岡本太郎 「明日の神話」 [INFOMATION]
パンフレットに養女岡本敏子さんの文章がある。
http://www.taro-okamoto.or.jp/info/info_shinwa1.html
久しぶりに言葉の強さを痛感した。
「明日の神話」という作品があって。
それを言葉で形容するならば。
これ以上の言葉の構成は存在しない。とんでもない作品と文章のつがい。
もうあの敏子さんの言葉を読んだら、こんな僕みたいな輩があの作品を
言葉で形容することなんか出来ないし、あの文章は作品のショックと同じくらいショックだった。
それぐらい完璧に作品を形容した言葉の構成だった。
色々書きたいけど、言葉が出ない。
本当に良いものを見た時は、それがどう良かったのかと、言葉で起こすなんて無理。
衝撃。
岡本太郎「明日の神話」
「観覧無料」という対価の代わりに、この絵を見て８月６日の時間や経緯とか色んなことを考え。
自分達が漠然と、「平和」という言葉を口にするのではなくて。
過去の惨劇を踏まえた上で、大事の時になんと言葉をあげればいいのかだけ、胸に秘めたい。
敏子さんは「炸裂」と表現した。
この絵を見て、炸裂した破片が見たそれぞれの人の心に突き刺さり。
そこから何かしらの気持ちの芽が顔を出したら、こんな絵は二度と生まれない。
岡本太郎の作品と言葉は、本当に凄い。
生きてる。
そんなイメージ。忘れようにも忘れられない。
ご覧になったのですね。いーなー、いーなー。
今すぐにでも新幹線に飛び乗りたいほど、この絵に恋いこがれ、観る前から既に圧倒されています。私も、観に行きます、必ず。圧倒され、打ちのめさることはわかってるけど（笑）
by ももこ (2006-07-10 23:45)
＞ももこ様
こころのどこかを抉り取られてください。
もしかしたら、ぽっかり穴があくかもしれません。
新幹線。なんかの折東京で是非。
色んな人の想いも積んだこのすばらしい壁画を体感して欲しいです。
恋しちゃうかもですよ（笑
by ルースターズ (2006-07-11 07:21)
戸籍上は奥さんじゃなく「養女」なんだけど
そんなことはどうでもいい関係らしい。
だって太郎さん死んでも「死んでいないのよ」って言ってたみたいだしね。
偶然、私も一般公開の初日に見に行ったよ。
娘はこの絵の裏のアンパンマンテラスに夢中だったけど。
本当にこの絵が無料で見られるなんて贅沢だよね。
絵でしか伝えられないことってある、って言ってたけど本当にそうだと思う。
何時間でも見ていたい感じだった。
私はこの絵に夢中になりつつあります。
by Lita (2006-07-13 10:23)
この絵の運搬、修復が、どれだけ大変だった事だろうか。
下準備を整えてから、って平野さんの言葉に、穏やかな敏子さんが怒ったらしい。
「勢いに乗ってどんどん進まなくっちゃ、表に出る機会を失っちゃう！」
この絵を見る事が出来るようになって、本当に良かったと思う。
そして、敏子さんの愛の深さ。。。ホントに素敵！！
by shuri (2006-07-14 01:40)
＞wonder_style様
そうなんだ～！
アンパンマンテラス。ホラーマンに導かれてフラフラ。
嫁と２人で入ったはいいが、欲しいものは当然無く（笑）
いいですよね。
ダラダラみてたいけど、あまりの暑さにそれも無理（笑
by ルースターズ (2006-07-15 09:43)
＞エビ姐
音楽とも違う、生きるパワーをたまにこんな機会で貰って。
誰かの存在証明を感じて。
それが今日に反映されるような感覚がたまらなくステキだと感じる昨今。
by ルースターズ (2006-07-15 09:46)
TB、させて頂きました。よろしくです。
敏子さんの文章を読み返していました。何度読んでもいい。
こんなに的確に全てを表した言葉は、他にないですね。
太郎さんもステキな方だけど、敏子さんに惚れ惚れ。
今、彼女に夢中になっております（笑）
by ももこ (2006-09-08 23:05)
＞ももこ様
いいですよねー。何度読んでもガッチリ重なる不思議。
少し涼しくなったら、表参道の岡本太郎博物館に足を運ぶ所存です♪
by ルースターズ (2006-09-09 11:49)