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A CITY OF BLANKEY TO BE JET [BJC FOREVER]

解散から10年。
10年目にして、形は違えど。

「BLANKEY JET CITY」の「新しい新作」と言っても言い過ぎでないはず。
と言っても、先のLIVE ALBUM 「MONKEY STRIP ACT2」ではないし、
ましてや、未発表・新曲でもなく。

アパレル。

パーカー!!!

あの、ユニクロからのDROPです。
今回UNIQLOの「UT」から、浅井健一が登場しています。

その中でカーキーのパーカー。
昔からのファンには馴染みのある
「A CITY OF BLANKEY TO BE JET」
の文字が刺繍されたパーカーがリリースされています。

PA0_0908.JPGPA0_0907.JPG

PA0_0906.JPG

タグはSEXY STONES REDORDS。
値段も、¥2990
サイズも豊富です。詳しくはHPを
個人的には、ジップアップパーカーは大好きな形なので。
もう最高。

ボクもこれは買わないと!ということで 原宿 UT で2枚購入。
ベンジーのTシャツ(¥1500)は、もはやおなかいっぱいなので、このパーカーのみを。

まさかまさかです。
10年後にでた新作に感涙。

ちなみ、昨日31歳になりました。
ありがとう。
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ミュージックマガジン 2009年2月号 [BJC FOREVER]

ブランキージェットシティが紙ジャケで再発した。
タワレコで目にしたけど、もはやレーベルには在庫が無いそうで。
今の店頭在庫で、SOLDとなるようだ。

通常盤を廃盤にしてるため、紙ジャケが無くなったら、
通常盤が出るのだろうか。
にしても、紙ジャケはレコード風情があるが。
BJCの初期に関してはレコードのリリースは無かった。

椎名林檎ではないが、何かの節目に突然レコードで。
というのは、淡い期待なのか。
でも期待してしまう。

そんなことになれば、結局全部買うハメになるので、無茶な出費には
なるが、BJCの音にはそれだけの価値があると、思ってやまない。

そんなわけで、再発のリリースラッシュも前回のレアトラックに、
モンキーストリップアクト2以降は、ベスト盤が紙ジャケで登場するらしいが。

PA0_0390.JPG

それ以上に、ミュージックマガジンの新刊の表紙がブランキーである。
よもや、雑誌の新刊にブランキージェットシティが拝める日が、来るとは思わなかった。
イラストではあるが、非常に嬉しいものである。

内容を紐解くと、硬派なイメージのあるミュージックマガジンではあるが。
新しい発見は無かったが、丁寧な解説とディスクレビューには愛を感じてしまう。

小野島大氏は、ボクが日本のROCKを勉強するにあたって読んだ「NU」の
編集者でもあったし、数々の記事のライターの多くは、憧れを抱き続けた時代の
ロッキンオンジャパンで名前を昔よく見た人たちばかりで。

90年代の充実さを物語る上で、まさに実感してきた人間が、
起こしてるわけだから、非常に言葉1つ1つにもこれ以上のない表現で、
BJCのことを書いている。

多くは書かないけれど。
入門書としては、現行で一番なのではないだろうか。

BJC解散~現在への変遷しかり。
BJCがROJで、散々言っていた葛藤の内容然り。
どのような環境で生まれたアルバムがコレ!という、丁寧すぎる解説であります。

是非、BLANKEY JET CITYを見たことのない世代や、体感したことが無い人へは、
この上ないです。

ボクも初期はわからなかったので、古本屋で散々ROJなどを買い漁りました。
今は、こういう感じでまとめて出てくれるいい時代。

でも振り返るのは、解散してからになってしまうんですよね・・・・。

しかしながら、相変わらず読み応えのある雑誌であり。
勉強になるのは、間違いないとこであります。
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BLANKEY JET CITY 「MONKEY STRIP ACT2」 [BJC FOREVER]

