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dip 「feu follet」 [君にR&Rを!(インディーズ編)]

「dip」の存在は目映かった。
本当に音楽で世界がひっくり返った史実は存在するわけで。
それでいて彼らの存在は本当に目映かった。
そう思えてしまうくらいの音が存在してた。

この類の音楽が、このように世に送られ。
ある程度の注目を帯びながら評価されてることは、凄く素晴らしいことだと思うし、
飽食の時代は、自己選択を数多に広げ。
好きな音楽を自由に選び、その世界に沈むことを容易にかなえてくれる。
こと東京となれば、その選択肢と取得方法の手段は多岐だし多種。
ネット世界に踏み入れれば、更にその幅は天井を知らない。

話はズレたが。
初めてdipを見た日はあまり覚えていない。
ただ、今年に見たdipは猛烈だったし、強烈だった。

足場の喪失。
意識の消耗。
生ぬるさに感じる確かな温度を感じながら、彼らの音は確実に浸透した上で包んだ。

安易な言葉を使えないと思ったが、この日の感想は随分、的を得てる気がして、
自分でも読み返して、少し共感してしまった(笑

というわけで、疾走とGURUGURUを繰り返して。
世界をねじ曲げながらゆっくり溶かして燃やす。
ある1つのR&Rの形が体現出来るこの世界の音は賞賛に値する。

dip然り、FRICTION然り。
輝き褪せない中に、照光強いものは数多存在する。
ただキャリアがその音に説得力を相乗させ。

優しくて。
強くて包まれて。
不確かな声と。
確実な変速。
燃やす感情の行く末詩。

「鬼火」とはよく表現したものだ。
まさに鬼火。
揺れて怪しく、乾かず濡れた地面から現象として存在。
宙を彷徨い消える。
温度も色も不確か。
まさにこのアルバムを言葉で形容してる。

feu follet / dip

正直、本当に素晴らしい。


nice!(3)  コメント(4) 
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コメント 4

あぁ~やべっ!買うの忘れてた。サンキュ~
ジャケ、イカすね。久し振りに燃えますか~
by (2007-12-22 13:55) 

みっきーを

ヤマジはやっぱりは天才なのだ。
by みっきーを (2007-12-23 01:18) 

ルースターズ

>CANDyちゃん
こんなんまで聞いてるの?!(笑
by ルースターズ (2007-12-25 22:28) 

ルースターズ

>みっきーを様
YEAH!なのだ。
by ルースターズ (2007-12-25 22:31) 

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