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君にロックンロールを!in 津軽 【1日目:東青森~青森】 [君にTRAVELを!]

青森県立美術館を後にして、hanaoくんと逢った。
RSRFES以来だけれど、青森で親戚以外の顔なじみと顔を合わすのは初めてで。

雪の反射する美術館の前で、友達を待つ気持ちは以外とウキウキするもんだなって。
タバコを吸いながら、髪の毛を整えたりして。
女子じゃねぇーのに(笑)

今日はのんだくれっつーことで。

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車でひとまずhanao邸に向かい、奥様と愛娘と顔合わせ。
奥様は非常に凜とした方だなと。
あの旦那にはこのぐらいシャンとした女性じゃねぇーとダメだなと、
まるで我が家や黒崎家を想う。

僕らの様に物やレコードに縛られてる人間は、同じ価値観の女性じゃダメだし、
まったく違う価値観で。

「ボロだから捨てちゃう。」
でもそのTシャツには、すんごーい価値がぁー!って。
そんなことすら気にしない知らないような人じゃないと無理。

という訳で、離婚するときには、2階にあるもん片っ端からオークションで売れば、
ボーナス以上の金額には裕になるから、迂闊に捨てちゃだめだよって言っておいた(笑)

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その後、1時間に1本の電車を乗り過ごしそうになりながら、「東青森」駅。

弘南鉄道以外のローカル線乗るの初めてだわぁーと感慨い深ける暇もなくダッシュで
電車に乗る(笑)

目の前を歩く高校生のカップルを見ながら、「hanaoくんもあんなだった?」と聞いてみたが
そんなわけもねぇーなと思いながら、答えはそんなわけもねぇー答えだった(笑)

青森駅に着き、向かった先は「ナンシー関 大ハンコ展」

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誰も来てねぇーだろうと思ってたんだろうが、無茶苦茶人がいてびびった。

地元出身のナンシーさんではあったけど。
東京開催は見事に逃してしまい、悔しい想いをしたけど、まさかの青森で拝観。

後で気付いたんだけど、新聞はおろかテレビのニュースでもやってたんですよね。
告知。

「青森の人、暇なの?」って思うぐらいの人。
老夫婦に家族連れ、カップル。
版画(板画)=棟方志功というか、青森の人にとっては「彫る」というのは、
ポピュラーな芸術のツールなんだと思います。

あと青森県立美術館でも感じたけど、ミュージアムショップ以外は、
非常に凝った作りで、リピーター本意な感じもした。
1回じゃなくて、何度も来たくなるような美術館。

「青森という土地には、芸術が深く根付く土壌があるんじゃないか?」
それは芸術も含めて、東京と違って変化が激しくなく。
また少ない分、何か目新しいことがあれば柔軟な興味で、
まず見てみようという気持ちになるんじゃないか?と。

興味というのは、入り口だなと感じた。
年齢も関係ない。
感受性が高いというか。

そんな中でのナンシーさんのハンコでしたが、
すったまげましたね(笑)

個人的には、田中邦衛に脱帽。
死ねるほどいいいなぁー、あんなんと思いました。

膨大な数ですが、本当に好きだったんだろうなって。
彫るの描写するの。
色んな人が言ってたけど、今だったらナンシーさんテレビ見ながらなんて言うかな?って。
リリーさんのシモネタを丁寧に返すあの肩透かしなような。
そんな心の身軽さ柔軟さ。

ナンシーさんの作品を青森で見れたことは大きかった。
青森県立美術館に飾ればいいのに。
だって、ウルトラマンの怪獣の原画もあるんだから。
ナンシーさんのハンコがあってもいいじゃない。

青森誇っていい、逸材ですよ。
アングラだけど。

そこから、「さくら野百貨店」の脇の、塩羊羹には目もくれず。
hanaoくんの勧めで、ラーメンを喰いに行く。

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「味噌牛乳カレーラーメン」
hanaoくん曰く、「高校生の頃札幌ラーメンってこのことだと思った」と(笑)
店の看板札幌ラーメンだしね(笑)

青森B級ラーメン?!と思ったけど5軒しかないそうです。このラーメンが食えるとこ。
中途半端。

店内は普通。
でも店で注文する人は「味噌牛乳」「カレー味噌」と、微妙にアレンジしておりました。
当然ここは、「味噌牛乳カレーラーメン」

で、ビール。
つまみにキムチ食ったけど、このキムチが妙に美味くてびびる。

さて、店の看板には
「味噌のコク」
「カレーの刺激」
「牛乳のまろみ」

ふんふん。
ってことで。
食って見たけど。

非常にうまかった(笑

看板どおり。
味噌味の中に、カレーのスパイス。
んで、尖りを抑える牛乳。
でバターで更にコク。

デブな感じもするけど、さほどこってりではなく、あっさり。
意外にするする食える。

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青森市では、一番オススメ。

その後市場に行って鮭とばを買って喰いながら、「アスパム」に行く。
っつーか食うしかやることねぇ。

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市場で鮭とば¥500を叔父叔母にお土産で買ったが、非常に柔らかく美味いと評判だった。
東京で買うと硬くてどうしようもないもんが多いが・・・。
北海道展とかだと、¥1000で非常にうまいのがあるけど、その感じ。

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最初に買ったのは硬かったけど、お土産のは¥500でやわらか。
お店の人に、キチンとオススメを聞くのがいい。
青森の人は優しい。
金にがめつくないから、良い物はちゃんと教えてくれる。

素直で美味いもんを提供してもらう紳士な感じが良い。

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「アスパム」では、ホタテを喰い(散々食ってるね)、その後電車で弘前へ。

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(これで¥100♪)

弘前に行く電車は、酔いどれ電車だって、hanaoくんが言うからさぁー。
BEER持って行ったら、座れねぇーし。
当然、電車は揺れるし。
でもまぁいいやって思えるぐらいな酔い。

酔いどれ電車つってたけど、飲んでるの俺らしかいねぇーし。
hanaoくんに完全に騙されたね(笑)

「こいつらなんで酒飲んでんだ?!」みたいな痛い視線びんびん(苦笑)
んで、鮭とば臭いし、俺ら(笑)

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そうやって、奥羽本線に揺られるのです。
ようやく座れたら、うたた寝(笑)


(番外編)
青森市唯一心残りの店
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君にロックンロールを!in 津軽 【1日目:青森県立美術館】 [君にTRAVELを!]

弘前下車を青森下車に変えた理由が、「青森県立美術館」

約10時間の高速バスの旅路。
19日に東北に降った少し早目の雪は、岩手からの景色を銀色にしていた。

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あおもり駅に降り立つと、賑わいはなく。
商店も開ききらない朝を感じながら。
ローカルバスで青森県立美術館に向かう。

せっかく何も考えない旅ならば、せめて地方の芸術を。
津軽の民芸を改めて見たいと。
青森の芸術家の渾身を焼き付けたい気持ちが強くありこのタイミングを逃すまいと。

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駅から少し離れ。
周りの雪化粧と同じように。
建物の下に行けば。
更に白い流線型が空を遮り、雲を白の天井が切り取る。

降った雪が誰に踏まれることなく蒸発する刹那な時間。
息の白さにたばこの煙二乗。

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外観に辿りついただけで、今日ここに来て良かったと思える安堵。

館内は綺麗で天井がどこまでも高い。
そして雪で覆われた旧緑園もまた続く。

この広さを以てすれば、子供たちもまた美術館の存在を忘れないだろうし、
何かの折に美術館に行こうでもとなると思う。

シャガールが迎えてくれる始まりだが。
むしろシャガールは、青森県民のためのものであろう。
ボクらのような青森を感じに来ている人間には、そのシャガールの存在など無くてもいい。

