SSブログ

moe絵本フェスティバル @渋谷パルコファクトリー [君にARTを!]

大人向け絵本雑誌「moe」
なんも知らない人ならば、少しドキッとするでしょうよ(笑

PA0_0714.JPG

先日、この雑誌「moe」の絵本フェスティバルに足を運ぶ。
特に行きたいと熱望したわけでは無いが。
娘と気軽な時間を過ごすには、悪くない選択肢だったわけで。

個人的には、このパルコファクトリーは好きなので、
こじんまりさも。大きさも。

前にも書いたけれど。
もはや様々な経験と先入観がある以上。
大人が絵本を読むのは、困難が多すぎる。
単純に楽しめないのが理由で。
深読みしてしまうのが常だからだと思う。

柔らかな光が差し込んでも。
そこに存在する虚無感まで深読みしてしまうから、意地汚い。

ただ今回、少し耳にした程度の最近のビッグニュースというか。
加藤久仁生の『つみきのいえ』の断片を知ることが出来たのは
大きな収穫だった。

正直ファンシーさには、見向きもしたくない。
世の中は汚いし、その汚い川を泳ぐ我々は清流の中に
いるという錯覚を欲しながら生きている。
そういう感覚に蝕まれるボクには、眩しい世界な気がしていた。

実際そういう世界は多くあって。
ボイジャーくんの原画の中に、何か黒く渦巻く部分に
純粋さよりも、飲み込まれない必死さを投影してしまうような。

娘も細やかな描写よりも大味な絵が好きな。
まるでメリケンさんな感覚で、ホッケーと眺めていた。

ボクも「つみきのいえ」の原画をホッケーと見ては。
出口に行き。
なんかまた戻るなんてことを何度か繰り返した。
そこか浅井健一な匂いもあるが。
決して特別な世界じゃなくて。
その発想の豊かさというか。
それはまた次の記事で書きたいとこです。

このmoeの絵本フェスティバル。
2月8日までとのこと。
300円で見れるのなら安いものですが。
わざわざこのために行くには物足りないかも(笑

故に、何かのついでに行くと、
儲けた気分にはなれます。

沢山絵本を読むようにしています。
音楽と同じで味わい深いものです。

自分の価値観にはまる世界は、
きっと色んな場所にあるんだろうなという気持ちになれます。




nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。