空から隙間なく落ちる雨に赤く尊く。 [君に広島東洋カープを!!]
朝から続く雨は、昼には強くなり。
昨日発表された「緒方 引退」の惜別かのような涙雨が、
東京の街に敷き詰められた。
夕方から薄明かりが差し込み、雨は止まないものの。
差し迫った日程を考慮すると簡単には、試合を流せない10月の日程。
東京神宮最終戦。
雨上がりの午後18時は、蝕む湿度に不快指数が上昇しながら、
それでも望みたい背番号「9」の勇姿をと願う熱き赤きカープファン数多。
故障者続出のヤクルト、青木の結婚と朗報もあったが、
緊迫するCS争いの戦いの中、ヤクルトファンはどこに行ったんだ?!と叫びたくなる閑散。
時間が経つ度に埋まるスタジアムレフト側。
雨にも関わらず、「絶対行くぞ、クライマックス」の応援が神宮の杜にこだまする中。
緒方はこの日、登録されておらず。
出場は出来ない。
あまりに残念なニュースに。
期待を持たせた指揮官に失望の声は絶えない。
一撃必殺のその閃光は、申し訳ないがルーキー岩本より期待できる。
緒方にしか出来ない緒方を望むのがファンであり、その姿を見れない落胆は、
言葉に出来ない。
試合は、栗原のタイムリーによる先制。
ただ先制点を取っても、勝てる逃げる印象は無いカープ。
追いつ追われつの攻防は、ヤクルトの故障者の数を見ればカープに分がある。
前回観戦の9回の石原のように。
ザワザワする空気の中で。
圧倒的なスピードで、レフトスタンドに勝ち越しトドメの一撃を放った4番の重責の
結果に、敬服したい。
打球の行方ばかり追ってしまったが。
フォロースルーの美しさも、うっとりしてしまうぐらいの。
画像はサンスポ
ここまで辛抱強く戦うヤクルト投手陣を讃えたいとは思うが、
ここまで来たらそうも言っていられない。
10月10日でシーズンを終わらせないためには、1つも負けられないのは、
カープもタイガースも、スワローズも変わらない。
道を拓く栗原の3ランは、値千金。
2安打4打点は、試合を支配した証拠ともいえる。
試合は、大きな放物線の果て。
ヤクルト2-5広島、最終戦、12勝12敗
スコアも爽快に残し、4連勝。
あとは、関東3試合、広島2試合。
すべて勝てば結果はついてくるはず。
試合終了と同時につばくろうの花束。
福地がベンチから出てくると同時に、緒方に花束を手向ける。
レフトスタンドからは緒方の応援歌が流れ。
スタジアムはそれを掻き消す大歓声に包まれ。
先には、「23年間 ありがとう」の文字がビジターの神宮に浮かぶ。
画像はサンスポ
福地と言葉を交わし、緒方は花束を掴んだまま宙に遊ばせた。
誰より背番号「9」が大きく見えた。
ベンチに引き上げ、程なくバスに移動するために。
レフト側に向かう。
多くの選手に混じりながら、緒方は3塁側の雨でぬれて待つファンに
丁寧にお辞儀をしながら、声を枯らして待つレフトスタンドのファンに
深々と頭を垂れた。
誰も帰らない神宮3塁側に。
大歓声と五月雨のようなメガホンの音が鳴り響き。
上がらない雨に、皆撃たれながら。
1人の男の時代の終焉を見送った。
長くボクとキャンプや試合を見ている親友は、
肩を落とし緒方の姿を眺めながら泣いていた。
緒方の23年間は僕ら世代にとっては、
大人になる過程で一緒に、大きく育った選手だったから。
こういう場面には胸が詰まる。
泣いている意味も、十分に理解できる。
バンドの解散以上の、引き返せない気持ち。
今シーズンの神宮での観戦もボクも終えた。
屋根のある2階で試合を眺めながら、来季の開幕を待つ日々は長い。
グリーンの美しいスタジアムに別れを告げて春を待つ。
昨日発表された「緒方 引退」の惜別かのような涙雨が、
東京の街に敷き詰められた。
夕方から薄明かりが差し込み、雨は止まないものの。
差し迫った日程を考慮すると簡単には、試合を流せない10月の日程。
東京神宮最終戦。
雨上がりの午後18時は、蝕む湿度に不快指数が上昇しながら、
それでも望みたい背番号「9」の勇姿をと願う熱き赤きカープファン数多。
故障者続出のヤクルト、青木の結婚と朗報もあったが、