年末付近から、しんしんと降り積もるフラストレーション、イライラ。

日々は単調に過ぎて、生活はしてるし。
酒も飲んでるし、勉強も少々してるけど。

そんな中で、自分の考え方の傍らが少し削れて崩れて。
時間の経過が、自分を変えたかと思ったりして。
そんな深層を落ちて考えたりして。

モヤモヤ チクチク

30歳の入り口と言い訳したくない、現実と勢いの狭間。
何を書いてもスッキリしない。
消化不良の中で何をしても大事な要素も一緒に流れてしまう。
クズと一緒に。

日常の流れの中で。
「スポっ」と、エアポケットに入り込むように。
日常の中でも、そうやって落っこちる瞬間が多かったんですが。

かなり随分解決。

BLANKEY JET CITY 
「MONKEY STRIP ACT2」

PA0_0381.JPG

青春というものは、不変な憧れを持つように。
人は誰もが 青春時代を求め。

それは純白の上に、どんな色をブチ撒けても。
吸収、撥水、浸透を柔軟に繰り返す「柔らかさ」があるからで。
好奇心を単純に行動に移せる、明快さすらある。

青春をどう過ごしたか。
何を体験し、何と出逢ったかで、人生は随分違うはず。

ブランキージェットシティと逢えたこと。
その頃には、まだルースターズとも逢っていない。
ボクのレトログレッションは、BJCにある。

いつだって、憧れていた3人。

期待はしていたこのライブ盤。
1曲目が幸せの鐘が鳴り響き~。

もう1曲目の3秒後のリフの真ん中で。
望郷。
そして、帰郷。

そこにあったモヤモヤした感情が、切り裂かれて。
曇り空の合間に射す光に似て。
自分が少しダメな子だったから、余計に眩しく見えた。

愛しいアルバム「幸せの鐘が鳴り響き 僕はただ悲しいふりをする」

爆発寸前の沈没寸前。
アルバムは、おおよそBJCの危うさが極限にまで来た程の冷静なアルバムで。
周りの友人の評価もまばら。

でもこのアルバムの危うさがあるからこそ、
このアルバムが前後にBJCの歴史が詰まると思う。

故に、大人になってからこのアルバムは、とても好きになった。
その頃のライブテイク。

沈没寸前の船から、その重みを捨てるために
海にブン投げる財宝の輝きに似て。
忘れかけてた冒険を思い出した気持ちになりました。

そういや、DIJでした。
純粋な透明を思い出しました。

大丈夫。
絶対大丈夫。

しばらくこのアルバムしか聞かない。

もうこっからは、知らない。
そういや、こんなんじゃなかった。
モヤモヤもチクチクも混迷も。
ぶっ放して、残骸なんて気にしないで。

ボクはボクのように生きます。

座右の銘 「DIJ」。

HAPPYに生きるためには、常にDIJです。
あれだ。
随分いい感じだ。
3104丁目のダンスホールな気分に久し振りになれた。

幸か不幸か。

幸せな出会いと同じくらい、残念な出会いもあるってこと。
残念な出会いであっても、無視できないのが社会であって。
まぁそれでもいいやと思うようになったのは。
自分が変わったんだと思ったけど。

その人が残念な人だと理解して、哀れであり虚しい人なんだと。
そう思ってるだけで自分は変わってないことに気付きました。

短い人生。
残念な人に構ってる暇は無いので。
適当にやりすごします。求めてないのは最初からですから。

荷物は少ないほうがいい。
そんなに人は荷物を背負えませんから。

迷った時に戻れる音楽があって。
自分の心底をタッチして、再び浮上できる現実は何物にも代え難く。
そういう人生を、そして最後にDIJと言えるような末路を。

まだ旅は続く。

(MIXIの自分の記事に加筆修正)
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BLANKEY JET CITY 再発 特典 ポスター [BJC FOREVER]

当然、RARE TRACKSは買いません。
レアじゃねぇーし(笑)

M-01. ロメオ(London Session on 17 May 1997) 初CD化
'97年に土屋昌巳プロデュースのもとロンドンにてレコーディングされたまま未発表となっていた正に"幻"のトラック

M-02. EXCUSE ME
'00年7月リリースのシングル「SATURDAY NIGHT」カップリング曲

M-03. リス(VERSION2)
'00年4月リリースのシングル「SEA SIDE JET CITY」カップリング

M-04. シェリル
'98年8月リリースのシングル「ダンテライオン」カップリング曲

M-05. COME ON(VERSION 2) 初CD化
'00年5月リリースのアルバム「HARLEM JETS」アナログ盤のみに収録されたヴァージョン

M-06. バナナのとりあい
'00年4月リリースのシングル「SEA SIDE JET CITY」カップリング曲

M-07. 嫌われ者
'97年5月リリースのシングル「ガソリンの揺れかた」のカップリング曲

M-08. ロンドン
'98年1月リリースのシングル「赤いタンバリン」カップリング曲

M-09. SEA SIDE JET CITY(VIRGIN TAKE) 初CD化
'00年5月リリースのアルバム「HARLEM JETS」アナログ盤のみに収録されたヴァージョン

