赤塚不二夫 復刻!「まんが№1」 [男にBOOKを!]
1曲聞けば、バカだし、1枚開けば、バカ。
こんなくだらないことを全力で出来る赤塚不二夫は、本当に素晴らしい。
「真剣なバカ」って凄い矛盾だけど。
真剣なバカっていうのは集まるんですね。
かの、「タモリとの伝説」だったりとか。
本気でバカというのは、本当に素晴らしい。
三上寛と山下洋輔だけで異常なのに。
この音源は更にバカを越えて、真剣にぶっ放す。
ソノシートって素晴らしいよね。今は、当たり前でインディーズの雑誌とかCDついてるけど。
この当時は画期的だったんだろう・・・。
伝説の「まんが№1」
http://www.koredeiinoda.net/fujiopro-topic/2006/11/no1.html
もう一緒についてる本も読んだけど、どこ開いてもバカ。
どうしようもないくらい。
あまりにくだらなくて、あまりに愛しい。
もう何度でも開いて。
どこ見ても、溜息交じりに笑ってしまう。
バカっていうのは、真面目に突き進むと美しい。
こんなものを、今の時代のたった¥3500で世の中に流した長谷邦夫には、
本当にお礼を言いたい。
大抵バカというのは、シモネタを軽く泳ぐことも1つ要因だと思う。
大体、普段「チ×コ」「マ×コ」「ウ×コ」と罵り卑下するが。
人間である以上どっちかついてるし、ウ×コもする。
そして、なんとなく呑んだら会話の中心が結局、興味があるのはそこなのが、意味がわからない。
どんなに煩悩を遮断して無視しても、
ぼいんな娘が傍を通ろうもんなら、「あらー」ってなるもんです。
それがヤングマンのみならず、男という下衆な生き物の性でございます。
それに忠実にいたのであれば、世の中の女子からは、クズ扱いされるだろう。
そればかりか、人権すら剥奪されかねない。
しかしながら、男はシモネタにロマンを感じ、また情念と情熱を感じるわけでございます。
その確たるシモネタを見事に転がされると、どうにもならないのです。
山下洋輔の「ペニスゴリラ」なんてどうにもならないくらい。
グルーヴしてるし、たわみにバカも詰まっている。
「ばっかだなぁー」と思うけど、それもまた愛しいのです。
「バカ」という言葉は、「愛しさ」でもあるのだと想います。
シモネタでなくて、バカだと思うのもまた結局愛しいと思うのです。
にしても、素晴らしい。
「おい!自殺するな!なんで自殺するんだろ!?」と真剣に考えてる男子よりも、
「あの娘のブラジャー何色なのかな・・・・」ということを真剣に考えて、
挙句に勃起なんかしてる男子を見たら。
「あんたの方が、俺は正常だと思うよ」と肩を叩いてあげたい。
下衆だと想いますか?世の中の男子はそんなもんです。
少なくても僕はそんなヤツです。
バカを全力で出来るヤツなんてそうはいない。
それは自分が結局、そんなことばっかりで生きていけないとそう思っているから。
そんな輩は昭和の時代にいた。
豪快なバカの道程。
こんなものがあったとは。
ディスクユニオンだとバスタオルがつきます。
「もうそれだけでも¥3500だせるよ、俺」みたいな心地です。
難しいこと考えるより、これでいいのだ!と笑うことが大切です。
時間なんか、黙ってても考えてても流れる。
僕が好きな井上陽水の「桜三月散歩道」
それの別テイクバージョンだけで、もうたまらなくステキです。
結局、「バカになれないヤツが一番バカなんじゃないか?」って。
そんなことすら想いますが。
一生懸命なバカの作品を見て。
俺もどこまで晒して逝きていけばいいのかなと真剣に考えてみようと思いますが、
結局、ぼいんが気になり終了でしょう。
バカなんて、なろうと思ってなれるもんじゃない。
才能。
バカの才能。
結局選ばれたものしかバカになれない。
最後に。
赤塚不二夫さんの御体の回復と。
赤塚眞知子さんのご冥福を、心よりお祈り致します。
関西ではバカっていわれるより
あほ~ぅって言われる方が嬉しいけど(笑)
いや~「これでいいのだ」はほんと名言ですね(笑)
by カルピス (2006-11-25 12:57)
うふふ。最近の私の座右の銘は「これでいいのだ」ですもの。
それと、来年41歳の春を迎えたら、天才バカボンのテーマソング、
「41歳の春だから〜♪」と唄うのが楽しみです。
赤塚不二夫、最高峰のバカであります。
バスタオル、ほしい…。
by 山田虫 (2006-11-26 15:29)
>カルピス様
なるほど・・。坂田スタイルですね(笑
by ルースターズ (2006-11-26 16:02)
>山田虫様
いいでしょーいいでしょー!バスタオル。
しかもデカイんっすよ(笑)
うなぎいぬー!貴様最高じゃないか!!