ほとんど横目で。

小難しい美術芸術の中に、誰もがわかりやすい絵本の1ページのような。
メッセージを無視してしまえば、小さな子供にも印象深く残る「奈良美智」の作品群。

あの女の子。

でも少し奈良美智の作品楽しみにしてたんだけど。
なんだか、ぐっさりこなかったのは、随分奈良作品も目の当たりにしてるのとそれ以上に、
誰という限定ではなく。
「青森県立美術館に何があるのか?」という興味が強かったこと。

奈良美智の作品という足がかりは、足がかりでしかなく。
この後、ボクは寺山修司の生い立ちなるものをのんびり眺めては、気持ちの高揚に向かうのです。

奈良美智を見るにあたり。
ボクは美術館に入る前からラモーンズを爆音で聞きながら。
奈良モードに入ったのですが。
奈良作品を終えて、寺山修司を見る頃には、浅川マキにしてみたり。
なんだかそんなことですら楽しみを持ってみたり。

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しかしながら、奈良・寺山よりも何より印象深かったのは民芸。

民芸という田畑耕す人の営みだけでは食べることが難しい季節の厳しさの中で
生まれた営みの手段。
時間を惜しまず手間のかかった仕事であり。
その仕事は、日用品や日常を昇華して「民芸」という芸術の頂きに上った。

青森のはそういった民芸が色濃くあり。
その一点一点が、絢爛でありながら使い込まれた味のある物だった。

綺麗な装飾な訳ではないが、確実に手間と苦労が入っている美しさであり。
芸術品にしようとして、作成するのではなく。
その物を愛しく想う気持ちがこめられてる気にもなる。

子供の頃から祖父母の家で見たようなものばかりだったが、
それとは違いその質の高さには、うっとりしてしまう。



そして棟方志功。
BGMは既に高橋竹山に切り替わり。
津軽三味線の嵐の中、あの板画を見ると、気持ちが高揚してくるのです、不思議と。
真っ直ぐで深く、答えを1つとせず。
幾つもの選択肢を自分に課しながら、形にする作業の結晶。
また、いつも見るのは色が綺麗についているものが多いが。

今回見た作品は、完全に濃淡の世界。
この濃淡の世界は、後日板画の世界と青森の風景が
とても一貫性と説得力があるんだと勝手に解釈するに至る。

「太宰を散り巻く画家達」
というコーナーでの「小館善四郎」の絵は本当に衝撃だった。
(太宰の「津軽」は結局読みきれなかった・・・(苦笑)

深く淡かった。
絵、全体に思うことだけれど、全体的にトーンは暗い。

なぜ暗いのか?とも思ったけれど。
冬の時間と夏の時間では、青森の人の過ごし方も随分異なると思う。
それが現代でなければ尚更で。

雪深い景色に身を置き、絵を描く時間も夏の日に比べれば、
家の中に閉じこもる冬の日の方が長くなると勝手に想う。

冬の寒く雪深さと薄暗い空間。
今回の旅行でもそうだったが、雨や雪は落ちずとも分厚い雲が上空を覆い、彩かな光は射さない。
津軽はこんな天気だよと言われた。

曇り空とも違う印象の雲。

そんな中で林檎の収穫も終わり、木々を染めていた赤のドットも。
きれい残らず収穫され拾われ。
山の畑の景色も変わり。
冬独特の沈んだ色合いの中に。

気持ちも晴れやかとはいかない。

発光するかのような鮮烈を思い浮かべるなら。
やはり「紅」林檎の赤。

小館氏の絵は津軽そのものだったんだと、そう思ったのはその後のことで。

この時には「暗い色の中の発光」という解釈程度でしかなかったが。
翌日、車に乗りながら。
景色に目をやると。不意に小館氏の絵を思い出したわけであります。

檸檬と林檎。
そしてそれを包む、淡く荘厳さも兼ね備えた静かな色。
檸檬と林檎が、まるで暗闇に灯るろうそくのような美しさと明るさを放つ。

「赤衣少女」も静かに燃ゆる火のような静けさと美しさがあったので、
本当に釘付けになってしまった。

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そしてまさかの澤田教一(沢田教一)に驚いた。
澤田教一が青森出身にも驚いた。
そして寺山修司と同級生だというとことか(苦笑)

あの空気。
あの圧迫に緊迫。
見るものを圧倒するのは、空間の切り取りと言うよりも。
その場所に連れて行ってくれている。
それもその時間軸へも。
悲惨な写真ではなく、何気ない写真がそういう空気を含むのだから。
戦争というものがいかに特別な空間で空気になることが、見え隠れする。

決して死体や川を渡るベトナムの人の写真ばかりじゃない。
街でアオザイを着る美しい女性の写真や子供の笑顔。
悲惨さだけではなく、その場所にある喜怒哀楽をいかんなく切り取った写真が飾られていた。

また沢田教一と言う人は、何気ない仕草であったり、恐怖や悲惨な中に咲く花のような瞬間を
見逃すことなく、残した写真家だったと思う。

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来年、小島一郎の写真展が行われるそうだが、非常に見たい。
小島一郎の写真は見た瞬間に飲み込まれます。

あんな写真みたことが無いです。
芸術だとか瞬間の切り取りだとかじゃなくて、改めて写真はセンスであり。
瞬間を見逃さないというよりは、その瞬間に立ち会う運命があると。
そう思ったりもします。

街に溢れる日常を切り取ることよりも、より過酷な環境や生活の中で、
その生活が本当に瀕している切迫を感じ、またその写真が過酷さをよりリアルなものにする。

のほほん風景など吐き捨てるかのような。
荒波のようなフィルムがあったと思うと、本当に見たかった。
写真集もしくは回顧展によるパンフレットを手に入れたいと切望しています。

そんな時間を過ごし。
外に少しばかりの光が射すようになると。
白かった雪は強く光を撥ね退け。
身体を突き刺します。

思ったほどの寒さも感じず。
そして、ここが青森だという実感を常に感じながら作品を見て。
沢山の気持ちも貰えました。

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とても有意義な時間であったとともに。
このような季節に来れたのもまためぐり合わせかなと。
上着を羽織り、ミュージアムショップに行くと。

そこは何度回っても、面白くも特徴もなく。
とても残念でした。
あれだけの気品と三内丸山に隣接し、歴史と今を表裏にしている中で、
改めて、「青森」の人がお金に執着が無いということを感じたりもしました(苦笑)

奈良グッズはおそらく東京でも買えるでしょうし、弘前のharappaの方が品揃えも良かった。
棟方もやはり、記念館の方がよりあるのでしょう。
寺山グッズにしても然り。
ほとんど何も買わなかったが、買わなかったんじゃなくて、何も無くて買えなかった感じ。

県外の人向け、それは足を運んでその場所にある絵画を感じる人向けではなくて。
偶然来た観光客や地元の人用に近い感じ。

ここで売らなくてどうする?!ここでお金にしなくてどうする?!という気持ちもありました。

民芸のような気質ではなくても。
美術館の入館料以上の得たものがあった分。
やはりミュージアムショップで散財出来るほどの作品展示内容なのだから。

その点だけは残念極まりなかった。

また館内スタッフが多くて、常に監視されてる感じ。
ブルックリンに行った時というか、あの感じでは小さい子供たちが、
本物を目の当たりにしながら芸術の授業に興じることが出来るのかな?と思ったりしたけれど。

シャガールは、そう考えると自由な空間で自由に芸術に触れるには、
大きな作品が望ましいとそうも感じました。
学習施設としても、随分と品のある感じかもしれない。

ただボク的には、シャガールなんかより優れた地元の芸術家の遺産の方が、
何倍も自分たちよりも近くに感じれて。
その中から地元を愛しく感じることが出来ればいいんじゃないかな?とそう思いました。

金沢21世紀美術館もステキだったけど、この青森県立美術館もまた。
地元の息吹の真ん中に立つ素晴らしい場所だとそう思いました。
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君にロックンロールを!in 津軽 [君にTRAVELを!]

