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SHERBETS 「BLACK JENNY」 [君にR&Rを!(インディーズ編)]

地震があった後、我が家のCDラックは崩壊し、
そこから片付けをし、今に至る。

今まで山積みだったCDも全部片付けて。
SELECTERに使ったCDとかも、全部ケースに戻して。
そんな作業を3日近くこなし、片付け終わって最初に聴いた曲。

SHERBETS BLACK JENNY

PA0_0788.JPG

このCDは自分の誕生日にリリースされて、
なんとなくそういうので嬉しかった思い出。

悪い人たちもそうなんだけど、「白人」という言葉で
結局のところ、人種差別の話になってしまうのが、世界を狭くしてるようで。
でも、浅井健一の世界観で。

ただやっぱり、この世界観がベンジーの良いところで。

絵本のような入り口だけど、
絵本とは違う凄惨や残酷な心象を、彼の言葉で何かオブラートに包み込むような。
でもやはり全体のイメージはカラフルにはならないというか。

この曲を聞きながら、この震災とシンクロするかなと想ったけど、
さほどシンクロはしなかった(笑

最近の栗山千明の暴走にベンジー含む、PONTIACSも絡んでいるが。
楽曲は、本当にいい疾走感で。
逆にベンジーが歌って、栗山千明がコーラスに回ればいいんでないの?
みたいな勿体無さが見れて、なんだか複雑。

栗山千明は個人的に、もはやその歌は栗山千明が歌わなくてもいいんじゃないの?
というような印象が強く。

ボクら世代をターゲットに凄まじい楽曲提供陣を率いているけど、
あそこまで揃うなら、別に栗山千明じゃなくて、誰が歌っても変わらないし、
セールスもさほど変わらないんじゃないかと感じたり。

話がそれましたが、カップリングのBABY GUNが、好きです。
当時、LIVEで聞いていても、興奮隠せなかったです。

ここからシャーベッツは少し迷走気味になり、
そのまま少しずつ、終息に向かいます。

この曲を聴きながら、ベンジーはベンジーであり続けていると思えるのは、
結局ベンジーも人間で流行りや、価値観の積み重ねしている。

昔のようなベンジーを皆が望んでも、ベンジーは生きている。
皆が望む形をベンジーが望んでいないこともある。

でも人の価値観は変わらず、そして周期もある。
今のベンジーは、かなりボクらのアイコンに近い場所にある。

栗山千明の楽曲提供の「コールドフィンガーガール」聞きながら、
そう想った。

PONTIACSは、今の時代に望まれて。
そしてベンジーの周期が合致した、今のロックンロールだと。
そう想ったりもした。





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コメント 2

SAYU

大変ご無沙汰しておりますm(__)m

2005年に、ベンジー関連の記事やSIONさん関連の記事に何度か書き込みさせて頂いておりました♪数年間、体調不良につきライヴからもブログからも離れていました。

ブログを続けていらっしゃることも尊敬ですし、ルースターズさんの文章は変わらず美しく音楽への愛が満ち溢れていて、このような文章を書けたらなぁと再認識しました。
また度々訪問させて頂きたいです。

栗山千明の件、全く同感です笑!カラオケでは歌うんですけどね★

そしてシャーベッツ解散らしいですね…。
by SAYU (2011-05-06 01:39) 

ルースターズ

>SAYU様
そして取り消したみたいですね。
もはやSHERBETSを解散させるメリットもデメリットもないわけで。
相変わらずですね、ベンジー(笑

2005年まさに初期(笑
継続できてることもっと褒めてくれていいですよ(笑

スタンスは変わらず、中身は変わらず(笑
体調良くなるとよいですね!

夏だし(笑
by ルースターズ (2011-08-01 14:45) 

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