山田虫さん41なん?!
見えないっすよ。マジで。
by ルースターズ (2006-11-26 16:14)
おじゃまします。
…すばらしい!
入浴中の天変地異、タオル一枚で表に飛び出す時には必ずコレを選べる人間でありたいものです。
ところで最近、子供相手にすごい漫画家をそろえて恐ろしい誌面を作っていると噂になっているコミックボンボンを買ってみましたら、赤塚先生のバカボンが再録されてどうやら連載中です。何十年も前の作なのに、わたべせいぞうといましろたかしに挟まれて、一歩もひいていません。
ふしてなお先生の天才は健在です。
by tamapin (2006-11-26 22:33)
ウナギイヌ。いいね。
「バーロー」って言葉も、いいね。
なんかツラい時とか、そっと一人で呟けば(さすがに人に向かっては言えません)
けっこう気が楽になりそう。
まだ40歳ですよ(←無駄な抵抗)。来年の春には、41歳になってる予定。
たぶんアホだから歳を取らないんだと思います。
by 山田虫 (2006-11-27 00:32)
追伸:ははは、間違えました↑。再来年の春に、41歳です。アルコールのせいで、とうとう脳細胞までやられてきたようでやんすよ。困ったな。
by 山田虫 (2006-11-27 12:30)
>ぴん様
ぼいんな娘と初めてのHで、こんなタオルで出てこられたら、
もう何しても許されるんじゃないか?!と錯覚しそうな危険な赤。
ボンボンはひとまず最終回を迎えるそうですよ。
また年明けからGREATな企画があるそうですが・・・。
にしても、いつになったら死ぬんだ?!赤塚不二夫。
もういい!死ななくていい!!
by ルースターズ (2006-11-28 20:25)
>山田虫様
それでいいのだ!!!幾つでもいいのだ!!
大切なのは、もう歳とらねぇーんだよ!バーローって感じな気がしません?(笑
by ルースターズ (2006-11-28 20:29)
☆ こんにちは。
「桜三月散歩道」の話。旧知の幻泉館主人さんのソネットのウエブログにあります。(あたしが実際に読んだのは以前「楽天広場」にいた頃ですが,同内容)
ご本人の了解を得ましたので,こちらに紹介しておきます。
http://blog.so-net.ne.jp/gensenkan/archive/200508
by deacon_blue (2006-11-29 08:28)
ええ。まったく。
わしゃフォーエバー17歳なんじゃ、文句あっかバーロー、
って感じです。加齢は気合で止められる(笑)。
by 山田虫 (2006-11-29 14:14)
>deacon_blue様
幻泉館主人さんは存じております。
ワタシも覗くことがあります。
ありがとうございます。ほかにも興味深いものが多く、
読んでみます!ありがとうございます。
by ルースターズ (2006-11-29 22:25)
>山田虫様
年をとらねぇーって決めたら歳はとらない。
これ嘘じゃナイッス。反対の賛成。三世。ルパンザサード。
by ルースターズ (2006-11-29 22:28)