天気は、雪予報。
何も無いから、何もしない。
凄い理屈だけれど、それもまた正論。
昨年の今頃は、HAWAIIでしたが。
今年は津軽に足を向けます。

墓に花を手向けたいのと。
また自分も津軽の空気を感じたいと思ったので。

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青森の「黒石」に水曜日まで行ってきます。

父の故郷でありますが、18歳の時に父は津軽を出て。
東京で生活を始め、45年。
「望郷の念にかられる事はない」と言いながらも、
テレビで「青森」と言う文字を見ると、必ず手が止まるのを知っています。
厳しくも優しい父親の姿を見ていると、この人の育った街の景色を想い。
本当に厳しくて優しい津軽の風土にも似ている気持ちになります。

法事や幼き頃の里帰りという名目以外では、初めての青森です。
ボクに優しかった祖父は、早くに亡くなり。
祖母も、3年前に他界。
縁は叔父と叔母。
しかしながら、叔父も叔母も快くボクを迎え入れてくれて。
感謝しています。
散々ビール吞んできます。

夏の大阪は、YAHOOで圧倒的且つ適当に記事にして終わりましたが。
今回は、帰京したらゆっくり記事にするつもりです。
リアルタイムは、またもやYAHOO BLOGで。

しかしながら、色濃く。
津軽に抱かれた気持ちは、後日確実に記事にしていきたいと思います。

それでは、次回は「君にロックンロールを!IN津軽」で会いましょう。

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(うちのビッグボス)

へばっ!
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NEW YORK’s SOUVENIR Vol.1 [君にTRAVELを!]

Thank you for readingってことで。

翌日のボクらは朝早く起き。
東洋の人間に、「韓国人みたいで可愛い」と言えばいい
と、思ってるおっさんの作った朝食を詰め込んで。
少し見慣れた景色とさようならを。

朝7時。HISの車でニューアークに戻り。
来た空を戻り。
そして、SHINJUKUへ。
カバンには膨れ上がったお土産を抱えて・・・・・・。

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BLONDIE vintage badge

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FUCKINTOSH CD

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KAWASAKI vintage buckle

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WTC emblem

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WTC key ring ( To a younger brother )

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Andy Warhol's plate of the butterfly

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Andy Warhol's plate of Marilyn Monroe

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Obama badge

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Fred Perry

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empty can of the beer

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MY WIFE IS 「R」

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STAR TOURS STITCH

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ELVIS STITCH PIN

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MY WIFE NAME IS LIKE A Leia Organa

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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~4日目(番外編)~ [君にTRAVELを!]

「なにか大事なものを手放すことになるときって
 その代わりに違うなにかを手に入れるとき、ってことが多い」って。

そう言われた答え。
「NEW YORKで出逢えた」と思って止みません。

のんびり歩いて太陽も隠れて。
仁美さんのお宅へ。

TRIBUTE TO 「ランドリー探訪」

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 THANK YOU HITOMI YOSHIDA




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THANK YOU Mac02





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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~4日目(後編)~ [君にTRAVELを!]

実はこの日はコニーアイランドまでは予定を決めていたが、
それ以降の予定は未定だったのでした。

地下鉄にて会議。

でも、コニーアイランド。
NYに行って場末に遊園地で遊ぶ贅沢。
非常に、贅沢を実感しながら(笑)

向かった先は、自由の女神。

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一番近い駅まで向かえば、真近に女神を抱けると思い。
地下鉄を乗り継ぐが・・・・。
自由の女神って、NYの Ms観光なんですね。
一番近い場所からフェリーに乗らないと膝元まで行けない。
ガイドブックを持っていったはいいが、ほとんど見てなかった分。
そういう位置関係が曖昧(笑)

バカな写真を数枚撮って。
すぐ近くの国立のインディアン博物館へ。

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ネイティブの織り成す美しさと気高さは昔から興味があったし。
侍時代の日本の絢爛たる江戸文化の反面。
アメリカという名前以前の文化の聡明。

いざ見ると、言葉に出来ません。
知識「ゼロ」のまま行きましたし、ただ見てみたい興味本位で入ったわけですが。

衣服とっても儀式の際の装飾にしても。
偶像崇拝は神仏変わらないですが。
直に、神様に実りや豊漁を願う感じは信仰とは違う感じ。

信仰することで、何か自分の道の礎を得る宗教とは違くて。
その神様に祈ることで、自分たちの生活の糧の安定を祈願する。
そういう印象。

だから屈託の無い笑顔とその辛酸の歴史。
とにかく現代にも通じるアートワーク。
結局、評価とか関係の無い作品だし。
そういうものっていうのは、否が応にも魂がのっている。

そういうビリビリした印象。
でもデザインは暖かい。

そんな金曜日。
ニューヨークの美術館のすべては16時を回ると、無料になるんです。
そう聞いていたので、せっかくの最終日、「MOMA」に向かいます。

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初めての5番街でもあります。
華やかというか、ソーホーとかブルックリンと違い、もはや街歩く人の服装も違います(笑

あぁ銀座だ、ここはと素直に思いました。

MOMAに着くとすっげぇ人。
タダだしね。

でもでも、この日二日酔いから始まり。
ボクの体力は限界(笑
もうすぐにCAFEに行き休憩。

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(CAFEのSTAFFさん、外で写真をどうぞって(やさしい))

妻は絵画にも興味があるようですが。
ボクはゴッホとかルノワールだとか。
正直、興味が無いんです(笑)

確かに作品としては、猛烈ですが。
ただボクの頭はそういう絵画は絵画の中で完結されていて。
生活の中で、「ウォーホールみたいだ」と思っても、「ゴッホみたいだ」とかは思わないんです。

世界的にもその評価はもう確固たるものですが。
ボクの中ではそれが原画であってもプリントであっても、ゴッホ。
そういう感じであって。
今のボクには、さほど呼吸が詰まるほどではなくて。

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(MY携帯 neon)

逆に椅子とかにドキドキしてしまう。
こんなデザインを考えると言うのは世界が平和であって。
こんなことを考える余裕があるということ。

ただ座ると言う役目がいかようにも形を変えて。
想像もつかないような。
そんな形に変形して、視覚的にも座った時にもその快感はあるもので。
ボクも若いときに、パントンチェアとイームズを買いましたが。
やっぱり時間がたつと、椅子なんですよね、ただの(笑)
当たり前の風景になるっつーか。

素晴らしいデザインで買ったときは、悦に入るけど。
使ってるうちにただの椅子になる。
こういうデザイン性の高いものも、きっとそうなる。
それって、凄くいいことだと思うから。

こういう美術館クラスの家具を見ると、ドキドキしてしまうのです。

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皆、写真をバシャバシャ取り。
ウォーホールの前では、皆記念撮影(笑
そういうのもまたUSAな感じで。

足も疲れていて。
もうダーァーと眺めて、休憩みたいな感じ(笑)
まぁ言ってしまえば、凄い贅沢な見方をしました。

中庭で靴脱いで。
著名な彫刻の前でだらける。

5番街の中で入った店もディズニーショップっつー(笑)

その後ホテルに戻り。荷物を捨てて。
再び仁美さんとお約束♪

タイムズスクエアにて合流。
ラカンターズにも色々問い合わせをしてくださり、申し訳ないな・・・と。
もはや、ラカンターズだとかどーでも良くなってたんですが(笑)
それは仁美さんや妻と行きたいとこというより。
目的無き旅行が満たされた証拠だと思う。

そして、仁美さんのホームタウン「アストリア」へ・・・・・。
目的はビアガーデン!!!

