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三遊亭 円丈 「恋のホワンホワン」 [君にR&Rを!(インディーズ編)]

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数年前、このレコードが出たときには。
ピンとこなかったんだけど。

程なくBOOT BEATのMIX CDかなんか聴いたときに、
ニックロウから綺麗にそのまんまつなげる荒業を聴いて。
これは名曲だ!と雷ピッシャァーンとなって、各所探したけど売ってなくて。

この度、再発。(何度目でしょうか)

前述、ニック ロウの名曲『CRUEL TO BE KIND』のカヴァー。
このリッケンバッカーにこの井出達。
チャックベリーな感じですが。

音もとても凝っているんですが、この時代のこの質は至極当然というか。
いい意味でのこだわりがしっかりついてる名曲です。

わかりやすさ故、2歳児でも「ほわんほわん」言ってます。

ストリングスのパーカッションがすごくいい。
山下達郎っぽい感じもしつつ。
しかしながら歌は、鮎川誠みたいですが・・・。
それが妙に、このバックでこのボーカル?!という、悪ふざけにも似た
味わいが中毒です。

恋のリハビリテーションに関しては、完全にリハビリじゃないです。
ちょっと、イカレタ調子の大江慎也みたいで、凄くいいです(笑)

そうか、大江慎也の感じにも似てるかも知れない。

この再発の流れに紛れて。
「左とん平のヘイユウブルース」もアナログ再発してました。
これはCDで持ってるんですが。

さがみ典礼のおっさんではなく、色男のとん平さんです。

こういう語りな感じの曲って、ふざけた感じになってしまうけど、
この時代に撮っておいて、今聞くと斬新というか。
どうすんだ?これという気持ちになりつつも、盗聴気分になれます。
(盗聴に興味はないですが(笑))

手法としてはシュールですが。
完成形の破壊力は抜群だと想います。
ゆらゆら帝国のような。

ただ試行錯誤のこの感じは、凄くいい。

大体、とん平が女捨てねぇだろーうと失笑気分になれますが、
これがとん平だからいいのであって、他だと失笑にもなりません。

左とん平の役者としての間が凄く好きです。
でもCDはあまり聴きません。
かと言ってイベントでもかけれません。
でも、持ってなくちゃいけない気持ちになります。

コミックソングとその国境にありながら。
これをブルースと、ロックンロールと呼ばず、なんと呼ぼうと考察したくなる名盤です。
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