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麻吉旅館 [君にTRAVELを!]

伊勢に行くにあたって、いつものように文化財と美術館を調べた。

旅先の偶然を狙うには、あまりにリスキーなので、
基本十分に下調べをするようになったのは、20も真ん中を越えてからの話。

美術館は、前にも記事にした、「arne」の大橋歩の個展があったような話は
あったが、わざわざ足を伸ばして見たい企画展もなく。
また事前に、売り切れて在庫ナシだった「arne」の三重特集号も、
震撼するほどの興奮は生まれず。

本も沢山ブックオフで買ったが、どれも同じ場所ばかりで、
正直どうしようもなかった。

そんな中、宿を探していると一軒の宿。
「麻吉旅館」を見つける。
その佇まいなど鑑みても、多いに興味をそそられる場所だった。

普段、旅館というよりはホテルな時間を過ごすし、
子どもが産まれたことで、いつものようなアクティヴな旅行が
困難であると判断していたため。
旅館ぐらいは、面白い場所に泊まりたいと切望していただけに、
合致した心地。

色々口コミも見たけれど。
多くの口コミ同様に、一般的な宿泊サービスを受けるつもりならば、
避けたほうがいい。

伊勢志摩に行って、伊勢志摩観光ホテル以外で、
もてなしを期待するのも大いに疑問ではあるのだが。
この麻吉旅館には、そのような丁寧かつ細かいサービスはない。

自分的には、サービス業において、やり過ぎはないと想うし、
金額相当のサービスのない粗さは、いかんともしがたいとクレーマーでもある。

こんなとこにあるの?!
と想うような住宅街のド真ん中にある。
ナビに、「おいおい本当かよ?!」と言いたくなる。

麻吉旅館の料理は、特に美味しいわけでもない。
風呂も、少し小さな街の銭湯で、銭湯の方が充実していると想う。

居室も、お湯が出ないといわれたし(笑)
部屋の鍵のキーホルダーはこんなにゴージャス。
部屋の名前は「長寿」(笑
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特に眺めの良い場所でもない。
むしろ空き地が広がる景色であったわけで。

これで、この値段を払い泊まるのはいささか、狐につままれた気持ちと
怒りがこみ上げてくるのは、間違いではないと想う。

ましてや、初めて娘と行く家族旅行なわけで。
娘の入浴は本当に大変だったが(苦笑

稚拙ではありますが、写真を撮りました。
以下の写真を見て、感じるものがあればそれでいいし。
女将さんの、丁寧な受け答えや気持ちが、本当に気持ちの良いものだった。

サービス以外で、満足することってあるんだなと初めて想えました。
伊勢志摩という地に何か、巡礼気分で行くのではなく。
1つ旅としていくのならば、この旅館を薦めます。

心に去来するものは1つや2つではないと思います。

女将さんお世話になりました。
心優しく、気持ちの良い時間でした。

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