萩原健一 「時代おくれ」 [君にR&Rを！（インディーズ編）]
音楽が売れない時代だと聞くけれど。
１２月には変わらず、ジョンの声やシェーンの声は響いてる。
先日、渋谷のHMVに行ったのだが、
あまりの売り場面積の縮小に愕然とした。
渋谷のHMVといえば、少年時代のおもちゃ屋さんに近い感覚。
それが・・・・。
ディスクユニオンにも衝撃だったが、それ以上の衝撃だった。
フォーマットとしてのCDがもはや時代遅れなのかと想うぐらいの
時代錯誤感が、じっとりしている心地にもなった。
音楽は変わらない。
時代時代の人の意識の問題なのかは、わからない。
少し前、ショーケンのドキュメンタリー「ショーケンという孤独 俳優萩原健一・再生への日々」
番組最後にショーケンがリリースするという『河島英五の「時代おくれ」』を
歌う姿で幕が下りて。
その曲がリリースされる。
フォーマットは、itunes only 。
時代おくれの割りに、最新型。
と思いながら、先日思い立ったように購入。
１９８６年。
昭和の終焉真近。
作詞 阿久悠 作曲 森田公一
唄 河島英五
河島英五の代表作。
「今この歌を歌えるのは、ショーケンしかいない。」って。
それはショーケンが時代おくれという意味なのだろうか。
無骨で不器用で。
粗野に見えるようで繊細で。
それで、様々な境遇を経て。
そんなショーケンの姿を投影してる意味なのか。
アウトローの没落をか？
「曲を聞けばわかるもんでも無い」と書き留めたい。
何度も何度も聞いてるけれど、
アウトローの象徴のショーケンの名残か。
平成に生きる１人の役者の生き様なのか。
歌手として、隆盛極めた男の末路なのか。
時代おくれの男が、時代おくれを歌うことを滑稽に想うのか。
どれにも答えは無い。
今のショーケンで十分だ。
なのに、過去の影など、今を生きる人に問うのは無礼だ。
今のショーケンを感じたい。
年輪の新しい部分を聞きたいし、見たい。
昭和の夕焼けに塗れて、ノスタルジックになるつもりはない。
今を生きるから、今の萩原健一が欲しい。
きっと新しいアルバムを作っても、売れないと想う。
売れる音楽が欲しいわけじゃない。
本当の、突き刺さる音楽が欲しいわけで。
新しい自分の価値観の可能性を望む。
ロックンロールっていうものは、そういうもんで。
きっと音楽と一緒に自分も太くなる。
書きたいことが右往左往してしまった。
師走の山手通りの渋滞にムカツキながら。
この曲を聴く。
小言のように。
垂れてくる。
間違いじゃないことは、確かなこと。
名曲として片付けないで欲しい。
でも、本当はカバーじゃない今を聞きたい。
１２月には変わらず、ジョンの声やシェーンの声は響いてる。
先日、渋谷のHMVに行ったのだが、
あまりの売り場面積の縮小に愕然とした。
渋谷のHMVといえば、少年時代のおもちゃ屋さんに近い感覚。
それが・・・・。
ディスクユニオンにも衝撃だったが、それ以上の衝撃だった。
フォーマットとしてのCDがもはや時代遅れなのかと想うぐらいの
時代錯誤感が、じっとりしている心地にもなった。
音楽は変わらない。
時代時代の人の意識の問題なのかは、わからない。
少し前、ショーケンのドキュメンタリー「ショーケンという孤独 俳優萩原健一・再生への日々」
番組最後にショーケンがリリースするという『河島英五の「時代おくれ」』を
歌う姿で幕が下りて。
その曲がリリースされる。
フォーマットは、itunes only 。
時代おくれの割りに、最新型。
と思いながら、先日思い立ったように購入。
１９８６年。
昭和の終焉真近。
作詞 阿久悠 作曲 森田公一
唄 河島英五
河島英五の代表作。
「今この歌を歌えるのは、ショーケンしかいない。」って。
それはショーケンが時代おくれという意味なのだろうか。
無骨で不器用で。
粗野に見えるようで繊細で。
