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ZIGGY 「SUPER BEST」 [君にR&Rを!(日本)]

合間にふとテレビ。

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TSUTAYAのCM・・・・・「ZIGGYのBEST?!」となったことは焦燥の海に沈み。

試験が終わって、だらりと通勤。
読む友人のつぶやき。「今夜はZIGGYを聞く!」

そこからボクも、もうZIGGYが聞きたい!!すごく聞きたい!になってしまい、
2軒のレンタル屋をハシゴし、結局CMやってたTSUTAYAのベスト盤をレンタル。

個人的にはこれじゃないと想いながら。

ZIGGYを聞きながら。
「確かにボクの人生ではZIGGYを狂うぐらい聞いてた時代があった」
と思えるぐらい馴染む感じに快感を得ながら、次!次!と聞き続ける。

ほとんど知ってるものの、14歳時分に聞いていた頃の、
「もう世界はZIGGYを中心に回ってる!」と心酔してた頃の感じは訪れない。

「聞きたい曲が違う?!」
とまた衝動的にネットでディスコグラフィーを検索。
見たことのあるジャケットをスルーしながら、たどり着いた「ORDER MADE」
あの青いジャケットこそ、ボクが焦がれたZIGGYのベストアルバム。

中古屋に売ってるだろうと渋谷の中古屋を見るも無い。
翌日には我慢を通り越してamazonで購入。

グラムロックのいかがわしさを兼ね備えながら、
ストレートな楽曲には未だに、聞いていて飽きない。

ふんだんにPOPSのような要素が強い部分があり、
結局この曖昧で絶妙なルックスと楽曲のバランス。

出世曲「GLORIA」でもわかるように、決して自己主張ばかりが強いのではなく、
普遍的だったり、必ずしも「やさぐれ」な空気を押し付けなかったことが、
未だにボクはもっと高く評価されてもいいのではないか?と個人的に想うのです。
素直にこのビブラートも。

歌詞のセンスも楽曲の当時にしては流行だったかもしれないけど、
流されながらも、沈むことを拒否し足掻いた結果が、現在バンドの消滅に至ってはいるが、
いつかSIONと歌う森重樹一を見て、なんて歌が上手いんだろうと単純にそのスキルに
感動したのも確かにある。

流行歌でありながら、流行歌に聞かさない今のスタンスもあるだろうが、
やっぱり、80年代の戸惑いこそが今聞いて、景色を思い返す数少ない貴重な音源に
なっている。

無理に掘り起こさないけど、見つけてしまったとき、気づいてしまったときの
衝動と感慨と、そしてこれからに胸が躍る。

10代に聞いていた頃、無駄なものも本当にたくさんあったけど、
必ずしもすべてが無駄ではない。

T-REXやジギースターダストの偉大さも当然にあるが。
そこから波及し、解釈し。
追いつこうとしたそのスタンスこそが、今また変化を繰り返す音楽の。
ロックンロールの骨頂ではないかと。
そんな風に仰々しく想う。

ZIGGYは廃盤がほとんどで、簡単には聞けない。
このTSUTAYAの少し冒険なBESTの提供は999円。

ボクが掘り起こされたのこの感情は、999円という対価には似合わない。
そして、買ってしまったORDER MADEは1340円。

まだ来ないが、3日は同じ曲を聴くだろう。
「DON'T STOP BELIEVING」を。



すでに暇さえあれば、この動画ばかり見ています。
なんだろうな、このドキドキ感は。

今再会できて、幸せです。

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