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2010.1.1 [君にめんたいROCKを!]

BREAK LOOSE 2009
ONE NIGHT THE ROOSTERS
と銘打って。

12.29 福岡サンパレスにて。
その一夜限りの九州での凱旋。

苗場、東京。
幾度の甦りは、真空パックに閉じ込めた
日本のROCK史に刻む80年当初の。
あの頃のルースターズではなくて。

年を重ねた分。
何にも勝る経験という名の余裕。

福岡でその姿を見れずとも。
焼きついた瞼の裏に4人の姿は思い出せる。
苗場も、恵比寿も。

そんな一夜の残光が。

体感した人からの、まるで「お年玉」。

1月1日。
唯一の正月休みのこの日。
朝目覚めると、テーブルの上には包み。

PA0_0667.JPG

プレゼントって、本当に嬉しい。
そして、その物の価値を愛しく想える人からのプレゼントは。





THE ROOSTERS T-SHIRTS!
THANK YOU KUROPING!




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「爆裂都市」 [君にめんたいROCKを!]

雨粒が大粒になる東京の夜空。
なんとなく刺激が欲しいと思ったり、思わなかったり。

先日「INU」のことを書いて、町田町蔵を想ったりしたもんだから、
歯止めが利かなくなり、爆音でレコードに針を落とした。

しかしながら、町蔵のジャケットが、狂気を呼んでることに気付いて
久しぶりに「BURST CITY」を見た。

あの町蔵の「気狂イテ」と言葉以上で迫る眼力には、正直言葉も無い。
あれを言葉に当てはめることなんか出来ない。
池畑潤二のタイコですら、並び立つ事を拒むかのような、凄まじい眼光。

映画の暴動。

その言葉に恥じることのない全く持って純粋な暴動。
意味を持たず、疾走と暴走の果ての生き様は、サントラ1枚の躍動取っても、
言葉の形容に詰まる。

ロッカーズで散々ヒリヒリしてるのに、陣内孝則の声。
あの緩急鮮やかな軽快なR&R。
これをロックンロールといわず、なんと言う。
「セルナンバー8」の疾走と狂気。

たとえ、「OUTSIDERS」に似てたとしても。
そんなことは関係ないのです。
陣内孝則の壮絶を越えて、この歌を歌える人間なんて存在しない。

あの時代、あの瞬間にしか出来ない。
完全な暴動の記録。
見事なまでの真空パック。

にしても、町蔵の叫び声は獣のようで。
それでいて、美しい咆哮。
にしても、何度聞いてもこのサントラは素晴らしい。

R&Rを超えて、PUNK。
PUNKを越えて、R&R。

視界は「0」、病棟行き寸前の暴動サウンドトラック。

このレコードは、大学の卒業式の前の日。
なんとなく入ったレコード屋さんで見つけた。
今から6年前の出来事。

このレコードを手にした時に、ふいに「守られた学生生活を終えた実感」を感じた。
ずっと欲しかったレコードが、自分の手元に来た日を少し特別な日だと感じた。

このレコードを手にして、翌日の卒業式。
就職は、未だ決まっていなかった3月の横浜。

このレコードを聴きながら、「就職」なんてクソみてぇーなもんなんじゃねぇーか?!
と反骨心を胸に咲かせていた時間は、たった5日。

5日後の昼。
爆裂都市は姿を消し、就職決まった「正しい街」の住人になって、6年が経つ。

あの5日間の所属の何も無い空白の日々。
なんも考えず第8病棟で過ごしていた懐かしい≒120時間。

あの時間があったことが、今の僕の中ではとても大切だったと想う。

肩の力を抜いて、社会に踏み出た僕の心には、町蔵のあのひん剥いた眼が、ど真ん中に。
あの眼を見ると、やることもなく繰り返し爆裂都市を見たあの22歳の僕がフラシュバックする。

「大した事じゃない」

そう社会へ踏み出す気持ちにさせた。
一本の映画から溢れ出るメッセージは、今もはっきりと、僕の中にあることに気付く。
あの時と変わらず、今でも、そう想っているから・・・・。


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THE MODS「FIGHT OR FLIGHT」-WASING- [君にめんたいROCKを!]

