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何も想わないほうがおかしい。 [INFOMATION]

地震は人生を揺らし、津波は未来を流した。
映像だけみていても、映画のように見えるぐらいの非現実さを、
ありありと見せつけて。

ミニチュアのように建物は、飲み込まれ。
見えないものも人間も。

TV局のSTAFFがPTSDになるのは、
あの大雑把なヘリコプターの映像は
当然、アップで鮮明にもなるわけで。

そこに人間が幾人も飲み込まれていく。
また飲まれている映像を編集する際に、その姿を見る。

平生で編集をすることが出来ない人間が出来ても、
当然の話だとそう思う。

少し趣旨は異なるが、
「一人の死は悲劇だが、集団の死は統計上の数字に過ぎない」という無慈悲な言葉
を吐いた人間がいた。
これは天災による話ではなく、ユダヤ人大量虐殺においての話ではあるが、
この国の政治は、この話に近い。

「被災者1人1人が・・・」って。
もはや、被災者1人1人など綺麗な話をしてる場合ではなく。
政治は、統計上の数字として、どれだけの人間が救えるか。
何度も統計レベルの法案や対応を組み立てて。
大きな数字で、支援していくのが国会議員であるはずなのに。

小さな数字は、たくさんの人々が寄付したりマンパワーで手を貸しているのだから。

「茶番」だと吐き捨てた野党。
茶番を舞台に上げたのは、野党なのに。
既に人事。

「被災者のために」
「国民のために」

言えばなんでも通ると、思いあがりであり勘違い。

頭が変わっても組織は残る。
組織が優秀であれば、その組織は機能し続け。
そして、歯車は止まらない。

超党派という選択肢を広げないまま、
駄々を捏ね、政権をとしか見えない自民党。

民主党なんかよりよっぽど、意味が無いことをしてる党派と。

一度首相を逃げて。
首相経験者は議員を辞するべきと言った挙句、
首相を辞めた瞬間に撤回したような人間の言葉なんて、
誰1人として響くわけがない。

この国は、こういう与太話をする人間を野放しにしすぎる。

首相がどうとかの話ではなく。
被災地の地方議員や首長が奔走し、選出された意味を噛みながら
身を粉にしてる上で、「不信任決議案」ってなんの話なのよ?

戦後よりも、急務なことが沢山あるのに。

国会議員1人1人が、もっともっと頭使って。
国のことを考えるために、永田町にいるんでしょうよ。

ゴルフやるなとは言わない。
でも、今ゴルフやらないと死んでしまうんですか?

今、銀座のホステスのおっぱい揉まないといけないんですか?

やるべきことをやらない議員は、二度と議事堂に上げるべきではない。
そういう裁量を、国民にも判断させるべきだと考えます。

この国は、こういう瀬戸際でクズな政治をしてしまいました。

政治と金とか。
正直、昔からあった話。
今更、そんなことでいつまでもギャーギャー言うヤツなんかいないよ。
いいか?悪いか?と言われれば、そりゃ悪いになるだけの話。

政治で金貰ってても、やらなくちゃいけないときには、
がっつりやれよ。
既得権の話とかどうでもいいんですよ。

形振り構わず提言と提案をし続けろ。
いつまでも首相ではいられない。

なら自分の判断を信じて、どんどんやって。
やめてしまえばいい。
責任は俺が取るからと言って。

情報収集?同調?協調?
時にそんなもんを優先していては間に合わないことだってある。

そういうときに信じれる人間がいるかいないかで決定的な差がでる。
足りないことは沢山あるけど、
足りないもん補うために、補佐官がいるのでしょう。

この国は、大切なことが見えていない。
自分のこと。
党のこと。
政権のこと。

聞こえてくる地方の判断の方がよっぽど優秀である。
金は働けば、入ってくる。
金を使って、また働けばいい。

色んなことに失望した1日だった。
民主党よりも、このタイミングで政権とか言ってる自民党の方がよっぽど
ナンセンスだと想った。

目が覚めるぐらいの国会議員の一言はなく、
よっぽどテレビの論客の方が的を得ていると想ってしまうぐらい。
この騒動は、クズでしかない。

そして、あの騒動を「で、なんかあったの?」なんて言ってしまったら、
もっとどうしようもない。

エジプトの自由を求める戦いのようにシンプルな目標はない。

大きなざっくりとした目標の中に、貫く信念を国政には見えない。
結局、この日本で頼れるのは、自身たちが持つ倫理や折れない気持ちであって。
国政にそれを邪魔されたくない。

この国の政治は、国民の足を引っ張っている。
政治ではなく、国会議員か。



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