SSブログ

NOWHERE [君にARTを!]

最近は、しばしば NEW YORKの話になります。
もはや音楽で人生が捻じ曲がるほどの衝撃は受けないとは思いますが。
それを礎にしても。
旅行や出会いというのは、なんらかの形で人生観の変化をもたらしてくれて。

そういうのは、速攻の即効ではなく。
ジワジワと感じるものだったりして。

出逢って。
それを垣間見て。
食べ物なんか、特にそうだけど。
知ってるあなたが作ったものなら。
金という対価はもちろん。
あなたがスキという理由で、ボクは買う。
という気持ち、あると思うのです。

音楽はフォーマットが存在して。
比較的安価で誰でもどこでも手に入る。
それはアーティストがどんな環境、境遇、時間、想いなどを詰め。
この作品をいかようにして、生み出したかを実感しにくいフォーマットというあり方。

だから現代で塩化ビニールにこだわるバンドは好き。

話は変わって。

現像でもない。
コピーでもない。
プリントでもない。

書いた人の顔や声。
その人の姿勢や気持ち。
まったく知らない人だったら、考えるでしょうが。

知ってる、逢えた人なら話は別です。

改めて、記事を読みました。
あの人の想いや時間、気持ちやその先。
断片でも知り得た上で。
心地よく、そして当たり前に。
我が家に「家族」として迎えいれたことを、妻とともに嬉しく思います。

赤の多い部屋に。
素直に純朴に溶け込み。
そこに昔から、存在することが決まってたかのように。

1時間1時間ごと。
陽が傾き、差込。
その度に表情が変わります。

そういう愛しさも感じながら。

迎え入れた喜びと、それを包んで来たダンボールの梱包まで。
そして、知り合えた喜びもかみながら。

これからの時間を一緒に過ごして生きたいと思うのです。

「絵」です。
でも欲しいと思った絵でした。

数年前に。
彼女と結婚しようと想ったのは。
恵比寿リキッドルームでロザリオスを観た夜でした。

あの日のステージは、それそれは猛烈で。
稚拙な言葉で、このBLOGのどっかにあると想う(笑)

寒かった夜。
彼女とは音楽の趣味はもちろん。
多くの趣味は被らない。
ボクは結構ライブに行くけど、彼女とは基本的には一緒に行かない。

だけど、彼女は明治通りに出て。
「カッコよかった、本当に」と開口一番。

16歳から好きだったタイコ叩き。
その新しい形の久しいライブ。
「LOSALIOS」を観て。
「カッコいい」という価値観をくれて。
素直に嬉しく想ったこと、覚えています。
FXに跨って。
その日の夜にある場所へ。

価値観というモノが、モノ言う仲、夫婦。

この絵を欲しいと言った時も。
この絵が来た時も。
純粋な価値観の融和とともに。
10年付き合ってますが、改めて彼女の懐の深さを想ったり。


00125.jpg

そしてこれから互いの居住空間に瞬く「NOWHERE」を眺めながら。

追記:
これを書くにあたって。
NYの記事読み返したり。
今日、「9・11」
慎んで冥福をお祈りいたします。
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

my textbookWEEKEND LOVERS @赤坂BL.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。