およそ25年経った後に、一番最初に世に出た音源を誰がカバーするだろうか?
自分達以外にしかいないだろうが。
そんなことをする必要もないし、そんなことをしなくてもいい。

僕の大好きなバンドは無くなったり、新しくなったりを繰り返して、
原点回帰はせず前に向かって驀進している。

THE MODSが後ろを振り返ってるわけではなくて。

ハッキリ感じるのは、前を向いてブレーキもかけずひたすら前を進んでいたら、
元の場所に1周して戻ってしまったのかとそう感じるのです。

野良が社会に出て、野生を忘れ。
そうなっていくのが普通なのに、25年経って気付いたら、自分達はあの頃の野良のまんまだった。
多くの人が信じたザ・モッズは、姿を変えず仲間を変えず、一瞬の曇りなくR&Rを響かせて。

このアルバムがDROPされて。
このDVDも本当に食い入るように眺めてしまったが、
このセルフカバーで、しかも1stをやり直す大胆にもう言葉が出ない。

本当に凄い。
あの頃のヒリヒリ感とは違う、ヒリヒリした空気を感じるのです。
余裕。
権威と主張を繰り返した誇りは、あからさまに楽曲に反映される怖さ。

一度聴いた後、レコードに針を落としたが、このCDのほうが厚いし、熱い。

1stのカバー。
こんなことやるのは、THE MODSしかいないと思う。
逆にこんなこと出来るのも、THE MODSしかいないと思う。

素晴らしい。
FIGHT OR FLIGHT。
あの頃閉じ込めた空気と匂い。
今も変わらない空気と匂い。

不変ということがいかに偉大かということを、教えてくれた名盤。


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大江慎也「THE GREATEST MUSIC」 [君にめんたいROCKを!]

明日は、フジロックのチケット発売ですね。

大江慎也は、数ある中から、一体どの形を選び、苗場のステージに立つのだろうと。
どんな形でも、今その姿をありのままを見たいと心から望むのです。

アルバムがセールスされる前、オフィシャルHPでは様々な動きがあり、
精力的にアルバムのプロモを行う現実は、僕らのような輩には本当に
嬉しい事であると同時に、心配でもあったりする。

「あんま無茶しないで、ゆっくりでもいいのさ!貴方がいればそれでいいのさ」と。

渋谷のHMVには、古ぼけたテレキャスターが飾られてる。
彼の愛の形であり、音楽に見捨てられた瞬間でさえも、
片時に置き、いつか再びの友達との再会を夢見たテレキャスター。
今、このギターから流れる音が、僕らを殺す。

「UN」という時間ではあったが、大江が前線に戻ることを熱望してた。
夢にまで見て、求めていた大江慎也の帰還だったのに、
このソロアルバムの方が、何倍も素直に聞けるのはなぜなんだろう・・・。


大江慎也「THE GREATEST MUSIC」

楽曲演奏は、初期ルースターズの4人。
作詞作曲など全てを大江慎也。
時間が経ち、初期ルースターズが事実上、ニューアルバムを出した事になる。

でもそれは、聴き手の個々が感じればいい所感であり、大題的に言うことじゃない。
4人が、数ある4人それぞれの未来の中から、この形を選んだということ。

「大江慎也」という名前を選んだというだけのこと。

気負いもなければ、緊張もセールスの心配も、なにもないんだろうなぁと。
邪念や金の匂いがしないわけです。
出す事に意味があるような気がするのです。
売ることに意味はない気がします。
この音を、日本に世界に鳴らすことに意味があるんだと。

花田・井上・池畑そして、大江。
彼ら4人が、やりたいことをやりたいようにやってるだけ。
名前なんか必要ないと思うのです。名前なんか。

いいなぁ。
こういう関係になってしまう九州の男達の生き方に素直に感動して。
そして、「STREAM OF FUN」を聴く。

11個のルースターズの未来の欠片の中で、この曲が一番好き。
結局はそういうこと。
潔さと簡潔さ、温かさと優しさ。そして強さ。
言葉に表現出来ないことが、このアルバムには落っこちてる。

それに気づいた気がする。


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大江慎也を想う [君にめんたいROCKを!]