M-10. ルーディー
'98年1月リリースのシングル「赤いタンバリン」カップリング曲

M-11. コスモス Licence
'99年6月にリリースされたシングル「ぺピン」カップリング曲

M-12. fifiteen 初CD化
伝説となっている'95年代々木公園フリーライブ時に配布されたデモ音源。後の「15歳」の原曲

ただのB面集。





Monkey Strip Act 2 は明日買いに行きます。
少しだけ楽しみです。

1幸せの鐘が鳴り響き 僕はただ悲しいふりをする
2 嘆きの白
3 Rain Dog
4 3104丁目のdance Hallに足を向けろ
5 ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車
6 カモメ
7 親愛なる母へ
8 青い花
9 Sweet Milk Shake
10 ガードレールに座りながら
11 胸がこわれそう
12 Punky Bad Hip
13 D.i.j.のピストル
14 Baby Baby


初回特典 ブランキージェットシティ ポスター。
これも微妙といえば、微妙だけど。
CD買うんだから、せっかくだしもらえるものは貰っておく感じでしょうか(笑

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BLANKEY JET CITY 紙ジャケ再発 [BJC FOREVER]

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「BLANKEY JET CITYの全アルバムが高音質&紙ジャケでリイシュー」


廃盤にした布石は、紙ジャケで全アルバム12作品をSHM-CD(高音質CD)化
ということだったんですね。
12月17日に再発だそうです。

ただ、そんなことより。
「第2弾では、未発表音源と初CD化音源を含むライヴベストCDを、
 SHM-CDで2009年1月に発売予定。
 ユニバーサルミュージックより、レアトラック音源集も同時発売される予定」

「?」
ユニバーサルってどういうこと?
EMIは東芝から離れてしまってるし、ポリドールはユニバーサルってことなんかな?

ユニバーサルのディスコグラフィーを見ると、確かにブランキーのクレジットだし、
97年土屋昌巳から離れての約4年の中での、未発表音源とライブベストになるってことかな。

となると、「15歳」や「MY WAY」や「アンプラグ」ド辺りは、含まれないってことか・・・・?!
もしかして、この辺りが「レアトラック音源集」として、ユニバーサルから出るのか?!

ユニバーサル時代のライブベストってことは、当然ユニバーサル時代が中心になるし、
EMIから昔に出た「LIVE!」のような、滅茶苦茶なBJCではないってことかなぁ。

皆殺しのトランペット
Red Tambourine
ROMEO'S HEART~ロメオの心臓
CONNECTICUT GANG
CONTINENTAL PUNK
LOVE IS DIE DIE IS A CHANGE

この6つのTOURの中の音源にならなかったものを含むライブベストになるのかな。
んで、この6つのTOURは東京公演は行ってるなぁって、書きながら想い出しました。

やっぱりEMI時代の、ブランキージェットシティの未発表が聞きたい。
いずれにせよ、全貌はまだ見えないので、気にして生きていきます。
やっぱりレコード会社の垣根に縛られないステキな音源になりますように・・・・(笑

ここに来て、またブランキーが聞ける幸せ。

そして、今日10月11日は、妻の誕生日でもあり、ミッシェルガンエレファントが解散した日です。
妻は、ミッシェルの解散ライブは断り、バレーボールの練習に行きました。
ボクの仲間うちでは、伝説の1日です(笑)


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BUCK JAM TONIC [BJC FOREVER]

消灯する。
ろうそくの火がゆれて。
照明の影、湾曲に。
疲れ過ぎた頭は、帽子程度しか受け付けない。

湯船に体を沈ませて。
頭のRPMを鈍化させる。

体温の上昇と比例して、体から疲労が湯に溶ける。

さっきまで聞いてた音楽をリセットする。
無理してたわけじゃないけど。
柔らかな1970年代の音楽ばかり聴いてると。
自分の行く先を忘れそうになる。

湯船に落ち着きながら。
このゆるりとした時間を迎える前の思考のリセット思い返す。

変態的なサキソフォンと。
忍び寄るベースの歪み。
挑戦的にくねる両者の音を切り裂く一閃。
スネアの調子すら理解できない。
扉はノックして入るものだろう。

蹴り破ると同時に散弾銃をぶっ放す。
かわすサキソフォンとエレクトリックベース。
迷わず撃ち放つ打楽器。
応戦。
1対1対1
それでいても、ちぐはぐにならないのは、互いに入るスペースが理解出来てる故の神業。
100戦練磨だとか。そういった意味は無い。
ただそこにあるのは、スペース。それも極僅かで。
見える人間にしか見えない。

