ロトチェンコ+ステパーノワ「ロシア構成主義のまざなし」 @東京都庭園美術館 [君にARTを!]
ある晴れた昼下がり。
9ヶ月の娘と家で2人っきりは、間が持たないいつもの時間。
山手線で、目黒。
東京都庭園美術館へ。
少し汗ばむ陽気の中。
どうしてか、やっぱり人気者の娘は女子高生に声をかけられるも、
なんだかその応対が面倒くさくて、聞こえないふりする男、大人、父親一匹。
愛想笑いの娘。
モテ。
目黒から木陰なくビル通りを進み。
ペットボトルをおもちゃ代わりに与え。
涼も同時にどうぞ。
9ヶ月の子どもに見せても。
理解とか興奮だとかそんなもん伝わらないのがわかっていても。
やる前から「出来ないから」「わからないから」とやらないことがキライな性格故。
当然、2人で突き進む「ロトチェンコ+ステパーノワ「ロシア構成主義のまざなし」」
初めて行く美術館ですが、ド平日の昼。
マダム率高し。
ばっくりな知識な中で、合間見えたロトチェンコ+ステパーノワ
感想としては、批評にもあった部分に近い。
「ロトチェンコのポスターや雑誌のデザインは、現在の私たちの目から見ても新鮮に映ります。
ロトチェンコは、まず制作に必要な要素を最小限に絞りこみ、その要素を元にデザインしました。」
最小限、線一本から始め、線だけでデザイン画を起こす。
形は抽象的でありながら、最小限で理解できる確実なもので、
線だけでこれだけの造形とこれだけの表現が出来るものかと感心する。
極端な話、定規とコンパスだけで成り立つイメージに近い。
殺風景な構図であっても、近くで見ても遠くで見ても、
殺風景な中の、インパクトの大きさは素晴らしいし。
ありきたりでありながらも、これだけ堂々としていれば、
作品として成立してしまう大胆さもあった。
どこか、このソビエト連邦の社会主義的な風合いが残りつつ。
現代に通ずる印象のデザインの数々は、古くさくもあり今だから、
斬新に見える部分も見えるから不思議だと想う。
ユニフォームのデザインも、こんなもんでいいのか?!と思いつつも、
無駄な部分を剥ぎ、ガチャガチャしてしまう寸前で綺麗にまとまっている感想。
あと一本線が多ければ、バランスが悪いし。
これはやってる当人はなかなか抑制しにくい部分なのではないかな?とも感じました。
うちのりりこさんは、本当にこういう美術館ではとても静かにしてくれて。
時々、アバンギャルドな色を見ると本能で手を伸ばしますが、それぐらいなもんです。
絵を見ながら、これは黄色やら、これは・・・とか説明をするんですが、
今回はなぜか、ソ連の略称「CCCP」という単語をいたく気に入り。
「CCCP!」と言う度にケタケタと笑い。
一緒に観たかった大きなポスターを観て数分後には、夢の世界に旅立ちました。
外出時は、本当に両親が起きてて欲しいときには、必ず起きてるし。
惰性な時間や移動の時間は寝ます。
必要最小限の感じは、ロトチェンコです(笑
贔屓なんでしょうがね、助かります。
せっかく出かけて、「おいー!寝てんのかい!」というのは、バカバカしいですから(笑
ロトチェンコを知るキッカケでもある、
「レンギスあらゆる知についての書籍」のポスター。
これ、見る人が観たら。
「フランツ・フェルディナンドじゃん」そういうことです(笑
そして、夢の世界に旅立ったりりこさんに、「CCCP」のキッカケになったエコバッグを
買ってあげ。
更に、新宿のGAPで散財して帰宅!