「GO FOR THE PARTY」のビデオを何度も何度も見ている。
もう1時間にもなるかな。
この曲を、繰り返し繰り返し。

憧れの人が目ん玉ひん剥いて、タンバリンを撃ち鳴らすような拍子で
「生きる事がエキサィティングと思った」と吼えている。
http://www.musicfront.net/channel/oe.php

ボクとルースターズとの出会いは、「活字」だった。
1978年生まれのボクと、ルースターズとの歳は、ほとんど変わらない。
ボクが、ルースターズを知ったのは、4人のスーツ姿の男達が睨みつけるあのジャケット。
そして、絶賛する音楽雑誌。

当然、紙からは音は聞こえてこない。
ルースターズへの想像を膨らましながら、時代の中で無くなってしまった
塩化ビニールではなくCDで、彼らと出会った。

あの時、デッキにCDが吸い込まれて、スピーカーから流れてきた
ロックンロールの衝撃をボクは、生涯忘れない。
いつでも。
いつまでも。

目の前には、25mプール。
肺胞に空気を溜め込んで、一気に潜り、壁を蹴る。
背筋を伸ばして。バタ足を始める。

呼吸を遮断する。
見えるのは、コースの真ん中、センターライン。
当然苦しくなる。呼吸をしたくなる。

ザ・ルースターズを聴くと、呼吸する隙間なんか、一瞬すらも無い。
ゆっくり確実に、身体と気持ちを、見たことも感じた事も無いような世界に持っていく。

空気を渇望。
ギターとベースとドラム。そして、つんざくボーカル。
最低限で作るロックンロール。
この4人の音楽は、果てしなく深く遠い。

プールだと勝手に信じたものは、実は海だったのかもしれない。
あまりにも、綺麗な海。
どこまで続くのかなんて、地図を開かなくちゃわからない。
でも、海の地図の見方なんて、わかるわけがない。

一体どこまで続くのかわからない。
それでも、前に。
意識が遠くなるくらいの、うっとりした気分。ライブでもないのに、そんな気分になる。
溺れそうだけど、迷いそうだけど、必死にもがくのは、やめよう。
溺れてもいいかも。

THE ROOSTERSの波が、ボクを飲み込む。
そんな時間を、ボクは猛烈に感じた。

そんな男達が、幾重もの時間を経ても「音楽」を創り上げる。
「大江慎也」の名のもとに。

「俺たちは今にあるからそこにしばられない」

ジプシーズがアルバムを出した時の、キャッチコピー。
同じことを、大江さん自身も感じていたことを、「words for a book」で僕は理解した。

ただ、僕達は彼が居なかった時間の中で、「そこ」の彼を渇望し、待ち続けた。

彼もまた、「そこ」に縛られなくとも、「そこ」への未練にも似た「憧れ」を抱き続けてた。
子供が昔遊んでいた、遊び場所に帰るような。戻れずとも、憧れを忘れていなかった。

彼だけが望んでも、きっと呼応は難しい。
井上さんも池畑さんも、そして花田さんも、心のどこかで諦めてたあの頃を、忘れてはいなかったし、忘れる必要すらもなかったんだろうと思う。

逃げることも、忘れることも出来ないあの頃を、RE-START&FINISH出来たという事実は、
僕らの現実の生活の中では、容易に出来ることではない。
でも、彼らはそれを形にした。

目の当たりにした僕らがすることは。
彼らがステージに現れ演奏した苗場のあの日に、「そこ」に縛られるのを、捨てることだと。

僕らも飛ぶべきだ。
ルースターズが飛んだ方向を追わずに。
「ルースターズ」と出会い、愛したことに間違いはなかったと思ってます。
そう強く思ったと同時に、HAPPYな自分を感じた。

彼らには、金の匂いがなかった。
音楽の純粋な匂いがした。
今を楽しんでることが、純粋な音楽の匂いを更に素敵な匂いに変えた。
あの頃、出来なかった演奏だとか。
若かった頃には作れなかった、彼らの音楽を聴く楽しみを得た今のほうが、素敵だと思う。

待ち続けた僕らに大江さんは、答えをくれた。
空白の時間の存在を、「戦いの時間」を大江さんは、僕らに教えてくれた。
ルースターズが飛び立ち。大江さんが話し、そして今歌っている。

大江さんは、なにも変わっていない。
むしろ、ルースターズを諦めきれない僕らが、大江さんに置き去りにされてる。

大江さんが歌うんだよ。
「パーティーへ行け!」って。
今この場所じゃなくて、もっともっとって。






==
この記事は、大江慎也さんのBLOGにTBするために、以前書いた記事を加筆修正しました。
ただただ、今一度書いてみたかった。

大好きなあの人に。
大好きなあの人のことを。
ボクは、本当にこの人が好きなんだ。


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祝!大江慎也BLOG開設! [君にめんたいROCKを!]

病んだ時期も乗り越え。
曲にのらなくても。
言葉が泳ぐ。

その瞬間を楽しみにしていたいの。
exルースターズ、大江慎也BLOG開設!!

