前田智徳（ＣＡＲＰ）キャプテン任命：君にロックンロールを！：SSブログ

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前田智徳（ＣＡＲＰ）キャプテン任命　[君に広島東洋カープを！！] [編集]

【記事より】

広島のキャプテンに前田智徳外野手（３４）、黒田博樹投手（３１）の２人が
就任することが１５日、決定した。
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もう何も言うことはない。
今まで、個人色が強いと言われる前田だが、契約更改の席でも、
常々「チームのために」を繰り返した。
度重ねた怪我からのチームへの罪悪感に苛まれながらも、彼はバットで存在を証明し続けた。

昨シーズン。
決して「終わった男」ではないことを、証明してくれた。

自分のバットが勝利に繋がる瞬間がくる。
その為に、その瞬間を１度として失敗することなく、成しえて勝利を掴むことが本質の彼にとって、
ひたむきな努力と怪我との永きにわたる戦争は、今尚続く。

「勝つために俺がやらなければいけない事は知っている。
いままで通り、それが俺の野球観なんだ。今年の調整も順調に計画通りに出来ている」

キャンプのニュース。
前田が、ひたすらに身体をいじめるニュースが聞こえてくる。
彼自身スタイルは、変わらないだろう。
彼自身キャプテンに任命されて、

「現役時代から知っているのは僕ぐらい。
オレに力を貸してくれ、と言われれば僕は信じてやるだけ。
（主将）タイプじゃないし、変わったことをやるつもりもない。
背中で引っ張るとか、漫画じゃないんだからやめてくれ。オレは変わらず黙々とやるだけ」

黙々とやる背番号「１」が牽引する強いＣＡＲＰ。
１２球団随一のその類稀なストイックな野球精神を見て、何も感じないチームなら、
それはいつまでたっても、開幕を広島で迎えることは出来ない。

「何でも行儀よくじゃいけない」と、かつての荒々しい赤ヘル復活を約束した。

「グラウンドでは熱くなる監督だから。オレもシーズンに入れば、自分の中に入るタイプ。
何でもかんでも、行儀よくじゃねえ…。チームはここ何年も低迷が続いている。
何かを始めないと、何も変わらん」

昨今のカープの状況を、大野氏との対談でも危惧した。
彼自身チームに何をしなくてはならないかということを、口には出さずとも明確に理解している。
僕らも「なかよしカープ」じゃない、強い広島東洋カープを見たい。
５月以降も、下位に沈む事無い鯉の姿を見たい。

「監督が代わっても、オレがやることに変わりはない。
ケガに気をつけて、シーズンに向け、準備をするだけ。
３Ａでチームを立て直して、日本でも、こういうチームを立て直そうとしている。
マーティーを信じて付いていくだけ」。

「自分もカープは強くあってほしいと思っている」
前田だけじゃない。ボクも多くのＣＡＲＰファンも、心底そう想っている。

確かに前田は、試合になれば、自らの闘いだけに集中してしまう孤高のバットマン。
そのスタイルは時に、ナインの反発を呼んだこともあるとも書いてあった。

しかし、それは誤った見解である。
チームが勝つ事を考えれば、１人の選手がストイックの打撃を追及するのは、
ヒット１本、ＨＲ１本。
勝利に繋がるための１撃を望むからではないのだろうか？
なぜ、反発が出るのか？理解に苦しむ。
確かに満足に走れない時代。
端から見れば、何をちんたらやってるんだ？！ってなるんだろう。

それは、彼の人なりを見れば、そんな言葉は出ないだろう。
指揮官もそんな前田が、打てない三下の選手なら、試合にも出さないだろう。
簡単な理屈。
怪我をしてもなお、彼は結果を出す選手だから。