BUCK JAM TONIC

buckjamtonicvinyl.gif

中村達也のキャリアの中で。
こんなにもPUNKな匂いのするアルバムは無いと思う。
若干足掻いてる様にも、暴れてるようにも聞こえる。
抵抗的故、挑戦的で剥き出しで。

睨み付けた眼光の先にあるのは、誰かに聞かせるという意識よりも。
自分なんだと想う。
探求。
ロザリオスやフリクションよりも、その臭気はキツイ。

合わせる必要が無いというのは、凄まじい。
互いの無意識のスペースに音が詰まっていくというのは、正直感覚すら理解出来ない。
自由でありながら、範囲は決まってるわけであり。
それが越境してしまうと、もはやそれは雑音にしかならない。

あまり世間一般でこのアルバムが高評価にならないのは。
このレベルがあまりに人知を逸してるからじゃないかと。
22世紀になったら、きっとお金じゃ買えなくなってる。

この過小評価を憂う。

こんな空間は許されない。

PUNKのレコードも、ロカビリーのレコードも。
お金が無いときに少々の処分をした。
頭ん中をリセットしたい時は、何も考えない映画を見るように。
ただ空間を埋める手段を考える。
おおよそ、感情揺れず静かに湧き上がる感覚は、およそ言葉の意味が取れず。
スピードがあったほうがいいと思うから。
大抵は初期PUNKかネオロカを聞くんだけど。

少し今日みたいに何か物事を挑戦的に見据えたいときには、おおよそこのアルバムを聞く。
このアルバムには、見据えた先と今を越える意志がある。
そう勝手に汲んだんだが(笑

ボクはこの解釈を間違ってるとも想わないし、正しいとも想わない。
しかしながら、このアルバムが存在してるのと、していないのでは。
自分における何か指標が1つ欠落する。

ジャムセッション。
そういう互いの隙間を見つけて。
アドリブの果てに交錯する何かを掴む瞬間を。
計算も駆け引きもいらない、ただの衝突であり拮抗。

セッションという音楽のスタイルは美徳だ。
その瞬間の昇華を楽しむようで。
そういった意味で。
いつだって完成形を見ない。
次こそは。
という気持ちになる。

ボクにとっても大袈裟だけど。
こうやって文章を書くのはセッションだ。

表現したい音楽との、また自分の経験とのセッション。
自分の好きなものを自在に完璧に、言葉で表現できることなんか出来やしない。

でも、少なくても今日形にしたものより、次に書くものの方が絶対にステキになるはずだと。
そう信じる。
校正と添削、感性との折衷を繰り返しながら、こうやって文章を考える。

レポという言葉が嫌い。
ただの感想。
音楽を聴いた上での感想。

「ステキなレポを、ありがとう」だなんて陳腐な表現で済まされたくないぐらい。
自分では必死だ。

必死な分。
自分の未熟が恒常的に露呈するが。
それでも、先のこれからも続くセッションを期待して。
ボクはやっぱり書くのであります。

そして、今日これを書き終えて。
ボクは寝るのであります。

JULY,FRICTION,SHIBUYA
このニュースをどれだけ待ったか。
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フリクション襲来 [BJC FOREVER]

天国行きの切符を手に入れました。
でも、待ち合わせは地獄の扉の手前です。

世界の狂騒よりも、もっともっと壮絶な狂想の果ての現実が
恵比寿リキッドルームの中で、とぐろを巻きます。

この世界には美しいものと儚いものがあって。
その2つに共通するのは、時間の訪れと共に崩落する現実にあり。
正しく立っていたはずの感情と価値観が、
時間の経過と矛盾しながら、加速と崩落を繰り返し。

最後に自分に何が残るのか?
それが楽しみです。

「世界が終わるまで待っててベイビー」と歌った男達が。
離れ離れの時間の中で、最も自由と狂気を信じ求め望んだタイコ叩きが、
幾重もの時間を経て、FRICTIONと名乗る。

今が彼の絶頂なはず。
彼の前には「RECK」がいる。

中村達也。
彼のタイコには、タイコには表現しきれない空気がある。
この空気を愛しいと想う僕の人生は、絶対に間違っていない。
そう想えるくらい、確実で純粋な空気。

彼はいつだって、間違ったタイコを叩かない。
今の彼にとって、最上級のものだけを酸素の中に響かせる。
それが「LOSALIOS」でも、「BUCK JAM TONIC」、「TWIN TAIL」
と、形はどうあっても・・・・・。