事件です。
ほんの数年前には、考えにも及ばない。
僕の大好きだった人が、言葉を吐き出してくれるなんて。
本当に、本当に。

おめでとうございます。
楽しみすぎて泣きそうです。

http://www.shinyaoe.jp/blog/

http://www.shinyaoe.jp/


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THE ROOSTERS @池袋文芸坐 [君にめんたいROCKを!]

目の前には、25mプール。
肺胞に空気を溜め込んで、一気に潜り、壁を蹴る。
背筋を伸ばして。バタ足を始める。

呼吸を遮断する。
見えるのは、コースの真ん中、センターライン。
当然苦しくなる。呼吸をしたくなる。

本当にいいレコード(CD)やライブって、呼吸が出来ないんだわ。
バラードなんかで息はつかず、一気に身体と気持ちを持っていく。
もしくは、バラードすら呼吸をする隙間は無いのかもしれない。
R&Rってそんなもんだもんね。

僕はそういう体験を、本当に5回もしてないと思う。

今、1981年9月20日
池袋文芸坐でのライブ音源を聴いている。

THE ROOSTERS

呼吸が出来ない。

ギターとベースとドラム。そして、つんざくボーカル。
この4人の音楽は、果てしなく深く遠い。

プールじゃないな。海。
あまりに綺麗な海。
本当にどこまで続くのかなんて、地図を開かなくちゃわからない。
でも、海の地図の見方なんて、わかるわけがない。

一体どこまで続くのか、意識が遠くなるくらいの、うっとりした気分。
ライブじゃなくて、こんな気分になるのって、本当に無いな。
改めて聴く。

僕は、呼吸が出来ない。
溺れそうだ。
男に生まれて、こういう音楽を純粋に「凄!」と感じる自分でよかったなって思っちゃうよ。

次から次へと。
必死にもがくのは、やめよう。
溺れてもいいかも。
THE ROOSTERSの波が、俺を飲み込んじまう。

こうやって、CDが回れば、飲み込まれるんだ。
嘘じゃない、本当。
毎日・毎回だ。
これって、幸せなんだよね?(笑)


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ルースターズ 「あの娘は18才」 [君にめんたいROCKを!]

すげぇ、暇なときなんか、「頭腐るんじゃないかな?」って思うくらい暇なのに、
忙しい時は、次から次へと、やらなくてはならないことが、降ってくるのはなんでなんでしょう。

イライラすることや、悲しいこともお構いなしにくるからね。
もう、滅茶苦茶。
楽しいことが、「楽しい!」と思う気分も半減な感じ。

整理する時間の隙間を探すんだけど、見つからなくて。
仕方ないかなって思ったり、次から次へと、波のようにやってきやがるもんで、
サーフィンなんか出来ない僕は、上手く乗り切れず、塩水にのまれる繰り返し。
気付いたら、9月だしね。

結局、今後の予定としては、
SION、JUDE、Oi-SKALL MATESがあって。

僕自身も、都内でこじんまりとしたPARTYをやることにした。
まぁ、楽しい時間は、自分で作るしかないのかもしれないから。
http://blogs.yahoo.co.jp/roosters78/10586444.html

んな訳で、まぁ珍しくオイラのしょーもない日常を、ウダウダ書きましたが、
9月28日のルースターズトリビュートのメンツを見て、興奮しましたね。
ちゃんと「Z」時代も網羅。
こうでなくちゃ。

01. 新型セドリック/MO'SOME TONEBENDER
02. 恋をしようよ/斉藤和義
03. 撃沈魚雷/勝手にしやがれ
04. She Broke My Heart's Edge/dip
05. IN DEEP GRIEF/HEATWAVE
06. テキーラ/BAREBONES+FUTOSHI ABE,
             feat.TAYLOW & SHINJI(from:THE 原爆オナニーズ)
07. NEON BOY/グループ魂
08. Hey Girl/THE BACK HORN
09. I'm Swayin' In The Air/Radio Caroline
10. VENUS/bloodthirsty butchers
11. DO THE BOOGIE/HEATWAVE featuring 浦田賢一
12. 12.Je suis Le Vent/dip

問題なしでしょ?浦田さんまで出来ちゃって。
DO THE BOOGIEですからね。
楽しみが増えました。

んな訳で、今夜は「あの娘は18才」を聞く。
僕は、こういう年齢なんかがタイトルに入ってる曲は、死にます。
即死。

ルースターズの名曲ですが、結局音源化はBOXに収録。

というより、本当に素敵ですよ。
いわば、R&R聴いてるGIRLなんて、不良だった時代ですからね。
今のGIRLやKIDS同様、なんも考えてない一本調子な感じは似てるんでしょうけどね。
でも、方向が明らかに違う。

