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「つきよのおんがくかい」 THE MOOLIGHT JAM SESSION 1999 [君に絵本を!]

先日、吉祥寺のある場所で。

人垣の後方で、疲れてしまった小さな4歳ぐらいの娘ちゃんを抱える
それまた、小さなママさんが偶然視界に入り。
4歳ぐらいの娘ちゃんをしっかりと抱っこするママさんを見て。

娘を抱っこするときは、とにかく重さとか関係なしに、
丁寧にしっかりやろうと強く誓いました。

なんだか急にズーンって想ったんですよね。
ママさんも小柄、娘ちゃんは大きい。
そういうなんかアンバランスというか。
はい。

しっかりやれよ、と言われた気分でした(笑

後日、そのママさんから、「「ドオン!」読んだよ。」などと
さりげなく言われた時には、なんだか嬉しくて言葉に出来ないというか。
すんませんって感じでした(笑

そんな山下洋輔氏の「もけらもけら」の前に、
擬音語PARTYで、生後3ヶ月には心底気持ちがゆらゆらして
楽しくなってしまうような。

「つきよのおんがくかい」 THE MOOLIGHT JAM SESSION 1999
(文) 山下洋輔 (絵)柚木沙耶郎

PA0_0603.JPG

前回絶賛した「ドオン!」ですが、つきよのおんがくかいは、
タイトルどおりセッションです。
山下洋輔氏のまさに!と言った感じです。

言葉の意味はわからなくても。
言葉の調子や、大きさやトーンなどで子どもは楽しめる様子が
伺えます。

ピアノ・ベース・ドラムス・サックス。
4つの音を切らさず。
本のページをめくる時間も惜しんで、その臨場感を表現しながらですから、
呼吸は続きません。

しかしながら、もうステキステキ。

自分が演奏してるように、その強弱や魅せ場を
感じさせていけるように読むのが、コッチも必死です。

読み終えたら、1曲演奏し終わった気持ちになり。
最後の1ページは、どうでもよくなってしまいます(笑

個人的には、絵はあまり好みでは無いのですが。
その圧倒的な文章のスピードを考えると、
色味が強いこの絵の調子じゃないと、間が持たないのかもと

とにかく、3ヶ月の今の読み聞かせは「音」です。
文章の優しさは、断片的に伝わるのでしょうけれど。

「ヒャッフォー!」と想ってしまうような。
本を開くたびに、娘は目を丸くします。

日常の景色の中に無い色味を感じてるのだと思います。
音の次には「色」

故にトーンの低い色で続くもの。
モノクロの絵本などは、まだテンションが上がらないようです。

先ずは、絵本という世界を知ってもらうこと。
楽しいんだよって、感じて貰うために。
1日1冊~2冊の世界は、彼女の目にどう映ってるのかなと想うと、
コチラも手を抜けません(笑

このつきよのおんがくかいは、ドオン!で物足りなくなってきたら。
ドオン!が凄く良いと想ってくれたなら、是非その続編として
楽しめる本だと思います。

我が家はそろそろ、F66様もオススメを下さった「もけらもけら」に
参りたいと想う所存です(笑

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