僕らはその音と酸素を吸い込むだけで、そこがどこか分らない迷路へ。
迷路に迷うために。
迷路の果てに出会う猛禽類2匹に殺されるために。
ただの餌としてフロアの感情を、匂いを撒き散らす。
彼らは嗅ぎ付け、僕らの全てを喰い尽くすでしょう。

ようやくの再会。

2007年 6月30日(土) 恵比寿リキッドルーム
      「FRICTION」襲来。


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浅井健一 個展@原宿LAPNET SHIP [BJC FOREVER]

一番羨ましいのは実は、キャンバスに向かい合って、絵を描ける事。
自分がこうなればいいなぁーって想う事や、モノの美しいなと思う瞬間を、
自分が1~10の形で表現しきれるというのは、本当に凄いことで。

それも短時間ではなく、長くをかけてその想いを形にするのだから、
本当に羨ましいと想うのです。
残念ながら僕には、絵の才能がなくて。
というより、あるのかもしれないですが、自分が想うことを形に出来ません。

こうやって文章を書くけど、自分の考えたものと言葉にしたものが、
完璧に合致した記憶など。500も書いても、5あるかないかだと思います。

絵描きさんは、その時の感情や気持ちを形にしようとする想いが強い人々だと想います。
しかしそれが自己の表現であっても、自分と違う人が1人でもステキだと想ってもらえるような、
そんな瞬間が一番綺麗な気がします。

日曜日、雨が止んで、原宿へ。
「アコ」さんのBLOGで、浅井健一(exブランキージェットシティ)が個展をやっていると言うので、
早速向かいました。

グレッチを爪弾く稀代な表現者は、絵を書いてもまた自分の世界をほぼ忠実に仕上げる
彼の世界の一番の理解者でまた、独裁者。
彼の絵の色の柔らかさは、ブランキージェットシティを出てからというもの、音にも顕著で。
猛々しい音のせめぎ合いから解き放たれ時に、柔和に時にさざ波のような
ギターの波間で、音楽を昇華させていたのであって。

その世界もまた、あの頃リーゼントを振り乱していたルードボーイな浅井健一の世界。

原画を一度は見たいと熱望していただけに、素晴らしいタイミングでした。
やはり、色が綺麗。
構図は大胆。
それでいて、見た瞬間に浅井健一だと分る空気。

是非、原宿に寄った際は、この世界の断片に触れるべきだと想います。
僕ももう一度、妻と足を運ぼうかと思っています。

    浅井健一 Exhibition -Jet Milk Hill to Sherbet Street-
       2007年3月23日(金)~4月8日(日) ※17日間・無休
          11:00am~8:00pm (最終日のみ 11:00am~6:00pm)
            入場無料
               原宿 LAPNET SHIP(東京都渋谷区神宮前1-9-11-1F)

今回、通販とライブ会場限定の販売だった、写真集『GOODBYE WOODPECKER』も販売。
これは即買いました。

アルバム「JOHNNY HELL」のあの空の延長上に存在します。

あの女性の絵は、ベンジーの奥さんに似た綺麗な顔立ちだなと思いました・・・。


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CELT&COBRA 解散 [BJC FOREVER]

CELT&COBRA 2007年春・夏にて終了そして、解散。
それが照井さんの意志だと、素直に感じながら。

数多くの無骨な戦闘服は、世界が終るまで。
誰かの元に残り続ける。
ラストワルツは神々しく響く。


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BLANKEY JET CITY 「悪い人たち」 [BJC FOREVER]

悪いひとたち

弱いひとたち

女達

老人と子供

悪いひとたちの子孫

発明家と娼婦

すさんだ心をもったハニー 

インタビュアー

鋼鉄の手錠
縛り首

大事な一人娘

黒い肌に包まれたチキンジョージ

バックシートの男

日傘をさして歩く彼の恋人

かわいい女の子

ガイコツマークの黒い車

Peace Mark


先日、初めてPVを見ました。
少し細身の硬そうな襟の革ジャン。
風に長い髪を揺らしながら、丁寧にギターとベースを先導。
モヒカンの井手達も今や、想像だにできない荒々しい時代の輝き。

無理に作るのじゃなくて、自然に匂いが解き放たれたのは楽曲だけじゃなくて、
彼ら自身なんかもなーなんて偉そうなことを感じてしまった。

いつ聴いても、本当に心を撃ちぬく楽曲。


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