この18才の娘が、ROSIEになって・・・。
みたいな想像だけで、ドキドキしますよ(笑)

18才。
僕は家を出た。
大学に行った。
すげぇ大人な気がしたけど、そうでもなかった。
でも18才の頃は、怖いもんなかった気がする。
すげぇスピードで時間が流れてて。
今と平等な時間が流れてる?って聴きたくなるくらいの猛スピードだった。

女の子だったら、18才つー時間はどうだったのかな?
僕が女だったら。
この曲を聴きながら、空想の回転数が45回転に変わって。
まぁ、そんなくだらないことも考えられるし(笑)

そうやって、今夜は少し文章を考えていたいそんな感じ。


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ルースターズトリビュート2 [君にめんたいROCKを!]


遂に、ルースターズトリビュート2の詳細が明らかに・・・・。
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=9338

ハッキリ言わせてもらいます。
コロンビアからDROPするのでしょう。
確かに今のコロンビアは「TRIAD」「TRIPPIN ELEPHANT」をも抱える
R&Rに対して、真摯なレーベルです。

しかしながら、あまりに手前ミソじゃねぇか?!と・・・。
前回のトリビュートは、和田ラジオを以ってして、「全焼」とも言わしめた
本当に凄まじいトリビュートだった。
しかし、今回は明らかにコロンビアを中心としたトリビュートになっている。
参加アーティストがそれを物語っている。

手前ミソだったが為に、「ボヤ」のような消化不良はゴメンこうむりたい。

ルースターズという僕にとって大切バンドのトリビュートだ。
愛して止まないバンドだ。
金の為の、レーベル宣伝のためのトリビュートだったときには、僕の怒りは
どこにぶつけてくれよう!!ってな具合だ。

今は信じるしかない。
金じゃなく、ルースターズへの愛を。
そして、決してマガイモノではない参加バンドの真髄を。


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「words for a book」大江慎也 [君にめんたいROCKを!]


ルースターズや大江慎也について。
先日、MAZRIでのジプシーズを見て、僕自身の中である一つの結論に至った。
そして、しばらく忘れてた言葉が、その結論を肯定してくれた。

「俺たちは今にあるからそこにしばられない」

ジプシーズがアルバムを出した時の、キャッチコピー。
同じことを、大江自身も感じていたことを、この本で僕は理解した。

ただ、僕達は彼が居なかった時間の中で、「そこ」の彼を渇望し、待ち続けた。
彼もまた、「そこ」に縛られなくとも、「そこ」への未練にも似た「憧れ」を抱いていた。

「UN」や「ALTANATIVE ROCK」や「ジプシーズ」とは違う、
4人で「ルースターズ」を演るという事実は、彼を再び表舞台へと引き戻す、
最高の舞台になったのであろう。

彼だけが望んでも、きっと呼応は難しい。
井上も池畑も、そして花田も、心のどこかで諦めてたあの頃を、忘れてはいなかったし、
忘れることすら出来なかったんだろうと思う。

逃げることも、忘れることも出来ないあの頃を、RE-START&FINISH出来るという事実は、
僕らの現実の世界では、容易に出来ることではない。

僕らは、彼らがステージに立ち演奏したあの日に、「そこ」に縛られるのを、
捨てるべきであったのだと。

若かった頃には作れなかった彼らの音楽を、聴く楽しみを得た今のほうが、素敵だと思う。

最後、大江慎也は大江慎也を分析していた。
自己分析というのは心身性の病を患う人には、難しいことと聴く。
素直に吐露される言葉の多くに、感想なんてない。
この本を読んで、やはり思う事。

「俺たちは今にあるからそこにしばられない」

他のバンドが再結成というと金と名声の匂いがする。
ピンクレディーのようにね。

僕らが待ち続けた彼らには、金の匂いがなかった。
音楽の純粋な匂いがしたんだ。
今を楽しんでることが、その匂いを更に素敵な匂いに変えた。

この大江の本は、待ち続けた僕らに大江が答えをくれた。
空白の時間の存在を、僕らに彼の「戦いの時間」を教えてくれた。
ルースターズが飛び。
大江が話した。

それならば、僕らも飛ぶべきだ。

この本を読んで思う事。
「ルースターズ」と出会い、愛したことに間違いはなかったと思ってます。
今の僕がこれからの僕だから。
そう強く思った。HAPPYな自分を感じたわ。


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