スタジオボイス 休刊 [男にBOOKを!]
メジャーからアンダーグラウンドまで、あらゆるカルチャーシーンを扱った雑誌
『STUDIO VOICE(スタジオ・ボイス)』(INFASパブリケーションズ刊)が、
創刊33年目でついに休刊することになった。
『STUDIO VOICE』は1976年9月に創刊。
音楽、演劇、映画など国内外のサブカルチャーを
独自の視点で紹介してきた老舗カルチャー誌だった。
今年の4月号では、「400号記念特集 スタジオ・ボイスの時代」と題して
今まで同誌に関わってきたアーティストやクリエイターたちが登場し、
この厳しい出版不況の中、まだまだ独自の道を進んでいくかのように思われた。
同誌の松村正人編集長に問い合わせると、「次の8月6日発売号で休刊となります。
編集会議はこれからなので、最後の特集はまだ決めていません」とのことで、
発行元の株式会社INFASパブリケーションズの経営的判断による休刊ということがわかった。
(情報提供:webDICE)
必死に追いかけて来た。
時に教科書であり、時に辞書だった。
新しい開拓心と、掘削する知識の幅と深さの良き道しるべだった。
このニュースを先ほど目撃して。
言葉も無い。
どこぞの雑誌は、信念はどこへ消えた?と。
首を傾げたくなるような広告だらけで。
金儲けの衣服が乱立し、本質は雲に隠れた。
買わなくなった雑誌が増えた。
インターネットの弊害ではなく。
雑誌そのものが面白くないと思えてしまう。
今の文化が過去の文化に劣ってるのではないか?と
思わせるような過去の遺物を、また現代に流れる脈を、
一目瞭然で見れたのがスタジオボイスだった。
知りたい内容の必要以上であるという実感が、興味に変わることが本当に多かった雑誌。
「目線が内側」というニュアンスで言われた時には、なるほどなぁ。とそう想った。
音楽を聴く人が書いたものではなく。
音楽を創った人が書いた感じ。
こういうニュアンスは、どの雑誌でもあるものじゃないと。
そう実感出来る唯一な存在だったかもしれない。
真骨兄ぃに送るスタジオボイスを探さなくちゃと。
奔走してた矢先で。
もうなんだか複雑な気持ちは拭えない。
20年前の雑誌であったとしても。
まったく色褪せないのは、その本の中身が現代に通じる文化であり。
現在でもその文化が寵愛され存在している証拠なのだと想う。
休刊とはあるが。
本当に復刊を願ってやまない。
スタジオボイスの無い本棚なんてありえない。
一番失くなってはいけない本がなくなった心境。
たかが、700円程度で。
今を知れる貴重な教材だったのにと、惜別の念がやまない。
『STUDIO VOICE(スタジオ・ボイス)』(INFASパブリケーションズ刊)が、
創刊33年目でついに休刊することになった。
『STUDIO VOICE』は1976年9月に創刊。
音楽、演劇、映画など国内外のサブカルチャーを
独自の視点で紹介してきた老舗カルチャー誌だった。
今年の4月号では、「400号記念特集 スタジオ・ボイスの時代」と題して
今まで同誌に関わってきたアーティストやクリエイターたちが登場し、
この厳しい出版不況の中、まだまだ独自の道を進んでいくかのように思われた。
同誌の松村正人編集長に問い合わせると、「次の8月6日発売号で休刊となります。
編集会議はこれからなので、最後の特集はまだ決めていません」とのことで、
発行元の株式会社INFASパブリケーションズの経営的判断による休刊ということがわかった。
(情報提供:webDICE)
必死に追いかけて来た。
時に教科書であり、時に辞書だった。
新しい開拓心と、掘削する知識の幅と深さの良き道しるべだった。
このニュースを先ほど目撃して。
言葉も無い。
どこぞの雑誌は、信念はどこへ消えた?と。
首を傾げたくなるような広告だらけで。
金儲けの衣服が乱立し、本質は雲に隠れた。
