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続・BLUE TEARS [君にR&Rを!(日本)]

6年前。

2005年7月の記事の続編。

あの日以降も、彼とは良好な関係にある。
ボクが職場を離れたことにより、後輩から友達となった。

この頃、彼は彼女と再会を果たせずにいた。
幾つもの後悔とその一歩一歩の曖昧さを悔やむ日々の中に。

美化された思い出は、風化しないよう真空パックの中に閉じ込めて。
変色しない不変的なものとして、心の中に据え置いても咎めはないものを、
彼は咲かそうと努力した。

途切れた線路を、再び繋げようと。

若いなりに必死さがあって、「若い」を理由に断絶してしまう
大人としての理由が、言葉が大嫌いだったが。

21歳の自分よりは、32歳の今の方が誰かには優しく出来ると
想うし、事実でもある。

人間は重ねながら、年輪と経験を増やしていく。

早熟に落ちた恋から、実は朽ちて。
乾いた風と凍てつく地面の中で、
次の再生を信じ続けた彼の勇気に。
努力と一途な種は、発芽をし。
また新しい結実のため、時間を経た6年。

来月彼は、彼女と結婚する。

SNSで再会し。
そこから、滋賀と東京の距離を高速バスで埋めて。
幼少時代からの憧れの先輩と結婚に至る。

恋の慢性は、キラキラを忘れてしまうのだけど。
時々、彼女が愛しくて堪らなかったときを思い出して欲しい。

何かの喧嘩でも、好きになった人間の弱みをいつまでも大切に。

6年、彼は順風満帆ではなく、喧嘩もし。
別れたりもし、6年満期の想い出があるわけではない。

その道程の中で、色んな時間を過ごし、
歯噛みをしスレ違いもし、今ここにある。

そんな時間の中でも、生涯忘れえぬ曲があるのはステキなこと。

下手なものよりも。
あの頃の気持ちを忘れずに、リビングに飾れと命令するために。

ボクも知らなかったのだけれど、
このシングルを購入。

PA0_0114.JPG

この7cmCDシングルという化石になってしまったフォーマットが
時の流れを止めて。
そして、いつまでも仲良くいれるように、心から祝福を。

来月2人の挙式のために、5年ぶりにHAWAIIに行きます。


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