それで、様々な境遇を経て。
そんなショーケンの姿を投影してる意味なのか。
アウトローの没落をか？
「曲を聞けばわかるもんでも無い」と書き留めたい。
何度も何度も聞いてるけれど、
アウトローの象徴のショーケンの名残か。
平成に生きる１人の役者の生き様なのか。
歌手として、隆盛極めた男の末路なのか。
時代おくれの男が、時代おくれを歌うことを滑稽に想うのか。
どれにも答えは無い。
今のショーケンで十分だ。
なのに、過去の影など、今を生きる人に問うのは無礼だ。
今のショーケンを感じたい。
年輪の新しい部分を聞きたいし、見たい。
昭和の夕焼けに塗れて、ノスタルジックになるつもりはない。
今を生きるから、今の萩原健一が欲しい。
きっと新しいアルバムを作っても、売れないと想う。
売れる音楽が欲しいわけじゃない。
本当の、突き刺さる音楽が欲しいわけで。
新しい自分の価値観の可能性を望む。
ロックンロールっていうものは、そういうもんで。
きっと音楽と一緒に自分も太くなる。
書きたいことが右往左往してしまった。
師走の山手通りの渋滞にムカツキながら。
この曲を聴く。
小言のように。
垂れてくる。
間違いじゃないことは、確かなこと。
名曲として片付けないで欲しい。
でも、本当はカバーじゃない今を聞きたい。
こんにちは。
「今この歌を歌えるのは・・・」
このコピーは正直、大きな間違いだと思っているんですね。
今この歌を歌える人や歌いたい人はいっぱいいる時代なんだと思うので。
ただ、それはやはり、いずれも、河島さんの歌った、誠実に、今の時代を生きづらく感じている人への応援歌として、ということになると思います。
ところが、ショーケンの歌う時代おくれは、河島さんの歌ったものとはまったく別のもの、その歌詞の意味さえ変えてしまうものだったなぁと感じています。もちろん、ショーケン自身は、本当に丁寧に誠実に歌っているのですけど、、、、応援歌というよりも、「いいよね、時代おくれの男ってさ」みたいな・・・「そうなりたいね」という憧れと、「なれねぇよ」という開き直りと・・・うまく表現できませんが。
でも、ショーケン自身が、たぶん「この男は、俺だ」と思って歌っているらしいのもまた面白いなぁ。と思いながら聞きました。
やっぱり、この人の歌うのが好きです。
またレコーディングしたらしいと聞きました。
オリジナルで、CD出してくれるといいですが・・・。
by showken-fun (2009-12-23 19:14)
売り場縮小なんですか、渋谷HMV。
驚きですね。
で、ショーケン。新録、聴きたいです、とても。
by TBM (2009-12-24 23:29)
こんにちは。
「時代おくれ」を歌手として歌える人は多くいても、深さを表現出来る人は
なかなかいないと思います。
ショーケンのこの曲は上手ではないけど味があるのが独特の個性。
是非、是非、是非、新曲を期待します！！
by jyulian (2009-12-27 07:23)
>showken-fun様
いつもありがとうございます。
まさに、そんな感じだなぁとコメント読みながら
思いました。
こんな時代おくれも悪くねぇって。
でもでも、やっぱり新曲。
今のくだらない世相を、ちゃんと叙情を込めて。
皮肉って愛しく思わせて欲しい。
楽しみです。
by ルースターズ (2009-12-28 13:21)
＞TBM様
本当にレコード屋も縮小。
せちがない世の中です。
唯一、新宿のディスクユニオンはホッとします（笑
by ルースターズ (2009-12-28 13:22)
＞jyulian様
２０代３０代なんかじゃどうしても出ない
年輪を、厚みを感じる素晴らしい空気。
こういうのはニセモノじゃぁ出ない。
本当に楽しみです。
ブルース。
by ルースターズ (2009-12-28 13:23)