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clammbon feat THA BLUE HERB 「あかり from HERE ~NO MUSIC NO LIFE~」 [君にR&Rを!(インディーズ編)]

少し前に、勝手にしやがれの武藤昭平がタワレコ限定でシングルを出した。
アイゴン(プロデュース/ギター) 
ウエノコウジ(ベース) 
クハラカズユキ(ドラム)
という豪華なメンツでの、シングルではあったが。

改めてボーカリスト武藤昭平よりも、野暮ったく歌い。
タイコをパカァーンと抜ける感じで貫く彼のスタイルが好きなことに気付く。

あまりに綺麗にまとまっていて。
少し泥っぽさと野暮ったさが綺麗になくて。
逆に物足りない気持ちになった。

これに始まり。
525円で続くタワレコ限定のシングルには悩まされる。
微妙にツボが続くのが、やっぱり悩ましい。

そんな中、久し振りに新譜で。
シングルで。

clammbon × THA BLUE HERB
あかり from HERE

PA0_0982.JPG

クレジットは、clammbon feat THA BLUE HERBではあるが。
楽曲自体は、THA BLUE HERB feat クラムボンに近い印象ではあるけれど。
曲はクラムボンのmitoが担当。
THA BLUE HERBの良さと原田郁子の個性は綺麗に整えて。

重なる感じは、今まであったようで、確かにあった確信は無い。
やっぱりブルーハーブの芯の強さというか。
信念というか、混じりそうで混ざらない簡単には、
スタイルが曲がらない感じはモロで。
丁寧にクラムボンが包んで。
柔らかな印象を残している。

詞は共作。
伝えたいものは、互いにキッチリと残して浮かび上がらせている心地。

詰めた言葉の節々に刺さる感情の棘がチクリとし。
歌詞カードを眺めながら何度も聞くと。
何度でも印象が変わる感じは否定しない。

THA BLUE HERBだけだと。
ボクは何か物足りなさというか、その強さが眩しくて。
日常の中に彼らの音楽を溶かすことは出来ない。
常に、挑戦し続けることは難しく、弛むことが日常の中にあり。
気軽さはTHA BLUE HERBにはない。

クラムボンは、妻が恒常的に聞き続けているので、
我が家では馴染みが深いが、個人的には持ち歩いて
聞きたい瞬間は薄い。

この曲は、ボクの中の2つの個性が綺麗に中和され。
日々の中で恒常的にまた気軽に言葉を噛める、音楽を楽しめる1曲の
発見になった。

個人的には、素晴らしい組み合わせで。
このような試みを知れて、また聞けてラッキーでした。

やっぱりYOUTUBEや、ネット配信ではなく。
ジャケットを開いて歌詞カードを開いて。

試聴機の中で見つけた感情のひらめきを、自宅でスピーカーから流れる
音との整合性を確かめて。
スピーカーの方が勝ったなと感じれる久し振りの買い物でした。

強くも無く。
優しくも無い。
でも、そこにあるものは確かに強さも優しさも感じれる矛盾を孕む1曲です。



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コメント 2

69☆ok

武藤昭平がタワレコ限定でシングルって。

最近まったくアンテナ張ってないから知らなかった・・・。
聴いてみよっと。
by 69☆ok (2009-11-18 16:51) 

ルースターズ

>69☆OKちゃん
おいおい、遅いよ(笑
by ルースターズ (2009-11-20 12:23) 

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