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「寺島進のアニキに聞けよ!」 [男にBOOKを!]

少し忙しくて、手付かずだったんですが、今は暇さえあれば
1ページ1ページ読み進めてます。

大好きな俳優の言葉の集大成!
 「寺島進のアニキに聞けよ!」

元々は、北野映画が好きで。
ほとんどの作品を見続けていたんですが、
そこで存在感を放つ彼にじんわり濡れてしまい・・・・。
熊切監督「空の穴」では、彼見たさに試写会にカメラを持って
(しかも少しいいカメラを買って)出かけたほどです(笑)

ボクが好きな当時は、寺島さんのサイトもほとんど無くて。
昔、ボクが書いた寺島さんの記事は今でも、桁違いのカウントを弾きだしてますが。

と言う訳で。
男に生まれた以上、「イイ男になりたい」というのは命題ですし。
30手前になり、助走の20代を終えるわけですから、
30になったら、実践!行動!そして錆びない。となる訳です。

土台は大切。礎は重要。

そんな中で、ボクの中で規格外なのが「勝新太郎」ですが。
それよりも近く眩く光る男の言葉は、非常に深く。
ボクの考える「男」の答え合わせをしているようです。

きっとこの俳優さんは誰にでも、このスタンスなんだろうなとそう思います。
イイ男というのは、きっと放った言葉に、それ以上の責任と意味を加味出来る
その牽引力と、それを実証出来る行動力にあるんでしょうね。

女性に対しても、紳士でありながら真摯に向き合い。
野郎と対峙したときも、表と裏の抽出をするのではなく、
対「人」というセオリーを守るというか。

嫌われることを恐れたら、何も出来ないし。
ボクの道末に、何も残らないような人との交流は無いと想いながら、
やはり気を払いますし。
至らないことも、とっても多いですが(笑

完璧なことなんか無い。

一番大事なのは、いかに自分の素直に従うか。
自分への妥協は自分への裏切り。
他人への嫉妬は自分への否定
男って馬鹿だけど、それなりに難しい生き物です。

女にモテようという努力は、イイ男には存在しないはず。
それは、女にいい男で。

ボクが志すものはそこには無いのです。
男に愛されてこその男。
男が男を図るものさし=男気。
野郎に愛されないヤツが、女性に愛されるわけが無いと
そう想ったり、想わなかったり(笑

寺島さんの言葉には、虚飾や奢りは無く。
嘘も存在しない透明感です。
でもそこには、男の匂いがあって。
それは「漢」の匂いと言葉を代替出来るかもしれないけど。

ボクがそんな大人でいたいと想うような、
空気がそこには漂っているのが、堪らなく愛しく、勉強になります。

磨けば光るような、転がり方をしたいものです。
あと、何年生きるかわからないけど(笑


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まるこ

ちなみに、「寺島進のアニキに聞けよ!」が正式タイトルです。
すっごい好きな俳優の一人(現在では№1)です。
私は、この俳優に会いたくて、池袋のLIBROでサイン会のチケットを間違えて2枚もらっちゃったのにも関わらず、引っ越し当日だったので、泣く泣くmixiで欲しい人募ってタダであげましたよ。

この人の言葉はグっとくる。

いろんな経験を経ての言葉には、力がこもってますよね。

大好きなんで、毎週火曜日のシネマトゥデイの連載は、必ずチェックしてますよ。
by まるこ (2007-05-23 13:02) 

ルースターズ

>いだえりちゃん
どうよ?USA!!

