが・・・・)憩いの場、HMVまで撤退をしていて。
本当にハンズぐらいしか行く用事が無いわけで、ユザワヤがテナントに入ってからは、
よりDIY志向高く、百貨店ではもはや無い感じがしております。

そんな用事を済ませようと、エレベーターの催し物コーナーに。

『泉谷しげるコミック展『マンガは爆発だ!!』
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泉谷しげる?
コミック?
マンガ?

まったくわからねぇ(笑)ということで。
覗きに。

これがまた空間を無駄に使った展示ではあるのですが。
久し振りに衝撃というか。

「?!ぬな?!」な気分に。
それがこれ。

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「爆裂都市」のスケッチ。

このマンガ展。
実に泉谷らしいというか。
動画はNGだけど、静止画(写真)はOKという、実に寛大。

壁にはところ狭しと過去のスケッチに、大型のキャンバス。
ギターに。
そして、いつのまにか、泉谷イチオシになっている「うびょーとん」の数々。

泉谷しげるの大体こういう美術的な感覚は、
BURST CITY然り、狂い咲きサンダーロードで周知の通りで。
独特な世界観。
現代21世紀でも異質でありながらセンセーショナルな感じを
継続している源流となれば、それもまた受容しやすい。

「うびょーとん」
一見コミカルな感じは否めないが、人間くさい感じが非常にいい。

見ていても色合いは実に太陽のようだし。
80年代の頃の混沌として、SFな表現から。
何か地底から這い上がってくる蝉のように。
作風の急激な変化や、その過程の無視さはまさに泉谷しげるです。

壁かけの小さな作品を購入した、少し中年のマダムは。
どうみても、泉谷しげるとは関係なさそうでしたが、
「非常にいいわー」を連呼してました(笑
作品は概ね値段がついていて。
ボクもコレが欲しかった・・・・。
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SOLDしてなかったら、間違いなく買ってました・・・。

正直、じぃさんのひまつぶしにしては、手が込んでるし質も高い。
肩に力が入ってる部分と、そうでない部分の緩急が、
見ているほうにも感じられるので、だらけた気分でも色んな気持ちになれるもんだなと。
そう思いました。

気にしなかったのか、ならかったのか。
泉谷しげるの音楽は、場内響いていませんでした。
攻撃的で、棘があり。
緩みの薄いメッセージが篭る分。
あの会場には似つかわしくないと思う反面。
それも俺だと言い切りそうな、よくわからないONとOFFです。

音楽とは少し距離がある感じ。
なんだかメディア受けしている泉谷しげるの雰囲気が会場に漂います。

ただ個人的にはなぎ倒す。
セールスは度外視してる感じの泉谷しげるが好きです。

正直、新しいアルバムは、聞きましたが。
音にこりすぎたのか。
もっとガシガシしてる昔のあの感じとは、
まったく違う音に戸惑いが遮り。
クリアーに聞こえてしまう感じ。

陽だまりのような。
テレビの中の泉谷しげるが混ざっているというか。
冷水と温水が交わってしまっているというか。

少し前の凶暴さであったり強引さは、薄くなっている印象を更に受けた
個展でした。

気付いたら、明日までのようです。
入場無料。
そして、手書きでありながらあまりの安価のグッズは垂涎です。

我々が行ったのは随分前ですが。
運がよければ、かみさんが書いてた「リリコップ」に逢えるはず(笑
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ジョン・ルーリー展 ドローイング @ワタリウム美術館 [君にARTを!]

私の敬愛するH&Mの、H姐さんのとこで。
ジョン・ルーリーの記事があった。

個人的には、「ジョンルーリー」と聞くと、
「ダウンバイロー」な曖昧な時期の曖昧な知り方。

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それでも、あの「ジャック」が絵描き?!
それも日本で個展?!となれば。
ザックな気分で、行きますでしょ、ワタリウム美術館。

高校生の頃、一番憧れた場所「ON SUNDAYS」
今回初めて訪れたが、ここで後悔というか溜息というか。
なぜ、ボクは些細な電車賃を払わずに。
この興味を諦めたり、曖昧にしてしまったんだろうと。
頭ガッツーンやられた気分で、勿体無いことをしたと痛切に。

天井高く。
そしてその空気に触れただけで。
何か特別な瞬間が訪れそうな期待感になってしまう空間でした。

そして、その階上に数多のジョンルーリーの作品。

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正直に言うと、本当にステキです。
絵のタイトルから絵を描き始めたのか?
絵を描き始めて、タイトルが決まったのか?

ニワトリが先か?
タマゴが先か?のように。

そんなことを思いながらも、タイトルを見ればその絵がそのように見えるのが
不思議でならない。

それでいて、混ざることや潰れることを恐れない。
素人目で見たら、この絵の具とこの絵の具が混ざったら汚い色にしかならないでしょう
という固定概念が完全に置き去りにされ。

その大胆かつ、繊細な色身が魅了する。
H姐さんが、ボクと出逢った頃に言っていたが
「所詮、印刷はドットの集合体」
この言葉は絵を見る上で、非常にスリリングな気持ちになれる。

前に、H姐さんもBLOGに書いていたが、
原画の魅力は本当に素晴らしい。
図録も買ったが、図録はやっぱり所詮図録で。
ホンモノの存在感やその場で感じた感覚であったり、気持ちであったりを
思い出すことも難しい希薄なものに感じたのは、今回が初めてでした。

2階・3階・4階とフロアを重ねても、またなんだか途中下車したくなるような
もう1回見ようの繰り返しの中、眠りから覚めた娘に。
象やバッファローなど動物の絵を説明しても。
気付けばキラー通りを眺めている始末(笑

でもその視線の先には、見たことのあるデザイン。
それはキースヘーリングでした。
ビックリしました。
キラー通りの一角に。
(調べたら、その建物は昔のON SUNDAYSだそうです。)
にしても、少なくても就職して10年近くこの道を通っていて。
まったく気付かない自分って、一体・・・・・(苦笑

ジョンの作品を目の当たりにしながら、
意志を持たない水は、大胆な背景を生み出し。
そこに精密な計算を要さない色の置き方が。
背景をまた違う色に変化させて。
そこに漂う絵の本質は、近くで見ても大胆で。
遠くで見ると繊細という、新しいボクの中での発見でした。

5月16日までの長い会期なので、ワタリウム美術館は1度
入場料を払えば、何度も見れる仕組みなので、
今度は家族ではなく、1人でベルリンでのLIVE映像がこだまする
会場を1人のんびり散歩してみようかと思います。


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