緊迫するCS争いの戦いの中、ヤクルトファンはどこに行ったんだ?!と叫びたくなる閑散。
時間が経つ度に埋まるスタジアムレフト側。
雨にも関わらず、「絶対行くぞ、クライマックス」の応援が神宮の杜にこだまする中。
緒方はこの日、登録されておらず。
出場は出来ない。
あまりに残念なニュースに。
期待を持たせた指揮官に失望の声は絶えない。
一撃必殺のその閃光は、申し訳ないがルーキー岩本より期待できる。
緒方にしか出来ない緒方を望むのがファンであり、その姿を見れない落胆は、
言葉に出来ない。
試合は、栗原のタイムリーによる先制。
ただ先制点を取っても、勝てる逃げる印象は無いカープ。
追いつ追われつの攻防は、ヤクルトの故障者の数を見ればカープに分がある。
前回観戦の9回の石原のように。
ザワザワする空気の中で。
圧倒的なスピードで、レフトスタンドに勝ち越しトドメの一撃を放った4番の重責の
結果に、敬服したい。
打球の行方ばかり追ってしまったが。
フォロースルーの美しさも、うっとりしてしまうぐらいの。
画像はサンスポ
ここまで辛抱強く戦うヤクルト投手陣を讃えたいとは思うが、
ここまで来たらそうも言っていられない。
10月10日でシーズンを終わらせないためには、1つも負けられないのは、
カープもタイガースも、スワローズも変わらない。
道を拓く栗原の3ランは、値千金。
2安打4打点は、試合を支配した証拠ともいえる。
試合は、大きな放物線の果て。
ヤクルト2-5広島、最終戦、12勝12敗
スコアも爽快に残し、4連勝。
あとは、関東3試合、広島2試合。
すべて勝てば結果はついてくるはず。
試合終了と同時につばくろうの花束。
福地がベンチから出てくると同時に、緒方に花束を手向ける。
レフトスタンドからは緒方の応援歌が流れ。
スタジアムはそれを掻き消す大歓声に包まれ。
先には、「23年間 ありがとう」の文字がビジターの神宮に浮かぶ。
画像はサンスポ
福地と言葉を交わし、緒方は花束を掴んだまま宙に遊ばせた。
誰より背番号「9」が大きく見えた。
ベンチに引き上げ、程なくバスに移動するために。
レフト側に向かう。
多くの選手に混じりながら、緒方は3塁側の雨でぬれて待つファンに
丁寧にお辞儀をしながら、声を枯らして待つレフトスタンドのファンに
深々と頭を垂れた。
誰も帰らない神宮3塁側に。
大歓声と五月雨のようなメガホンの音が鳴り響き。
上がらない雨に、皆撃たれながら。
1人の男の時代の終焉を見送った。
長くボクとキャンプや試合を見ている親友は、
肩を落とし緒方の姿を眺めながら泣いていた。
緒方の23年間は僕ら世代にとっては、
大人になる過程で一緒に、大きく育った選手だったから。
こういう場面には胸が詰まる。
泣いている意味も、十分に理解できる。
バンドの解散以上の、引き返せない気持ち。
今シーズンの神宮での観戦もボクも終えた。
屋根のある2階で試合を眺めながら、来季の開幕を待つ日々は長い。
グリーンの美しいスタジアムに別れを告げて春を待つ。
栗原スリーラン。テレビで見ていました。鳥肌立ちました。
球場に行きたかったです・・・。
ヤクルトファンはもう冷めちゃってるのでしょうか・・・
燃えてるのはスタジアムDJだけ?
by もんた (2009-10-03 13:25)
ルイスユニをカバンに忍ばせて出勤したのだけど、行けませんでした。
ぶち後悔!
by 阿佐谷テルヲ (2009-10-03 20:16)
>もんた様
パトリック(笑
本当に綺麗なホームランでした!
ボクの今シーズン最終戦。
ありがとう栗原。
そして、もんたさん。
緒方さんによろしくっ!!!
by ROOSTER OF JOYTOY (2009-10-08 07:45)
>阿佐ヶ谷テルヲ様
ボクも異動になって。
シフト強引に頼んでみました(笑
テルヲさんには悪いですが・・・・
いい試合でしたっ!!!
来年もグッズに試合に大騒ぎしましょうね(笑
by ROOSTER OF JOYTOY (2009-10-08 07:47)