NY。というかアメリカ。
外では酒飲めません。
酒買うにもID必要です。

つまりは、外で酒を吞む機会というのは貴重なんです。
日本みたいに代々木公園でプッハァァー!!なんて無理(笑

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5月にOPENしたばかりのビアガーデンに。
アストリアの1つ前で下車して、街並を眺めながらのんびりのんびり。
最後の夜に。

薄い家から溢れる光を頼りにのんびりのんびり。

そして、ビアガーデンの前には少し人だかり。
IDを提示して中に入ると、すっげぇ人(笑

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仁美さんは、オープンに来て。
ガラガラだったのに、まさかと笑ってました。

ビールも買い、デッカイチーズバーガーにソーセージ!!
ヒューガルデンも安い!安い!!
美味しく色んなビールを堪能して。
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とにかく、最後の夜に外で賑やかな場所でBEERが飲めたことは嬉しかったなぁ。
なんか雨も降らなかった旅行時間も感謝してって、感じで。

周りもバカ騒ぎするわけでもなく。
非常に大人なビアガーデンで。
会話とビールを楽しんでるみたいな感じで。

心地よい時間でした。

そして、僕らは仁美さんのご自宅に招かれたわけです。

来た道をのんびりのんびり戻りながら。


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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~4日目(前編)~ [君にTRAVELを!]

翌日、二日酔い。
当然です。
寝不足は毎度です(笑)

時差13時間、極力深い睡眠を避け。
徹底的な5時間ほどの睡眠。
時差ぼけもほとんどなく、好調は好調。

しかしながら、ニューヨーク。
日本なら二日酔いでダラダラしますが、時は金なり。
ダラダラしてる余裕なぞなく。

今回の旅行の多くは、ボクの希望で。
主導を貰いました。
妻は以前にNYに来たことがあり。

そういった意味で、堪能した時間があるという余裕からか。
好きなとこ行けばいいんじゃないとの言葉。
今回、そんな妻の数少ない要望が朝市。
場所はユニオンスクエア。

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まぁ趣は小さな朝市で。
ハワイとは比較にならない感じだけれど。
それなりにニューヨークの朝を感じれる。

パンやフレッシュフルーツなど。
店は少ないものの、覗いてるだけでも楽しい時間
二日酔いさえなければ(笑

ただ、水分を少し多めに摂って。
ジュースを飲んだりしてるとおのずと体がギアを上げてくるもんで。
さすがにこの日は朝食をパス。
朝市をゆっくり楽しみ、ガンジーの像の前で勇ましく写真を(笑)


のち、向かうはコニーアイランド。
この場所は、FUCKINTOSHにて知った場所で。
事前に調べたり、メールも仁美さんから貰ったけど。

6月までは週末土日しか営業しないアストロランド。
今年の秋でその姿を変えることが決まっているようで。
非常に興味深い場所だった。

この日は金曜日。
営業はしてなくても、その景色を眺める価値は絶対にあると思い。
妻にどうしても行きたいと伝え。
ブルックリンを下る。
コニーアイランドへ。

電車に揺られる時間も幾分あったが。
ドキドキの方が随分勝ってた。
NYの電車って勝手に駅を飛ばすし。
時間も適当(基本ダイヤは無い)。
駅もアナウンス無しに飛ばすもんだから、各駅停車乗ったはずなのに、
各駅には止まらない傍若無人(笑)

このコニーアイランド行きも同様で。
向かいに座ってた男の人に「***の駅って止まりましたか?」と聞かれ、
「止まってないですよ」と答えると、その男の人は苦笑い。
ユニオンスクエアから40分ほど。
マンハッタンに別れを告げ。
うるさいガキどもも最後まで同乗。

着いた先は、海でした。
駅を降りると、金曜なのに人が多く。
海で週末を一足先に楽しんでるのか、学校をバッくれてるのか(笑
駅の絵の奇妙さも。

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ネイサンズのホットドッグの看板で大いにテンションが上がる。
海に行くと街が既に海色というか。
喧騒なんだけど、種類の違う喧騒というか、
そういう緩やかな空気。

神奈川の海とは当然違うなにか、緩い感じ。
金儲けの匂いがしない、少しエンターティメントな海沿い。
遊びに来た人々の流れを遮り。
街を眺める。

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花やしきよりは、質素で非常に趣はある。
遊具も非常に年季が入ってるし、キャラクターも実にアメリカ。
さすがに週末ではないため、シャッター通りなテキ屋な感じのお店の回転も開店もまばら。
そんな街並みに少しドキドキしながら、向かう先は「サイクロン」

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アメリカ最古の木製のジェットコースターで。
FUCKINTOSHで見てから、憧れてた場所。
その威風堂々たる姿に娯楽大国アメリカの膝元を目の当たりにして。
少し感動して。
その白い要塞にしばし目を奪われる。
営業予定の無いサイクロンで何枚も写真を撮り。

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海に向かうと、延々続くウッドデッキ!!!
もう規模も大きいし、目の前は海だし。
少しばかり、ここがどこか忘れる風景。
昨日までのニューヨークとはまた違うニューヨーク。

アメリカンドッグを食べたり。
海を臨む桟橋に行き、カニを餌に魚を釣るおじさんやあんちゃんを
横目に見ながら時間を過ごし、写真を撮ってると。

動かないはずの観覧車が回ってる。

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観覧車も動かないはずなのに・・・・・。
聞くと、13時に営業するかもとアバウトな答え。
何時にやってくれても構わないから、やるなら是非乗ろうと!
こんな綺麗な景色を上から観覧車で眺める気分なんて!!
と興奮しつつ、時間つぶしに更にウッドデッキを歩くと、スタジアム。


「ブルックリンサイクロンズ」という、メッツの組織下球団の球場。
仁美さんには聞いてはいたが。
この場所に球場なんて。
なんて贅沢なというロケーション。

3Aはまだシーズンではなかったので、試合は無かったが仁美さん曰く、
ここでFESもあったりするらしく。
そんなこと自体が羨ましい。
サマーソニックの凄く小さいの的な(笑)違うか。
シーズン開幕に向けて、おじさん3人が掃除に精を出していた。

サイクロンズのサイクロンは、言わずと知れたジェットコースター「サイクロン」
このサイクロンズのグッズが欲しいとなり、球場の周りを歩くが
スーベニアショップは営業しておらず・・・・。
イライラしながらも、諦めようかと思ったがなにやら3Aの前売り券売り場は開いていて。

球団職員はいたので、「お店はやってないのか?」と聞くと、「開いてるはずだ」というから。
「開いてないよ!」と言うと、待っててと突如オープン(笑
観光客パワーか、ただの適当さ加減なのか(笑
無事店が開いたはいいが、BGMもなんも無い蒸し熱い部屋であれこれ、商品を探す。

95.jpg

結構めぼしいものもあって、幾つかグッズを購入。
基本3Aのグッズなんて買う機会もないし、買わないでしょ?
だから、結構楽しく買い物。
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帽子も購入。

そうこうして、駅前のネイサンズでチリドッグを頬張り。
このチリビーンズの贅沢なことと言ったら(笑
そしてデカイコーラとようやく対面を果たし。
THE USA!を堪能。
とにかく球場で同じものを食べたはずだが。
明らかにコッチの方が美味かった。
コニーアイランドマジック(笑)

チリドッグを頬張り。
満腹の後、観覧車を見ると人が!!!
時間も13時を回っていて、営業を始めたらしく。
急ぎ足にテンションも必然的にあがり。
いざ!というとこで、おかしなことに気付く。
観覧車のカゴが動いてるのであります。

96.jpg

ぐるぐる回るだけでなく。
カゴがスライドするんです。
見た目にはわからないんですが、その恐怖は乗ってから
少しケツの穴が閉まりました(苦笑
いきなりスル~と動いたと思ったら、ガッコーン!と観覧車の枠をしばし超えて・・・
みたいな(笑

