Coco d'Or (ココドール） 「Coco d'Or Parfait」

異種格闘技。トリビュート。全く自分とは、異なるものを「ヤル勇気」にまず敬意を表したい。

最初に断っておくと、俺はSPEEDのファンでもなければ、ｈｉｒｏのファンでもない。
むしろ、一切聞かない部類に入り、興味もほとんどない。
しかし、暮れにも差し迫り、なんやら１アイドルが面白いことをしてるんで、
気になってしまった（笑）
俺はこの類のレコード会社の遊び心いっぱいのレコードリリースに滅法弱い。本当に弱い（笑）
それが、この最初に断った元SPEEDのhiroのJAZZアルバム「ココドール」。

なんでしょうね。よりによって、須永辰緒やら福富幸宏まで持ちだすんだから、
ただのジャズで終わらせるつもりは全くない感じ（苦笑）
実際の感想は、未だ「青さ」がある感じ。青いといっても若いとかまだまだという意味
ではなく、もともと東京ドームクラスの大箱をいっぱいにする歌手なんだから、
歌が下手な訳がない！
しかし、それはJAZZという違うフィールド。
「すげぇ！カッコいい！！やるじゃん！」にまではまだ至らない・・・。
でも、新しく面白い。一度はブラウン管を通して見たことはある、あのアイドルが
JAZZを演るというだけで、俺は充分その「JAZZ屋の遊び」を堪能出来たなぁと思う。
「青林檎」な感じ。これはこれでいいかな？みたいな（笑）

JAZZやSOULは先入観だが、声が太く強い。それがウッドベースやラッパドラムと
絡むとより楽器の音を、更に素敵に響かせる感じがする。というより、俺は好んでその類の
音楽を聴いてます。

だからこそ、声は細いし高いが為に、危うさみたいなものも感じるが、それはマジのJAZZ屋が
バックで演ってる訳で。JAZZ屋が歌い易いように、カバーし続けてる感じも！
だからこそ、歌が面白く新しい感を強く感じるのかな？！
ひとまず、一聴の価値はあると思う。きっと売れないでしょうが（笑）
一曲目はR&Rアンセム「ROUTE　６６」でもある訳ですから（笑）

なんやら、完全版なるこのアルバム。やってはいけないDVDつき。
いらねぇつーの（笑）むかつくんで、レコードを購入（笑）
しかしながらジャケの絵は、水森亜土。色んな意味で脱帽です（笑）
「買うんかい！？お前？」みたいな声も響かせながら、ただ今大塚より帰宅。
気持ち悪すぎ。寝ます。

http://www.avexnet.or.jp/coco/