というか、素でタイトル間違ってたね(爆笑

このサイン会の話はね、封印したのです。
極度の貧乏で首が右にも左にも回らないときでね。
この日特に・・・・・・。
この本にはそんな因縁もあったりします・・・・・(涙
by ルースターズ (2007-05-23 21:05) 

私もこの本買いました。
最近は人気が出て色々な作品に出演されてますが、、
私が寺島さんで一番好きな映画は「ソナチネ」です。
最近は毎週火曜日の「八州廻り桑山十兵衛」が楽しみでたまりません。
現代ものもいいですが、時代劇での寺島さんの殺陣はかっこいいなぁと思います。
俳優さんとしても好きですが、一人の男の人としても大好きです。
照れ屋で不器用で真っすぐで。
義理と人情を大事にする男の人はかなり少なくなって来ているこの世の中、
こんなかっこいい人はいないと思います。
本当にこういう人を男と言うのだと思います。
by (2007-05-23 23:04) 

ルースターズ

>猫バス様
ボクもソナチネが一番。
というか、北野映画の金字塔。ソナチネが凄いのは、
あの景色が完全にフィルムに呑まれてるとこです・・・・。

匂いで感じるイイ男感というのは、やはり年齢の年輪を
重ねないと出ないもので。
それが滲むような感じは、やはり生き方がステキなんだろうなって。
そう思います。
by ルースターズ (2007-05-24 08:17) 

まるこ

>ルースターズ兄さん
ここのコメント欄は書きやすいのに、なんでか私の「新規作成」の箇所が愛機のDynabookとの相性が悪いのかどうか知らんけど、文字を打ち込みにくくってね。blogアップできなくて申し訳ない!!
とりあえずSFは寒いけど(平均最高17~22くらい?)、乾燥しまくってるけど、時間の流れ方がゆっくりで楽しいっすよ。
・・・・・・・・・・・・・・・人間関係はやっぱりいろいろあるけどさ(汗)。
でも、若者に交じって頑張ってます。

そっかあ。サイン会の券、ルースターズ兄さんにあげれば良かったねって、後の祭りだけど(苦笑)。

でも、ほんと、このサイトにはマジで助けられたし、本になっても良い。
私は、正直ドラマ「恋セヨ乙女」(真中瞳主演NHKの夜ドラ)にゲスト出演したときからだったんだけど、戻ってきたら、「ソナチネ」とかいろいろと見てみようかなと思いますよ。
by まるこ (2007-05-24 12:26) 

ルースターズ

>いだえりちゃん
不具合は地味にあるようだね。
YOUNGに混じるのはいいことだよ。
俺の場合は、YOUNGよりOLDな奴にうんざりだけどね(苦笑

いやいや、本当に貧しかったからね。
お心だけ頂きます(笑

是非観てください。
やっぱりボクは北野映画の寺島さんが好き。
by ルースターズ (2007-05-25 07:32) 

『その男、凶暴につき』『ソナチネ』
初期のキタノ映画の寺島さんが印象的。

最近バラエティーに出過ぎで
イメージ崩れまくりじゃないですか?
そーいうのがいい俳優さんもいるけど、
自分にとっての寺島さんはそんなのNG。
by (2007-05-25 21:22) 

ルースターズ

>ぞうの国のあるじ様
仕事選ばないスタンスって凄く好きですけどね(笑

やれるだけやってやるよ!みたいな。
それでもフィルムになるとあの猛烈な空気が漂うのが、
結局フィルムでしか呼吸できないんだなと再確認出来る安心感。

イメージは大切だけど、さほど重要じゃない感じですかね(笑
by ルースターズ (2007-05-26 11:16) 

あー、
そういえば。
女だらけのトーク番組かなんかで、
江角マキ子や優香に恋愛話掘り下げられて
うろたえてるとこは何か好きでした。

映画での孤高な姿からは想像もつかない狼狽ぶりが、
もう意外過ぎてびっくり。(笑)
by (2007-05-27 01:07) 

ルースターズ

>ぞうの国のあるじ様
(笑)ほっとけー!とか言ってそう(笑

基本シャイなようですし。饒舌でも少し嫌だな(笑
by ルースターズ (2007-05-28 19:57) 

突っ込まれ過ぎてウワァーッってなって、
うるせぇよっ!!!って怒鳴ってましたよ。(笑)

もちろん巻き舌で。
by (2007-05-28 22:36) 

ルースターズ

>ぞうの国のあるじ様
何やってもかっこいいと思われるような、大人でありたいですね。
例えそれがションベンしてる後ろ姿であっても。
by ルースターズ (2007-05-29 08:25) 

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