普通に動かないバージョンもあるんですが。
当然、動くバージョンで。
上がる時より下がる時の方が早い。
引力(笑
そして操作する人の気分で2周目。
さすがに最初の驚きは無く、2度目は普通に楽しめる。
にしても、観覧車でびびったのは初めて(笑)
そして観覧車で上がりながら、目を疑う。

営業しないはずのサイクロンが、絶叫を乗せて動いている・・・・・・。

もう心は決めていたのです。
人生最初のジェットコースター。
もう童貞を捨てるなら彼女と。
サイクロンと。

そう、ジェットコースターデビューです。29歳にして(笑)
行く途中もかなりびびって、かみさんに小馬鹿にされたのですが・・・・・。
もう決めて迷わずGO!!
お金を支払い。

97.jpg

白い金網の些細な通路を通ると、もう待ち構えているのがサイクロン。
ココロの準備なんて知らねぇーよと言わんばかりに
あっというまにスタッフに身包みはがされ。

乗車してGO!
おいおいと思いつつも。
徐々に動き出し、古い潤滑油の匂いと白い木板。
軋む嫌な金属音でドォーン!!!
人生で初めて「G」がかかりました。

98.jpg

もう何がなんだかわからず。
起伏に振り回され、踊らされ、息がつまり。
都度都度「G」がかかり。
ヤバイなこりゃぁと内心、感情が危険だと思い始めた直後。
旅の終わり。

意外と楽しくて。
それが自分でも意外だった(笑)
でももう乗りたくないけど(笑

荷物を受け取り、スーベニアショップには写真が売っていて。
それを買う。
だって人生最初の下手したら、最後のジェットコースターの写真。
買うでしょう(笑
ということだったが、妻はこれを買ったのが意外だったらしく。
帰国してからも随分その話をされた(笑
結構2人ともそれなりに楽しんでる顔だったのでいんじゃない?ってことで(笑)

そこでTシャツも買うが、この売店のねぇーちゃんが適当(笑
仕事はiPODを聞きながら。
ピンクのMサイズくれつってるのに、「サイズと色は?」って。
アホか、お前はぐらい適当に仕事してた(笑)
ここのTシャツ形は悪いけどデザインは秀逸。

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今思えば、もう1枚ぐらい買うべきだった。

そんな訳で、期せずしてコニーアイランドへの遠足は充実したものになり。
今もって、なんであの日営業してたのかはわからないが。

ボク達がとてもラッキーだったことだけは確かで。
余韻を感じながら、この旅の最終日に満足の印を。
贅沢な時間だったなって。
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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~3日目(後編)~  [君にTRAVELを!]

71.jpg

昨日行ったBED FORDだったけど。
仁美さんと行くとまた違うBED FORDが顔を見せる。

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道中古着屋に入ると、妻はまた猛烈にシャツを探し、即買いを敢行。
この時点で荷物量は猛烈(笑
ワンピースやシャツを手当り次第購入。
値段も昨日とは違い非常に安かった。

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BED FORDは閑静でありながら。
なにか静けさの中の好奇心が埋まってる感じ。
ハイソではないものの。
何かステキな物とのな出会いを予感させる。

食事もふらりと入った昨日のピザ屋のように期待も出来たりする。
街の景色も凄く良くて。
ボクはこの辺りがとても好きだった。

時間も差し迫り。
山のような荷物を一度引き上げることにして。
ホテルに戻る。
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タイムズスクエアにはイカシタバンドが演奏してて。

それを横目に、ホテルに荷物を捨てる。

ここからが旅の目玉になるはずだった、野球観戦。
本来なら黒田が出てきて・・・・・となるところだが、スライド2度により観戦できず。
でも、本場メジャーリーグを見る機会など滅多にないわけで。

勇んで球場に向かうわけです。
まぁ、ニューヨーク=ヤンキースというのは、間違いないとこだが。
東京=ジャイアンツではなく、やはり東京=スワローズな気質を忘れたくない。
「右も左もNY=ヤンキースならば、ガチならメッツだろう」と言いたいとこだが。

黒田目当てのドジャース戦のため、相手がメッツだっただけのこと。
で、LAではなく、NYにしたので、旅行日程も必然でメッツ戦。
VSドジャースの試合になるわけで、年間でも2回しかチャンスは無かったのです。

勇んで向かうはシエイスタジアム。
スタジアムに向かう電車内でも、おばちゃんや若者がメッツのTシャツに身を包み。
中吊広告には、メッツの背番号5「WRIGHT」
この選手がメッツの中心なんだなと即時に理解。
そういやおばちゃんも、背番号5を着てたし。

ドキドキするのは当たり前。
野球に行くんだもの。
電車に揺られ、駅を急ぎ足で目前にはスタジアム。

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スコアボードの両脇はグランドへの吹き抜け。

今年でヤンキースタジアム同様シエイスタジアムも、解体となり。
隣には新しいスタジアムが建設中。

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早速駅を降りて当日券を買うものの。
事前にネットで見た席は既に無く。
渋々、その日一番いい席を購入する。(2階席の1番前)

ドジャース側で!なんて言ってもらったんだが。
これが後でまったく関係ないことを知る・・・・・。

やったら球場外周を歩き。
スタジアムの雰囲気を味わいながら、ヘルメットにコーラを付けて。
ストローでちゅーちゅーすることを妄想する。

スタジアムに入る時には、BODYチェックを入念に受けて。
ポップコーン配布DAYだったらしく、ポップコーンを受け取り。
馬鹿デカいスタジアムの懐に。
螺旋にスタジアムの内部。
77.jpg
足早に、席のある場所へ向かうが、これまた遠い(笑

そして、光を浴びる。
スタジアムは眩い緑、美しく。
神宮球場も非常に綺麗だが、スタジアムのデカさが比にならない。

バックスクリーンからは、駅からの人の流れが見える
スタンドはあれよあれよと空席を沈める。

そして、キャッチボールをするよく見た姿。
・・・・・・「黒田っ!」

いてもたってもいられず。
下に下りるものの、チケットのカテゴリーが違う。
結局下に降りられない赤いユニフォーム背番号「15」ほうけ。

そして、泣く泣く諦めて席に戻ると。
黒田のキャッチボール既に終了。
プレイボール1時間前。
黒田の目撃はこれ限り。
2分の夢(苦笑)

でも先発ではないのは知ってたし。
欠片見れただけでも、アメリカに黒田がいるという確認が出来ただけでも。
感慨深かった。

試合が始まる前にも、セレモニーは華やかで。
さすがボールパークと言った感じ。
ファンサービスも随分と手広い。

早めにBEERを煽る。
フラインングで他の場所でBEERを飲まなかったので。
もう美味いのなんのって。
バドワイザーなのに(笑
仁美さんにご馳走になったで、タダBEERは更に美味い(笑

基本酒販売は非常に厳しく。
IDが無いと買えない。
ボクのような渡航者は、必ずパスポートを携帯しなくちゃいけないってこと。
IDが無いと、絶対にBEERを売ってくれない。

BEERも、エコなんてクソくれぇだぜ!みたいなブ厚いアルミ缶(笑
ただ、キンキンに冷えてて。
非常に美味い、ブ厚い分簡単には温かくならない。

とまぁ、プレイボールの前に1本頂くと。
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(仁美さんとかみさん)

仁美さんとかみさんは、ポップコーンが美味いと感動しながら即完食と。

そんな中、ついに来ました。
「睡魔」(笑)

せっかくの野球場まできて、睡魔到来。
どうやっても目が開かず。
結局1回裏~2回表は寝る(笑)

起きてから、ホットドッグを食う。
日本と違い、注文後簡素に組み立て(笑
ただ、BEEFのウィンナーとBEERは、まるでお似合いのカップルのごとく。
非常にアメリカーン。