買わなくなった雑誌が増えた。
インターネットの弊害ではなく。
雑誌そのものが面白くないと思えてしまう。
今の文化が過去の文化に劣ってるのではないか?と
思わせるような過去の遺物を、また現代に流れる脈を、
一目瞭然で見れたのがスタジオボイスだった。
知りたい内容の必要以上であるという実感が、興味に変わることが本当に多かった雑誌。
「目線が内側」というニュアンスで言われた時には、なるほどなぁ。とそう想った。
音楽を聴く人が書いたものではなく。
音楽を創った人が書いた感じ。
こういうニュアンスは、どの雑誌でもあるものじゃないと。
そう実感出来る唯一な存在だったかもしれない。
真骨兄ぃに送るスタジオボイスを探さなくちゃと。
奔走してた矢先で。
もうなんだか複雑な気持ちは拭えない。
20年前の雑誌であったとしても。
まったく色褪せないのは、その本の中身が現代に通じる文化であり。
現在でもその文化が寵愛され存在している証拠なのだと想う。
休刊とはあるが。
本当に復刊を願ってやまない。
スタジオボイスの無い本棚なんてありえない。
一番失くなってはいけない本がなくなった心境。
たかが、700円程度で。
今を知れる貴重な教材だったのにと、惜別の念がやまない。
これは知らなかった...
ショックです。
by TBM (2009-07-04 00:25)
>TBM様
ボクもかなり凹んでおります・・・。
by クロイチ (2009-07-04 00:37)
インファス。ちょうど20年前頃、転職の合間でチョロっと在籍してタンス。もう時効なので言ってしまいますが、STUDIO VOICEはその当時からすでに「次で休刊」「いや即廃刊」とか、そういう話しが常に出てたと言っても過言ではない雑誌です。ライターさんや関係スタッフにオンタイムでギャラを払えないことも日常茶飯事だった時期もあり。グループ会社内では(親会社はハナエモリ。いまもそうなのかな?)お荷物的存在だったりもして。「目線が内側」でよくもまあこんなに長年もったよなぁと。我が輩、遠い目で候。。。
by FUCKINTOSH66 (2009-07-04 16:28)
ほんとに 良い歌が売れない世の中… 良い物が売れない世の中…
そういえば清志郎 死ぬまでにミリオン出してみたいって言ってたね。(笑)今年は例のTシャツ着てイシカリシティーに来るの?
by 北 (2009-07-04 21:06)
私も知らなかったので、ビックリしました。
高校生の時に手にとって、大学生の時は論文の参考文献にまでさせてもらった、思い出深い雑誌なのですが・・・。
いい形で復活してくれると願いつつ・・・。
by あんどっち (2009-07-05 03:45)
>F66様
そんな話を聞いても、「嘘だ!!」
と言えない、言わない感じもまたスタジオボイスですね(笑)
そして、現実化しましたが。
YAHOOでも出版不況のカテゴリーがあるぐらいですが。
確かに雑誌は買わなくなったけど。
いつの時代も皆雑誌読んでるでっしょ?と思ったりするんですがね。
とにかく、お徳になりすぎた世の中だと思ったり・・・・。
by ルースターズ (2009-07-05 19:08)
>北様
OH!RADIOは売れたんですかね。
ROJでも書いてたけど、売れようと思って売れる現実。
素直に敬服です。
しかしながら、今年は日本のサンフランシスコこと、
石狩には参りません(苦笑)
by ルースターズ (2009-07-05 19:11)
>あんどっち様
バックナンバーを求めて古本屋へ!というのも、
趣味みたいなもんでした(笑
今日も色々見て、2冊購入。
1993年のと2001年。
それでも読むのは、2010年。
こういう感じが堪らなく好きです。
雑誌が長く続き、また今も読みたくなるのは、
スタジオボイスぐらいです。
by ルースターズ (2009-07-05 19:13)