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THE××ズ (ザ・チョメチョメズ) @ 閃光ライオット 2010 [LIVE OR DIE ?]

以前に書いた「THE××ズ」
ついに初見。

東京は今日も暑く。
照り返すアスファルトの温度が苛立ちを生む。

ビッグサイトに着くと。
今までに体感したことのない空気というか雰囲気の中。
10代限定の夏フェス、閃光ライオット!
なんて銘打たれてる通り。

正直、少年少女ばかりの会場に。
少し呆気にとられた。

当然アルコールの販売が見当たらないもんだし、
野外でダラけて見るには、暑すぎるので。

近くのレストランバーでダラけてBEERを飲む。
ドラゴンアッシュも、バックホーンも。
ボクには必要なく。

チョメチョメズだけで十分だったから。
アルコールの中に時間を溶かしてその時間を待つ。

グランプリとなったTHE☆米騒動。
DMBQを初めて見た感じ。
あれに似てる。
研鑽の上に成り立つ感じがよくわかる。
格好ばかりつけてるのとは違い。
あの手の音は本当に努力の賜物だと個人的には感じる。

THE××ズのソレは。
ギターウルフのように孤高で。
己のR&Rの治外法権を高らかに謳い。

存在意義を確立した上で。
その性格や個性を理解しろ!と観客に強いるものであり、
その強制の良し悪しはステージの上の人間ではなく、
無論観客が決める。

観客が従えば、その方向は1つで。
求める興奮はバンドのポテンシャルを引き上げ、更に高みに上がっていく。

音楽の良し悪しではなく、カッコイイかカッコ悪いかの。
更にキワキワな部分の話になる。

PA0_0514.JPG

眩く、瞬きの間に。
4人は夕焼け真近東京湾沿岸のステージに
威風堂々と降り立ちました。

傍若無人に振る舞い。
その柔らかさや優しさを楽器の裏側に潜め。

数多の若人に
彼らが群集に見せられるロックンロールのなんたるかを。
それはそれは声高らかに。
そしてふてぶてしく。

ステージの下に蠢く意志無き手の海に。
自らのアイデンティティを。

結果を求めず、見返りを期待せず。
ただ自分たちの表現に邁進し
その道を見事に開けさせたステージは、本当に爽快なものでした。

最後まで気高く。
そして、ねじ伏せた群集に見せたアントワネットの涙は
夕陽の滲む景色に相まって。
とても美しく。

この数十分のライブを目撃した人間は、
何か胸に去来する感情が支配したはず。

断頭台に立ちても尚。
気高く振舞った王妃の最後を彷彿とさせるかのように。

PA0_0515.JPG

正直、滅茶苦茶に見えるかもしれない。
ただ、滅茶苦茶ほど難解なものはない。
そこに込められたメッセージや苛立ちや。
それらを形にする難しさが、彼らの音楽には詰まっている。

賞やセールスでの尺度ではなく。
突き進む、推進力の強さが物を言うバンドだと想う。

それは先にも書いた通り。

ステージを眺めながら。
綺麗だなと感じえた感情は、緩急をつけることを知らない
全力で闘争する人間の美しさなのだと想う。

ボクは本当にいい時間を過ごし。
そしていいバンドのLIVEを目撃できたと想う。

正直、こんな日は。
10年に1回あるか無いかというレベル。

数多LIVEを見たが。
ボクはこの日を忘れないと想う。

黒石ねぷたの掛け声、囃子響く夕空の遥か先の、東京のこの瞬間を。


http://www.tfm.co.jp/lock/riotblog/index.php?itemid=31668


PA0_0518.JPG

<追記>

NATSUMI嬢。
Tシャツありがとう、本当に幸せだったし。
あんなにもカッコよく着れるのは、アナタぐらいなものだと(笑
本当に嬉しかった。
MEMBERの皆様、褒めてくれてありがとう。

THE××ズ HP http://96.xmbs.jp/mencyo/?guid=on
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コメント 2

閃光見た人

あれはすごっかたです
ただブラジャーが見えててどこをみいいかわからなかったです
by 閃光見た人 (2010-08-02 00:25) 

ルースターズ

>閃光見た人様
いいなぁーそういう感想。
俺もそういう意味で興奮したかったなぁー。

ブラジャーかぁ。
ブラジャーだよなぁ。
そうだよなぁ。

ブラジャーっていい響きだな。
by ルースターズ (2010-08-15 14:42) 

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