あぁこれだぁーとすぐに食ってる間にも、ドジャースは失点を重ね。
挙句、注目株メッツの「ライト」には2発被弾。

メッツには堪らない試合になっていたが。
恐ろしいのは、ビジターの応援「ゼロ」
ドジャースが点を取ると、大ブーイング。
容赦はない。

あの空気は凄い。
ドジャース応援しようもんなら、〆られるんじゃないか?と思うぐらいの切迫感(笑

アメリカにスタイルでしょうね。贔屓チーム以外は邪魔程度なんでしょう。
チケット売ってたじぃさんも、ドジャース側と言っただけで、少し聞こえないフリとかしますから。
(ボクが英語を喋れたらな・・・と思ったのはこの旅行でこの瞬間。
 チケットを買うとき。あのじぃさんにガチでキレてやったのに(笑))
しかしながら、応援するビジターは3塁側という定説は、基本必要ないです。
誰も応援してないし、ただ野球を楽しんでるだけ、贔屓のチームの(笑

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ただ、TAKE ME OUT TO THE BALLGAMEは、皆楽しく大声で。
ボクは便所に行こうとして、この光景を忘れそうになり。
あわてて、引き返し焼き付ける。
この瞬間だけは、贔屓とか敵とか関係の無い時間。

もはや野球の結果は覚えてない。
乱痴気騒ぎのメッツファンが狂乱しながらスタジアムから波を作る。
ボクは、一人青くないユニフォームに袖を通し。
スタジアムを後にする。

82.jpg

この日、トイレや帰るときなど、KURODA!と声を掛けられた(笑
いずれにせよ、陽気なアメリカ人は楽しさを共有するのに長けてるのか、
冷やかしなのか。
でも声を掛けてくれた人たちは笑顔で腕を上げてくれていた。
そんな夜にボクも笑顔で答えた。

19:10プレイボールの宴の終演は華やかで。
黒田とか云々よりも、単純にボールパークを楽しめた。

今想っても、スタジアムにいけたことは楽しかったし。
野村謙二郎じゃないが、「野球って本当にいいもんだぁー!」と声高らかに言いたかった。

少し混雑を予想したが、意外と電車も空いていて。
バカ騒ぎする小僧のメッツファンを尻目に、相変わらずの赤いユニフォームは。
黒田が投げない限りは勝敗にこだわらず。
ただただ、野球を楽しんだ満足感の中、タイムズスクエアへ・・・・。

そこで待っていたのが、仁美さんの旦那様♪
旦那様は野球に間に合わなかったので、ここで「おビールを♪」なんてことで。
お2人の好きな和風居酒屋「萩」

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びびりましたね。
普通に新宿(笑)
メニューも飲み物を。
普通に新宿(笑)
わさびシューマイは乙でした。

それはそれで。
この居酒屋大賑わいで、最初入れず止む無くデリでBEER1杯分の時間を潰し。
もうこの時点で、仁美さんの旦那様の人柄にキュンとする(笑

あとは転げ落ちる恋と酒。
ひたすら、BEERを飲み倒し。
お土産の献上品の話やなんやと。
会話途切れず、まぁ飲む。飲む(笑

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23時ぐらいから始めて。
何時までだ、あれ(笑
結構飲んでたと思う。2時ぐらいだったけかな?
地下鉄は24時間となれば時間なんか気にせず、ガンガン飲む。

仁美さんの旦那さんが千鳥足でタイムズスクエアを歩く頃合には、
当然ボクあたりは、その前からも少しずつ飲んでるわけで、結構な酔い。

ボクらの前をラブラブで歩く2人(旦那様は当然千鳥足(笑))
お2人とまたの再会を約束して。
一路ホテルへ。

のはずが、駄々をこねてマクドナルドへ。
当然かみさんは、要らない。
オレ、無駄にきのこのソテーの入ったバーガー注文。
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満腹の上、結構酔ってるのに食う。
デカイのよね、でも食う。
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食って満足就寝。
翌日はお約束の二日酔い。
時間はもうわからない(笑

そんなSO-NET BLOG 「君にロックンロールを!」×「FUCKINTOSH」のコラボレーションNY行脚。

SET LISTは画像をクリック(笑)


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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~3日目(前編)~  [君にTRAVELを!]

ボクは、ワンスター。
妻は、オニツカタイガー。
いずれにせよ、長距離の歩行を耐えられる靴ではなかった。
NY=踏破。

これは主眼にしなくちゃいけない。
舐めてるとボクらみたいになる。

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翌日足は悲鳴を上げるも。
朝食だけは基点。

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散歩しながら、朝早くから始まるスーパーを覗いたり、デリを覗きながら
朝食の照準を定める。

マンハッタンベストダイナー。
なんて大雑把な触れ込み。
という訳で、そこで食事。

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スタンダードな朝食。
コーヒーで流し込み、さぁ仕事!と言った感じ。
店自体はのんびりだけど、食事のメンツはせわしない。
コーヒーも美味くない、フレンチトーストも。
ニューヨークに食を求めてはきっといかんと気づく。

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街にはファーストフードが溢れ、氾濫してる。
それがとっても当たり前なのだから、ダイナーで何を求めよう(笑

簡単に食事を済ませたはいいが、足が痛くてどーにもならない。
靴を買うつもりで、フットロッカーへ。
朝の9時だが、もう普通にOPEN。
めぼしい靴が見つかるわけもなく。

でも、衝撃の神様降臨。
「中敷」

迷ったが、中敷を夫婦そろって購入。
奇跡を生む。
歩くと言うのは、踵から。
常識だけど、当たり前すぎて気づかない。
この踵を優しくフォローすることで。
さっきまで痛かった足が域を吹き返し。
コンバースがAIRを得る(笑

ここでのこの買い物がこれ以降の旅の救世主となり。
都度都度妻に、「痛くないんじゃねぇー?」と聞く始末。

そしてバタバタと10時にホテルに。
この旅。
かけがえのない出会いを得た。
このBLOGを通じて出会った仁美さんとの初遭遇。

仁美さん=FUCKINTOSH66

携帯もないし、前日に電話して。
大雑把に約束を。
10時ホテル。
わざわざ、出向いてくれただけではなく。
この旅を始めるにあたって。
SUBWAY MAPを送ってくれたり。
色んな話をメールでしたり。
この日をどれだけ待ったか。

そして、20分の遅刻はホテルの部屋の電話の中に。
仁美さんは、颯爽と登場して。
ボクらを祝福してくれた。

まるで旧友に逢う心地で。
今日1日の旅。
水先案内人を依頼する。
この日、何度も仁美さんの背中を追ったが。
どれだけ頼もしかっただろう。

行く場所行く場所は、仁美さんの愛すべき場所。
そして、見せたいと思う場所。
ガンガン歩いて、ガンガン覗く。

そうやって始まった1日は、刺激的で興奮に続くループだった。

まずはチェルシーへ。
昨日は何度地下鉄を間違えただろう。
昨日は何度方向を確認しただろう。

当然のごとくスイスイと地下鉄に乗り込み、乗り継ぐ。
地下から上がると、そこには公団や団地にも似た住宅街だが。
趣は随分モダン。
しかしながら、この住宅のほとんどは貧困層のための住宅だと聞くと。
やはり不穏な匂いも感じるもので。
踏む地面の感触が何かぎこちなく。
治安の良さでは他国に追随を許さない東京との比較で内心びくびくする(笑

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仁美さんの話は、ガイドブックに載っていない現地での当たり前な話で。
東京ならば、ここはこういうとこで・・・・。なんて説明できる感じなのだろうが。
あまりにも、仁美さんのNY住環境の話は興味深くて。
築年数で家賃が軽減していく日本と違い、土地の実勢価格そのままに。
間取り云々よりも、その実勢という感じは、強くあるようで。

住宅街を抜け、高架をくぐると。
倉庫の乱立。
しかしながら、2階だけ、古びた倉庫にガラス張りと言った感じで。
そんな建物が並行してそびえる。
多くはギャラリーであり、日本にはましてや東京には存在しない空間。

