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THE BAD PLUS 「THERE ARE THE VISTAS」 [君にR&Rを!(舶来)]

無事に週末のイベントを終えました。
自分のセレクトは相変わらずアルコールと煙に塗れ。
何を、かけたんだかも順番なんかも覚えちゃいませんし、20分ほどで降りました。
こういうのを、いつもことだと笑ってくれる仲間とお客さんに感謝してます(笑

SUNDAY。
六本木に足を向けたのは、九美洞ギャラリーに向かうため。
しかしながら日曜休館・・・・。
せっかくの六本木。
東京ミッドタウン~新国立美術館から色々と。
春の日差しにも似た心地よさの中。
モヒカン確かに。
ティアドロップ。

派手な買い物をしたわけではないが。
給料というHAPPYな日付も加えて。
地味に欲しかったものを買いあさる。

最近LIVE YOUNGもあったことで、妙に音楽を聴き倒したが。
聞きたかった音も沢山あった。
LIVE YOUNGの後片付けをしながら。

ずっと聞くのは「THE BAD PLUS」
今頃は、遠くニューヨークで演奏真っ只中だろう。

この音を知れたことは、何か自分の可能性の幅も広がった気がする。
今でこそ、NIRVANAであれば、IN UTEROを列挙するが。
幼い時分において、SMELLS LIKE TEEN SPIRITのリフに匹敵する興奮など、そうは無かった。

あのリフから始まる雷のような攻勢はボクを貫き。
黒こげにした。
ボクの音楽史は非常に浅い。
必死の中で、NEVER MINDは光明だった。

このTHE BAD PLUSと出会ったのは違う曲だったが。
「“かつてない最もうるさいピアノ・トリオ”と呼ばれているザ・バッド・プラス」

ROCK AND ROLLの国境をJAZZで渡り。
更に鋭く、更に広く浸透力と破壊力を兼ね備え。

豪快に強引に、凝縮されてる輝き燦燦。
JAZZという難解な入り口を優しく紐解くかと思えば。
決して崩せないパズルのように、組曲とし。
決して解けない結び目のように、頑なに音を描いていく。

その音が。
浮き上がる満月の調べのような気になってしまうので。
ボクは月見にように、何度でも何回でもこの音をむさぼる。

キレイなコントラストを耳で感じながら。
その世界に身を沈めながら、様々な残務をこなした。

家に帰り、このCDをブチ撒けて。

PA0_0017.JPG

コンダクターのようにパソコンのタイピングでリズムを刻んだ。

ようやく終焉の暁を向かえ。
そこに残った自分の興奮をまた感じたくて。
また聞く。
それを繰り返す。

気がつけば、なんどもCDはREPEATを繰り返す。
違うアルバムも聞きたくなる。

21世紀が生んだこの新しき融合かつ包括な音。
スタンダードを踏まえた上での挑戦の華麗なる美しさ。
決して、安易な金儲けでなく。
その原曲を踏まえたうえで、自らの音にかき消すその構成と世界。

そして、ボクはまた違う世界の扉を開く。
海のムコウ。
ボクが敬愛する絵描きの愛した音が。
部屋に響き。
きっと演奏したであろう調べに、想像をしながら。

そして、今頃になって。
先月、日本のBLUE NOTEで演奏したことを知る・・・・・。
TOURの真っ只中。

はぁ、バカ・・・。
本当に行かなかったことを心底後悔・・・・・。

でも知れたことで未来のチケットは刻まれたから。

THANK YOU http://fuckintosh66.blog.so-net.ne.jp/2008-02-10 ♪
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kurohani

せっかく行って頂いたのに画廊日曜日お休みで失礼しました!国立新美『アーティスト・ファイル 2008―現代の作家たち』展が面白そう。「THE BAD PLUS」良い面構えの方々ですね。
by kurohani (2008-03-19 20:22) 

ルースターズ

>kurohani様
画廊が休みなのは、kurohaniさんのせいじゃないっすからね(笑
やってましたね!ソレ。
本当に知らない名前ばっかりで、戸惑って結局見なかったんですが(笑

THE BAD PLUS。
http://jp.youtube.com/watch?v=txVSX_DOrpI

画像すらブートですが(笑
SMELLS LIKE~です。
by ルースターズ (2008-03-20 09:17) 

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