非常に優れた作品展でした。
興奮しました。
一本の線の無限の可能性というか。
そういう感覚。
9ヶ月の娘と家で2人っきりは、間が持たないいつもの時間。
山手線で、目黒。
東京都庭園美術館へ。
少し汗ばむ陽気の中。
どうしてか、やっぱり人気者の娘は女子高生に声をかけられるも、
なんだかその応対が面倒くさくて、聞こえないふりする男、大人、父親一匹。
愛想笑いの娘。
モテ。
目黒から木陰なくビル通りを進み。
ペットボトルをおもちゃ代わりに与え。
涼も同時にどうぞ。
9ヶ月の子どもに見せても。
理解とか興奮だとかそんなもん伝わらないのがわかっていても。
やる前から「出来ないから」「わからないから」とやらないことがキライな性格故。
当然、2人で突き進む「ロトチェンコ+ステパーノワ「ロシア構成主義のまざなし」」
初めて行く美術館ですが、ド平日の昼。
マダム率高し。
ばっくりな知識な中で、合間見えたロトチェンコ+ステパーノワ
感想としては、批評にもあった部分に近い。
「ロトチェンコのポスターや雑誌のデザインは、現在の私たちの目から見ても新鮮に映ります。
ロトチェンコは、まず制作に必要な要素を最小限に絞りこみ、その要素を元にデザインしました。」
最小限、線一本から始め、線だけでデザイン画を起こす。
形は抽象的でありながら、最小限で理解できる確実なもので、
線だけでこれだけの造形とこれだけの表現が出来るものかと感心する。
極端な話、定規とコンパスだけで成り立つイメージに近い。
殺風景な構図であっても、近くで見ても遠くで見ても、
殺風景な中の、インパクトの大きさは素晴らしいし。
ありきたりでありながらも、これだけ堂々としていれば、
作品として成立してしまう大胆さもあった。
どこか、このソビエト連邦の社会主義的な風合いが残りつつ。
現代に通ずる印象のデザインの数々は、古くさくもあり今だから、
斬新に見える部分も見えるから不思議だと想う。
ユニフォームのデザインも、こんなもんでいいのか?!と思いつつも、
無駄な部分を剥ぎ、ガチャガチャしてしまう寸前で綺麗にまとまっている感想。
あと一本線が多ければ、バランスが悪いし。
これはやってる当人はなかなか抑制しにくい部分なのではないかな?とも感じました。
うちのりりこさんは、本当にこういう美術館ではとても静かにしてくれて。
時々、アバンギャルドな色を見ると本能で手を伸ばしますが、それぐらいなもんです。
絵を見ながら、これは黄色やら、これは・・・とか説明をするんですが、
今回はなぜか、ソ連の略称「CCCP」という単語をいたく気に入り。
「CCCP!」と言う度にケタケタと笑い。
一緒に観たかった大きなポスターを観て数分後には、夢の世界に旅立ちました。
外出時は、本当に両親が起きてて欲しいときには、必ず起きてるし。
惰性な時間や移動の時間は寝ます。
必要最小限の感じは、ロトチェンコです(笑
贔屓なんでしょうがね、助かります。
せっかく出かけて、「おいー!寝てんのかい!」というのは、バカバカしいですから(笑
ロトチェンコを知るキッカケでもある、
「レンギスあらゆる知についての書籍」のポスター。
これ、見る人が観たら。
「フランツ・フェルディナンドじゃん」そういうことです(笑
そして、夢の世界に旅立ったりりこさんに、「CCCP」のキッカケになったエコバッグを
買ってあげ。
更に、新宿のGAPで散財して帰宅!
非常に優れた作品展でした。
興奮しました。
一本の線の無限の可能性というか。
そういう感覚。
いい感じですね、ここ。
来週、東京に行くので、行けないかな? と調べたけど
目黒でしたか。ちょっと微妙(苦笑)。
by TBM (2010-06-13 00:22)
>TBM様
周りなーんにも無いし、正直庭園もこれ?!
散歩がてらなら・・・・って思える感じなので(笑
色んな意味で微妙(笑
by ルースターズ (2010-06-13 09:46)