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「ドオン!」 (文)山下洋輔 (絵)長 新太 [君に絵本を!]

先日、「かいじゅうたちのいるところ」の記事を書いた後に。
敬愛するFUCKINTOSH66様から、メッセージを頂き。

「絵本と言えば、「ドオン!」

という訳で。
青山クレヨンハウスにて、「ドオン!」購入。

PA0_0976.JPG

(文) 山下洋輔
(絵) 長 新太

山下洋輔と言えば、著名すぎるジャズピアニスト。

そして。
ボクら夫婦が、娘が生まれる直前の7月。
つまりは家族になってしまう前。
2人で一緒に最後に見たライブが山下洋輔でした。

沢山の作品が羅列してる中。
店員さんに「山下洋輔さんので「ドオン!」という絵本が 欲しいのですが・・・・」
というと「あ!長さんのか!」と瞬時でした。

さすが、絵本専門店と思って覗くと。
絵本専門店では山下洋輔よりも、「長 新太」の方がビッグネームで。
びっくりしました。
絵本童貞のボクには、本当に今日が最初の一歩でした。

長さんは、既に他界しており。
復刻シリーズも幾つか出ています。

この「ドオン!」では絵だけではありますが、その作風は奇抜で。
生後2ヶ月の娘も完全に視界をふさがれ。
絵本に支配されていたのです。

この本は、山下洋輔氏が佐渡国・鼓童の人々との交流から生まれたとのこと。

物語に簡潔さがあり。
その擬音語が、生後2ヶ月の娘でも普段には無いトーンでの音や声で、
新しい感覚を得ているようでした。

基本的には、鬼の子と人間の子が太鼓を叩く。
という簡潔な趣旨ではあるが、そこからセッションのように。
文章として音が混ざる。

最初は「ドン」だったのが「ドンドン」となって。
ドンドコ ドコンコ ドカシャバ ドンカカ・・・・・・・・と言った具合に
ただドン!だけではなく、変化していく。

これがまた心地良いようで。
手足をバタつかせて喜ぶ感じも見れたかな・・・・・多分・・・。

途中、ニワトリ、うし、犬、猫と色んなメンバーが加わることで、
身近な動物たちの鳴き声も、タイコの音に混ざる。

子どもに読む時には、音にはアレンジがあってもいいっ♪

ただ臨場感を大切にしたいがために、ページをめくるときでも、
音は切らないようにするので、呼吸のタイミングを逸する要因では
ありますが(笑)

娘が、最初によろこんだ表情をくれた絵本になりました。

デカイ声で読みたくなりますが、そこは抑えて強弱をつけつつ。
子どもの顔を眺めながら読むと、とっても面白いです。

今回、ボクに
「絵本を買ってあげてください
 そしてたくさん読んであげてください
 買うのは簡単だけど、読んであげるのは大変です。頑張れ!!」と言って、
図書カードを下さった「M氏」からの、お祝いの最初の1冊として購入しました。

教えてくださった「FUCKINTOSH66」さんと「M」氏に多謝。
今日だけで3回は一緒に読みました(笑

そのうち、一緒にタイコたたきながら読みたいもんです(笑)
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新設 「君に絵本を!」 [君に絵本を!]

通常、乳飲み子と話すおおよそは「話し言葉」で。
同じ擬音語を使いながらも。
相槌にも似た感じで対応するわけで。

話し言葉の他には、「歌」。
ほぼ、この2つが日常のコミュニケーションのウェイトを占めてるのが
通常だと思います。

その中に早くも登場したのが、読み聞かせ。
娘(二ヶ月)に対してではありますが。

おおよそ。

「途中でギャン泣き」
「途中で全く違う方向を見る」

これは常です。

しかしながら、時に見たことも無い反応を見せたり。
聞いたことも無いような声や、アクション。
今までに無く、ページを目で追うことがあります。

見ないから。
聞いて無いから。
理解出来ないから。

これは一般的には理解できる実践しない理由ですが。
理解出来ないと決め付けず。
話したり、聞かせたりすることは大切だと思います。

時に知的障害を持つ人々に接するときでも、同じような
気持ちや見解に至ります。

知的障害者と乳飲み子を一緒にしているわけではありませんが。
その言葉や絵の中にある勢いや流れ。
本当に、そこにあるものを伝えるだけでも大変なことですが、
接する側が、相手に対して勝手にラインを決めずに。
どう伝えていくかを考えず。
先ずは、やってみる姿勢じゃないかと。

改めて感じるとともに。
娘のリアクションを見て。
知らず知らず「わからねぇだろうな」と思わないことだと思いました。

話し言葉、歌、そして存在している本を聞かせる。
話すわけでもなく、歌うわけでもない新たなコミュニケーションツールは、
本当に彼女との生活に新しい空気を吹き込んでくれた気がします。

PA0_0933.JPG

「君にロックンロールを!」

ロックンロールとは、音楽の話じゃありません。
自分の中の定義やルールの証明理由であると解釈した上で。

娘や妻との生活の中で溢れていくであろう絵本の感想を加えていきます。

その名の通り「君に絵本を!」
今後、増えていくことは間違いないとは思います。

絵本は、無限の解釈をくれる最短距離のおはなしです。
僕ら家族が選ぶ本に興味を抱いてくれたら嬉しいし。
またこのパソコンのムコウ側の、「人生で一番だった絵本」を教えてくれたら幸いです。

今日、初めて青山のクレヨンハウスにいきました。
インターネットでも絵本は買えるけど。

手にとって。
目を通して。
それで買う感覚はアナログです。

そんな空間はレコード屋さんにも似ています。

アナログ感覚を忘れずにというより。
ボクはこういう感覚が好きなんだなと。
そう思いました。

既に我が家には結構な冊数、絵本がありますが。
好きになるのは瞬間です。

野郎一人暮らし。
絵本のある生活も悪くねぇなとそう感じれるような。

はい。
がんばります。



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