実録・連合赤軍 あさま山荘への道程

何を感じて。
何を想うか。
真実の話だし、先に上映された救出ばかりを主眼においた、
中身の無いハリウッド映画のような浅間山荘の映画とは、正直話が違う。

３６年前の今日の事実を。

公開真近。

若松孝二の名前を知ったのは最近の出来事。
でも、そんなことは関係ない。

あのときに何があって。
時代の流れがどうあったのかということ。
そういう史実を飲み込み。
今の自分の生き方や思想を透かしてみたいだけ。

狂ってるのか？
テロルなのか？
呑み込める感情の範囲なのか？
異物なのか？

本を読まずとも、その流れを充分に知る若松監督の作品ならば。
是非に鑑賞する価値はある。

１９７８年生。
なにも知らないボクだからこそ、この映画に何か感じ得ない衝動を期待して止まない。
それは、錬金の映画ではなく。
ただ突き進み、貫く映画だからこそ、感じえる共感にも近い。

透かして。通して。それでもきっと何かは残る。

コメント 14

近くにいたからこそ描けたことを観たい。
そう思う。
by Lo-Fi (2008-02-28 23:04) 

一緒に行こうぜ！
by nicola★ (2008-02-28 23:06) 

原田芳雄がナレーターを引き受けたことで、彼の思いが伝わりました。
若松孝次、彼はまだ撮っていたんですね。
それとも、私が知らなかっただけなのか。。。
やっぱり、観るのが怖いです。

by 柴犬陸 (2008-02-29 00:27) 

小学校のTVで鉄球ズドーンを授業中見ました。。。この時代に自分が生きていたらどうだっただろう？空気を感じてみたかったです。
by tatemiccham (2008-02-29 07:39) 

若松監督が、連合赤軍！
観たいね、とても。
by TBM (2008-03-01 01:37) 

>Lo-Fi様
その場所にいた人間にしか分かりえない。
葛藤や焦燥があるはずだから、アホみたいに
眺めてることなんか出来ない。

見てるほうも油断しちゃならない、焦燥。
by ルースターズ (2008-03-01 14:06) 

＞にこ
鑑賞会ＴＯＵＲでもやる？！（笑
by ルースターズ (2008-03-01 14:06) 

＞柴犬陸様
評価は定まりません。
でもこの映画に辿り着くまでの今だと思えば、
過去の作品の評価など、ただの評価でしかないと。
そう感じえます。

見て、何が残るか。
それが感じたいだけなのかもしれません。
ただの映画な気持ちで望めない自分がいます。
by ルースターズ (2008-03-01 14:08) 

＞tatemiccham様
あの鉄球どーんと。
そして鎮圧だけじゃねぇーだろうって思ってました。

あのハリウッド映画みたいなヤツには、
ＨＡＰＰＹ　ＥＮＤなんでしょうけど、それ以上に描く必要がある場所は、
救出劇じゃねぇーだろうってことっすかね（笑

これを機会にこの時代に何があっただとか。
少し本を読む所存です。
by ルースターズ (2008-03-01 14:10) 

＞ＴＢＭ様
見なくちゃですよ、是非。
by ルースターズ (2008-03-01 14:12) 

アサマときくと、なんかせつなくなります。
どうして、そうなったのか、しるべきでもありますが。
こわくて。
by Ａｉｒ (2008-03-01 20:24) 

＞Air様
現実を知るのに、恐怖を感じたら。
何も感じないし、何も知れない。
フタをしたらおしまい。
by ルースターズ (2008-03-02 10:35) 

そうですね…みたいです ＡＩＲさんもみるそうです
by あゆみ (2008-03-02 20:23) 

＞あゆみ様
？！
AIRさん？（笑
何？最近２役でコメントするの流行ってるの？
ちがうのかな？

by ルースターズ (2008-03-04 20:49)