ゆらゆら帝国 「美しい」 [君にR&Rを!(日本)]
「美しい」を聴きながら、一気に書き上げた無意識な言葉の積み上げが、
一発のフリーズで大崩壊・・・・。
ワンフレーズも覚えてない文章。
そういうものの崩壊は、頭真っ白。
炭酸の泡にもなりはしないわけで。
静かな液体から、綺麗で虹色が滲んだ泡が生まれては弾ける。
その繰り返し連鎖の中で、幾つかの泡が生まれた場所を離れて、
柔らかな風に紛れて、空に舞い上がる。
舞い上がり数刻の後、弾けて。
霧を孕んだ雫は、音も無く存在も無く地面に落ちる。
落ちて滲んだ液体の確かな跡を、感じながら。
つまりは実際に見聞きの近況を知らずとも、
CDを聴いても、この世界には妙な安心感。
進行する時間の経過と、音楽の変遷。
生み出すメロディーへの欲求と欲望。
万人に愛されなくても、静かに確実にその方向に足を向けてしまうような。
妙な引力。
進行する時間の中で、あまりに綺麗な泡は世界を巡り、文化だとか言葉だとか。
そんな既存の国境を裕に超えてその帝国の存在が確かにあって。
それが音楽の猛烈なんだけど。
僕の個人的な主観で言えば、本当にこの帝国には独自の文化があって。
「ROCQS」を見ても、凄く「そうかもな・・・・」だなんて、妙な説得力を感じてしまったり。
ゆらゆら帝国 「美しい」
曲を聴きながら、あまりに美しいのと。
その中に感じる妙な心地よさと空気だとか。
ヒリヒリなんかしてなくても、十分に満たされる浮遊感と確かな足跡。
そこに旧譜の付け入る感じが、あるのか無いのかそんなことを考えなくても、
4曲の密集で充分、心満ち。
なんか久しぶりに妙な納得感。
外は、台風。
部屋にはゆらゆら帝国。
なんか新しいことがしたくなる。
そんな気持ちになってくるから文章を考えたが、
やっぱりこんなもんしか出来ないのが、自分の能力の薄さ。
でも、「なんとなく夢を」と響くから。
僕もなんとなくで、それだけでいいやと湿度の高いジメジメした部屋に
居心地の悪さと、しばらく轟音でこの曲を聞いていたい妙な環境の良さに
日曜日の昼下がりに充実到来。
静かに光る美しい存在になっていくね、この3人。
不変なところもたくさんあるけど。
これからも見逃せない。
ライブ観たいです。
by (2007-07-15 16:35)
>Lo-Fi様
本当に!本当に!!
凄く綺麗な音楽だなって、そんなことを素直に実感出来るのも、
3×3×3があるからかな(笑
あのアルバムは、日本の名盤ベスト10には入ると想うな(笑
by ルースターズ (2007-07-15 16:45)