甲本ヒロト×矢沢永吉@ぴあ(前編) [男にBOOKを!]
10歳の時、いとこから貰ったテープには、「TRAIN-TRAIN」が入ってた。
僕はとうちゃんのウォークマンをこっそり借りて。
そのテープを毎日毎日聴いた。
「電光石火」の意味も、「風船爆弾」の意味もわからなかったけど。
TDKのマークの入った黒い大好きなテープだった。
14歳の頃。
僕の頭には弾丸が命中してたことに気づく。
僕の傍には、ブルーハーツがあって。ヒロトの歌う声に、何度も何度もイカされて。
学校の帰り道。電車で45分。
「TRAIN-TRAIN」の曲達は、好きだったあの娘の顔を巣鴨駅で見るBGMだったし。
部活の帰り、ウトウト眠ろうとしてしまうのを妨げる目覚ましでもあったし。
そんな生活のすぐ傍にいたのに。
僕はいつのまにか「TRAIN-TRAIN」を聴かなくなった。
16歳。
ブルーハーツはハイロウズに名前を変えた。
戻ることの出来ないR&Rとの出会いの中、ずっとヒロトが泳いでた。
それも姿を変えず、僕が初めて見た時と、ほとんど変わらず。
僕らの時代の中で、甲本ヒロトを知らないことが不自由な生活だったと。
今そう言い切っても僕は言いすぎだとは思わない。
大好きだった彼女と歩くときも、ブルーハーツの言葉の多くが僕に勇気をくれた。
90年代を生きてきた中で、彼の存在は僕にとってのスーパーヒーローで。
後にも書くけど。
甲本ヒロトは「ハンバーグ」だったんです。
いつだって、ハンバーグ。
矛盾かもしれないけど。
ヒロトの声を聞いてないときは、カレーだったり(笑)
ハンバーグだったら毎日食える思春期。
大好きなハンバーグの味なんか1個でいい。
そんなハンバーグだったヒロト。
彼の声は、今はもう持ってないTDKのテープの中から流れてきて。
そんな彼の声を今も求めてるし、今も大好きなんです。
スカパラで彼が帰ってきた。
ソロになって帰ってきた。
でも、彼が大好きなあの人が、彼の背中を押して、そして大切な免許をくれた。
彼のお陰でまた見れるかもしれない。
目ん玉ひん剥いて。
僕らをR&Rで殺す、最高の殺し屋がステージに仲間を連れて帰ってくるかもしれない。
ネクタイを外して。
スーツを脱いで。
ブラックレザーを身に纏い。
彼がステージをジャンプする姿を見たいの。
そういう想いが強くなったのです。
望むのも自由だし。
考えるのも自由。
見えない銃を構えて。
きっと標的が現れるのを願って。
今週のぴあを読んで。
そう思ったんです。
同感で、同感で、、、なきました。
ヒロトのライブに行きたいです。
永ちゃんにもありがとうが言いたいなあ。
by ショウコ (2006-05-29 23:27)
>ショウコ様
見たいっすよね。オシーリにチン☆(笑)
なんかあれがあるライブと無いのでは気分が違う?(笑
by ルースターズ (2006-05-30 07:45)
ブルーハーツ好きでしたね。
ヒロト始めて見たのは小学生か中学生の時ですね。
テレビ初登場かなんかで歌い方にかなり衝撃を受けたのを
覚えています(刺激が強すぎた?)。
ヒロトの歌詞はホント好きですね。ソロ頑張って欲しい。
by のぶちん (2006-06-02 13:43)
>のぶちん様
今聴いても、あの時聴いても。
小難しい事はなく、いつでも誰でもどこにでも。
そんな単純な想いの歌詞はやっぱり好きです。
まどろっこしくなくて。
ドキドキしながら、スキと言ってしまう感じ(笑
by ルースターズ (2006-06-04 08:43)
これは、秘密な話しですが〜
ヒロトバンドやるって!!
めちゃ×3 豪華メンバーらしい♪
バンドの名前はクロコダイル?クロロフィル?だか名前忘れたけど。。。
楽しみやん★
by 青い心 (2006-06-28 02:44)
>青い心様
アンテナ張っておきます。
ありがとうです。
楽しみやん!
by ルースターズ (2006-06-29 13:11)