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SHERBETS @下北沢GARDEN [LIVE OR DIE ?]

先にSHERBETSを・・・・

時に、BLOGは日記。

友達にシャーベッツを誘われた。
微塵も気が乗らなかったけど、その友達もまたBJC中毒だった人だし、
大好きな男なので、その友達と飲む感覚でLIVEに行くことを受けた。

シャーベッツとは、7年前に決別したとBLOGに書いてあった。
確かにそれぐらいかも知れない。
BJCが無くなってから、その面影を追いかけ続けて。
その亡霊の呪縛を解いたのが、この7年前のシャーベッツだった。

もう違う。

そう確信してからは、ブランキーの面影を追うのはやめた。
ベンジーだからいいとか。照ちゃんだからいいとか、達也さんだからいいとかではなく。

もう単純に音が染み込むか染み込まないかの、
単純な判断の基準で見たり聞いたりすることが出来るようになった。

期待感薄い。
2月18日@下北沢ガーデン。
シャーベッツ ワンマン。

DSC_1396.JPG

気温は1℃。差し込む夜中は0℃。

聴きたい曲の期待感は一切捨てて。
BEERを飲みながら、埋まるハコをしげしげと眺める。

友達の話は変わらずアホでいい。

気持ちはここにはない。
でもボクはここにいる。

程なく始まるベンジーのギターは、いつものベンジー。
もう15年近く聞いてるベンジーのいつものギター。
そして、いつもの声。

久しぶりのベンジーにやっぱり、この人はカッコイイと再確認。
その辺りは、随分昔から信じてる人だし、揺るがない。

ただ、細波の楽曲の中に瞬間的に海上の雷鳴のように、
カミソリソングとかが入るのだけれど、会場のテンションは簡単に上がる。


正直、ブランキーの余韻からのシャーベッツはもういい。
シャーベッツを熱心だった時間もあるけど、それはブランキージェットシティが前提にあったから
という理由は否定しない。

でもはくせいのミンクで、気持ちがぐらっとくる。

natural以降止まったはずだったのに、その日の仕事の休憩中に、
「ミラクル」がipodに入ってるのに気づく。
全然無意識。

ミラクルを少し聞いてみたので、とっさの演奏でも
「お!聞いたことがある」という感覚は少しありがたかったものの。

詩人のようなベンジーの曲には、やっぱり馴染めないので、
シャーベッツの時間は重い。
でも、想像以上に跳ねてる印象は受けた。

辛抱もあったが、その空間を漂う果て。

そして、BLACK JENNYで気持ちが鷲つかまれ。
気持ちが一気にフラッシュバックしてくる。
シャーベッツでも好きな曲が、このタイミングで聞けるなんてと。
つい口ずさんでしまう。

アンコールの「水」も。

変わらないベンジー。
だけど内面は、創造者としてはいつも多くの季節が巡ってるとは想う。

やっぱり、想いが残っていたころに、
気持ちを随分載せて聞いていた曲が突発的に聞けると、
心にあった何か栓が抜けて。
そして、融解する気持ちを実感できる。

最高でも、最良でもない。
刹那の中に、過去の思い出が一瞬できらめいて。
そしてキラキラと空から落ちるような気持ちは、
ボクの中ではきっと浅井健一を通じないと感じ得ない感情の断片だって。

そんなことを想いながら下北沢の寒波に、アルコールの余韻が飛ぶ。

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