その一角に仁美さんは案内してくれて。
もはや、昔のギャング映画に出てくるような、現役でいることが不思議な手動のエレベーター。
手動と言っても、止まる時に人的操作ではないと止まらない逸品。
ボタンは、ない。
止まる回数はおじさんに伝えるというある意味エレベーターガール。

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エレベーターは伝えた3階を通過し、5階に(笑
また戻るおまけ付。

ギャラリーにはオイルヒーターが道しるべのように続き。
工場だったのか、天井の高さは随分で。
迷路のような路地を繰り返す塩梅。

62.jpg
(仁美さん&かみさん)

中には入れなかったけど。
凄く刺激的だった。
あんな場所にズカズカ入っていけるほど、ボクは大胆ではないわけで。
そういった意味で非常に刺激的♪

程なく歩くと、嫌なぐらいの暑さだが。
それでいても湿気がないのは、気分まで爽快にさせる。
喉の渇きも興奮で乾いた気持ちを潤す。

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ハドソン川の仁美さんお気に入りの歩道は工事で。
その姿を滅したが。
ボクには見たことない景色が工事していたという事実だったが。
仁美さんはまた1つ好きだった場所を無くした寂しい想いを持ったようで。
溜息を幾つか。

日差し照る中。
まだまだ歩き。
コムデギャルソンへ。

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近代的なその趣はMADE IN JAPANであることすら忘れる。
商品はおおよそ日本と変わらないであろうけど。
そのたたずまいだけども、非常に日本人としては感慨深い。

あまりギャルソン信奉ではないが。
幾度か青山には足を向けてるだけに。
なぜか異国のコムデギャルソンという存在が、妙に愛しかった。

更にChelsea。
ここから仁美さんが苦笑いしながら、ここがゲイのメッカだと微笑んだ。
当たり前にトモダチ?と思ってる2人もここでは、完全にゲイであり。
同性の2人=恋人になるようで(笑

ボクみたいな、ひげのぽっちゃり東洋人は、その筋には基本嫌われないタイプだとは
思うんですが(笑
妻も苦笑して、虹色のフラッグや看板の意味をこっそり教えてくれた。

ゲイの店は、レインボーカラーを出すことで。
その店のアイデンティティをハッキリとした形で表している。
そんなことを知らないボクは。
なんだか虹色な街で綺麗だなと思ったが。
迂闊に1人になろうものなら、即・・・・・・(笑

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仁美さんと妻は店に入り、レインボーの旗をBLOG用に撮影してると、
おじさんにナンパされる始末(笑

最初に入った店は帽子屋で。
珍しく妻が気に入った帽子を見つけ購入。
帽子とサングラスが滅法似合わないと嘆く妻が、即買をしこれ以降お気に入り。

ボクは、フレッドペリーの虹色のポロシャツを購入(笑
可愛かったので(笑

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当然、この場所で来て歩く=ボクはゲイですと言ってる様なもので(笑
紙袋の奥底にしまう(笑
このポロシャツを買ったことを仁美さんの旦那様に言うと。
「ご当地物だね!」とストレートな一言。
この旅一番の印象的な一言(笑

このほかにもニューバランスの1400など。
魅力的な商品は乱立してたものだが。
まぁ雑念を振り払い。

歩くとニューヨーカー大好きなカップケーキのお店。
このお店が並んでないのを初めて見たと仁美さん談。

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せっかくだからと2個購入。
すぐには食べず。
ただ色合いも形もとってもキュートだったが、味は悲惨で。
ただただ甘く。
1口食べただけで、昇天(笑
甘いにも程がある!と人生で味わった中で最大の糖度(苦笑
当然食えず、ハイ。

そして案内されたマークジェイコブス。
仁美さん自身も御用事♪
財布を買っていましたが。
妻が見たこともないような半端の無い買い方で。
次から次へと商品を購入。

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負けじとなぜかボクまで。
あれよあれよで数万単位の買い物(笑

仁美さんも、気持ちよく買ってるのを傍らで見て笑顔でした(笑
珍しく妻が勢いよく買い物するのを見ました。

このお店自体が、MARCでありながら。
非常にアウトレットな価格で投売り。
良いものがそれなりの金額で出れば、お徳なのは必然ですし。
狂ったように購入するでしょうね(笑

とんでもない荷物を抱えて(笑
RRL
日本でも高騰ですが、NYは更に凄いことになってました。
バンダナ1枚60$・・・・・。

その後またもや、マークジェイコブス サープラスを購入。
今回の買い物はいつも同様。
自分が日本に戻っても、愛用出来るように勢い任せで買わない!ということでしたが。
仁美さんが、旦那様がONE AND ONLYな古着サイズに苦しめられ。
買えないことだとか。
結局ニューヨークの映画の珠玉タクシードライバーで、トラヴィスが着ていたということも
あって。(ボクは、んなこと気付きもせず、仁美さんのアドバイス(笑))
M65を購入。

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即買い。
なぜか妻はまた帽子を購入。
3年に1度しか帽子を買わない人が、なぜか今日で3つぐらい帽子を購入してました(笑)

そこからSOHOを抜ける。
今まで華やかな道は歩いていない。
急に新宿3丁目辺りを歩くような、少し華やかな感じ。
チャイナタウンを目指すも、幾度と無く。
まるでウィンドウ=花。
その花に吸い込まれる蝶のように、あちらこちら店を覗いては散財をする。

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この店ウォーホールの皿がとっても安くて。
10枚近く購入(笑)
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もっと買っても良かったかもと、思えるくらいの安さとキュートさだった。

おなか空いたのリクエストに仁美さん。
ベトナム料理をチョイス!
これがというか。
機内食の米に馴染めず。
NY着てから、米は食うとこもなく。
米中毒。

チャイナタウンもそうだけど、移民の街。
非常に住み分けが顕著で、突然漢字、突然ハングルになるような感じはあった。
まぁこの2国はとてもアイデンティティがしっかりしてるから、文字にも主張が出るけど。
そういうのもまた、面白い。
いきなり店の空気が変わる感じ。

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そう言った意味でも、米リクエストでベトナム料理。
特別美味い!という訳でもないが。
なんだか落ち着く美味さ。
落ち着くって重要(笑)
ぬるいコーラも愛嬌。

即完食。
アメリカに来たからと言って、アメリカなもんばっか食えないし。
かと言って、他に入る勇気もない。
だから、こういうベトナム料理は非常に乙。

それでいて、胃袋はそんなに隙間を生まないもんだから、
結局食い倒れにはならない感じ。
すげぇ食うつもりが結局3食みたいな(笑

食事を終えて、再び地下鉄に潜りBED FORDへ。
ちなみにこの日、ボクはカープTシャツでNYを行脚する。
ムコウの人から見たら、「鯉」と書かれたTシャツ。

バカだろうな・・・・(苦笑


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君にロックンロールを! IN NEW YORK ~2日目(後編)~  [君にTRAVELを!]

