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竹原ピストル 「父から娘へ~さや侍の手紙~」 [君にR&Rを!(日本)]

「さや侍」を見たときには、発売していなかった竹原ピストルの。
あのラスト。

今日、ようやくCDを買った。
CDシングルを1000円出して買うのは、久し振り。

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少し控え目にCDのデッキに入れて。
あのシーンと同じ、TAKEとして1曲目は録音。

あのシーンが鮮烈にやってくるわけではなく。
松本監督の竹原ピストルへの想いや。
随分聞き続けてる野狐禅の曲だとか。

そういう自分の価値観の振り返りも含めて、
何か去来してくるものが、こみ上げてきます。

竹原ピストルの歌詞ではないのせよ、
その篭った感じは、随分咀嚼をして彼は口から言葉を打ち付けるのでしょう。
そういう気持ちの載せ方。

互いの感情を正直にぶつかっているように想います。

ここで売れようとか、ここで評価をとか
微塵もなく。

正直、タイアップとかでなんとかなるような時代でもないでしょう。
馬鹿みたいに売れないでしょう。

映画も静かに終息していくでしょう。
何か名作の裏に隠れていくように。

でも、この曲はそういう中に隠れたりせず、
静かに語り継がれていっていけたらそれでいいんじゃないかと想います。

1人、娘を持つ親として。
ボクも素直に、娘の子どもに生まれ変わって。
彼女の人生最初から最後まで見ていたい。

まぁそんな輪廻も信じてはいないけど。

巡るという言葉は、涙の裏を流れる喜びの水分だと想います。
巡りたいけど、巡れないこともある。
不可抗力もなく、そのままの中でたどり着くのが巡る。

これを竹原ピストル以外の人間が放っても。
ボクには刺さらなかったんだろう。

今は貫いて、その方向は見えないけれど。
今の竹原ピストルはあの頃と変わらず、真っ直ぐすぎて眩しい。


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