MURAKAMIを見終わったボクらは駅を探す訳ですが。
地図が無く、当然土地勘も無い僕らはまんまと迷子になるわけで。

迷子になりながら、結局近くの地下鉄に乗り。
乗り継いで、乗り繋いで。
BED FORDへ。

駅で、母と子。
生まれて間もない赤ちゃんは。
くりくり頭のつぶらな瞳で。
珍しく光射す地下鉄のホームのベンチで。
ママのネックレスを触りながら、時々ボクらを見つめてくるものだから。
ボクも自然と顔が緩くなって。
どこの街でも、光景は同じだなとも思いつつ。

母親の優しい顔に少し疲労が緩和され。
数分の後。
電車が来る。
車窓からは見たこともないアメリカの景色。
あまりの古い空気に。
心が縮も、シャッターを数度切る。

途中あんま治安がよさそうな感じではない、フランクリンという駅で乗り換え。
非常に綺麗で。

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ステンドグラスの美しさにうっとりしてるうちに階段を下る。
階段は古さを越えてモダンで。
ステンドグラスは、教会にも似た荘厳さと絢爛さを希釈した心地。
回廊に光射す。

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途中。
オカマみたいなおばさんに「どこ行くの?この下は地下鉄よ?」みたいなこと言われ、
「知ってます、そこに行くんです」と答えると、オカマおばさん少し残念そうな顔(笑

土地勘の無いブルックリンは、ひたすら地下鉄で移動して。
その後についたのがBED FORD。

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ここは今回の旅で2回行ったんですが、非常に楽しかった。
ここ1日いれるぐらい、点在した遊び場は非常に興味深い。

この日はJUNKという骨董の店やその上にあったバッファローという古着屋に行くが、
このBED FORDでは結局なんも買わなかった。

魅力的なのか、バカなのか紙一重なのと。
この近くにあった50’S 60’Sの古着が異常に高かったので、がっかりしたり。
靴屋も見たが、NY非常に靴が安い。
んで可愛いし、カッコよい。
一足も買わなかったが、まぁ普段スニーカーを履かないので、興味もさほど無いが。
でも一足くらい買っておけばよかったかなと後悔にも似た思い。

行かなかったが、ブルックリンラガーが吞めるとこや川沿いの倉庫の改築した家具屋など、
結局時間が無くて、観れなかったが、やはり1日がかりで戦わないと回れない。

食事も、朝以外食べてなかったので、空腹。
ふらりと入ったピザ屋が本当に美味かった。

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(金を払うかみさん)

店も非常に明るくて。
やったら歌ばっかり歌ってた店員。
なんだか力無いカップル。
刺青だらけのひょろりとした男。

店の雰囲気も値段も安くて、そして美味い。
チキンを相当食う。
ピザも食う。
とにかく食った。
全部が美味かったんです。
この旅、一番美味かったピザ。

46.jpg

そしてT・HANKS(笑)

腹も膨れて。
BED FORDから、EAST VILLAGEへ。

ここはCBGBがあったとこ。
ただここは本当に観光客の毒されてるっつーか。
なんでしょうね。
PUNKっぽい店はあるが、必ずカバンは置いてけといわれる。
(万引き防止なんでしょう)
壁には目を見張るものはあるが。
かかってる服は、クズみたいのばっかり。

日本の方が品揃えはKOOL。
とにかく、偉そうな割りにロクな服屋が無く。

日本人が経営してる古着屋もあったが、やったら高くて。
んで、やったら偉そうで。
置いてるのがブランドばかりで。
120%観光客に売ってる感じ。
そりゃぁ、PRADAとかのシャツを1万以下で売ってますから、売れるでしょうが。
真贋もつけられないし。
NYまで来て、なんでPRADAの古着を買うんだ、バーカと店を出る。

楽しみにしてた分、イラっとくる。
んで、かみさんも疲れたらしく、終始無言になってくる。

そうこうしてたら、ある店にあたる。
大人のおもちゃ屋みたいな外観だが、中は非常に攻撃的で(笑

昔の歌手のグッズもあったりしてんだが。
興味深かったのが「BLONDIE」のヴィンテージバッジ。

PA0_0108.JPGPA0_0109.JPG

この類。
日本ではまず手に入らない。
仕方ないんですがね。
デボラLOVEなボクには、もうクラクラ。

値段書いてなかったんで、まぁ高価だろうと思い店を出たが。
やっぱり欲しくて、結構歩いてからかみさんに言うと。
なんですぐに値段聞かないの!と怒られる。

値段を聞くと。10$
即買いです。
おっさん(ゲイでしょう)曰く、「BLONDIEのファンクラブのバッジ」だそうで。
キーホルダーも勧められたが、焼き跡があって、それは要らんと。
んで店を出ようと思ったら、ポスターも勧められ。
そんなもんも要らんと(笑)

ポスターとか持ち帰るがわずらわしくてしっかり見なかったけど。
なんかいいのあったかもなと今更後悔。

ただ、バッジは1979年製。
完璧なビンテージ。
それもデボラのいい写真。
いい買い物したなと思いつつ。

先に確か雑貨屋みたいのあったよと妻が10年前の記憶を辿り。
STREETを行くと確かに。

店内入ると代官山の「DEFORME」みたいな感じ。
入ってすぐのショーケースのバックル「KAWASAKI」

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ネットオークションでも高価になってしまい手が出なかったバックル。
驚愕、20$
即買。

ベルトを作っておよそ5年。
バックルを探す旅は、ようやく終焉。

この店では「いい指輪をしてるね」といわれ。
「結婚指輪だよ」と妻のと見せると、驚いた顔で笑ってました。

その後は、念願のFUCKINTOSHを買いに。
KIM'S VIDEOへ。

53.jpg
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この旅はレコード屋も沢山見つけたけど。
レコ屋に入ると1日が24時間じゃ足りなくなるし、見てる暇は無ぇ!と
ほとんど掘りませんでした。
魅力的な7インチもあったけど。
とにかくそんなこと始めたらシャレにならないので、一切見ず。

欲しかったものだけをピンポイントで。
FUCKINTOSHも無事手に入れ。今もダラダラ流してる次第です。

大体、このジャケみてドキドキしないほうがおかしい(笑

KIM'S VIDEOを出て。
ニューヨーク大学まで歩いたとこで。
地下鉄。
ただ困ったことに。
方向を間違えてしまう。

しばしばNYでは、日本と違い、反対側までの連絡通路が無く。
反対に行くには、地上に出ないといけない駅もある。
NYは地下鉄に乗るときは改札を通すが、出るときは基本改札などは無く普通に出る。

しかし、1度入ってまた方向を変えるにも、
こういった間違いをすると20分ばかり駅に入れなくなる状況になると最初にHISに言われた。
そうしないと、1枚のカードで何人も乗る輩が増えるからだそうで。

仕方なしに駅の近くの喫茶店に入るが。
かみさん爆睡。

なので、20分後地下鉄でホテルに戻り。
かみさん爆睡なので、自分1人で買い物に出る。

54.jpg

ホテルのシャンプーの補充なのが無いので、シャンプーを買うついでに色々覗く。
ヤンキースショップ。
基本ジーター。
言うほど、松井は無い。
井川は山積みで、ディスカウント祭りだった。

49.jpg

薬局でも、BIGサイズに目移りしながら。
シャンプーを買う。
シャンプーも結局小さいのを見つけられず、普通のを買ったが、3$ぐらいだった。
ただ、翌日行くと普通に小さいのが売っててムカつく。
「なんで気づかないんだろう、オレ」と自分を戒める。

1人散歩をしながら、歩いてない裏通りを歩く。
まだ2日なのに、随分前に歩いたことがあるような気にもなる。

ホテルに2時間ほど散歩してから、戻り近くのアイリッシュパブに行ったが。
一切、アイリッシュはかかってない(笑)

50.jpg

NO POGUES NO IRISH
NYはアイリッシュが多いみたいで、やたらアイリッシュなものが多いんだが。
音楽は関係ないらしい(笑

ギネスは1パイント5$
安いほうだと思う。
料理はまぁまぁで。
劇的な美味さは無かった。本当にそこそこ。

ギネスは美味かったが、散々ドラフトでスタウトと言った妻の注文とは違うBEERが来て(笑)
この国の適当さ。

48.jpg

ただオニオングラタンスープは気分にドンピシャで。
チーズ不況はなんのその。
アメリカでは、チーズもバターも山盛りだった。

この日は、このビールで気分良くして爆睡。
翌日、この道のりの険しさに比例。
猛烈な足の痛さが訪れる。
僕ら夫婦に・・・・。
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