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BOOT BEAT @新宿タワーレコード [LIVE OR DIE ?]

週末も夕刻から友達と吞みながら。

我が家のターンテーブルはぐるぐる回って。
そこから流れる1970年代の秀曲は、妻の終始の
「現代でも十分通用する」
という言葉を運び続けた。

若干の訂正をすると、現代でも通用するというのは、現代を格上的なニュアンスで
捉える表現にも近い。

しかしながら結局その音は、時間を時代を経ても変わらないということ。
聞き手の価値観もあるのだが、本質的にROLLしてるものは、結局消えることなくROLLする。

潜っても良いものは引き上げられる。
そうやって転がる。

転がる中で、雪だるまのように増幅を繰り返す所作に。
新しいものが、くっ付き更にコーティングを繰り返す。

常々、想ってたのが結局昔通ったR&R~PUB ROCK。
そしてPUNKに、歌謡曲を経て。(まだ全部好き(笑))
今は、昨年に出会ったBOOT BEATのDJが創り上げる世界に非常にゆれてる。

クラシカルなものを土壌にしながら、そこに音を重ねる作業が
DJの生業でもあるのだけど、結局自分には好みがあって。

それを、1つの音楽として認めることは非常に難しい。
結局のところ、自分史にHIPHOPの通過はなく。
更にターンテーブルというものが、楽器に近い形での表層を剥き出しにしてる感覚はあんまり無い。

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ところが、このBOOT BEAT神谷直明の仕事は、先にも書いたけど。
非常にインテリジェンスで、悩ましい。
どの時間にも邪魔しない順応性を持ち、かつ。
たかがDJという範疇を超えた音のパズルを持つ。
彼のレコードの組み合わせを聞いたとき。
あまりの複雑さに1つ1つパズルをばらすことは、不可能だった。

長くなったが。
日曜日、新宿インストア。

今回のインストアの内容は、「キラキラジブリ」
基本ジブリの右も左もわからないロマンティックに欠けるボク。

しかしながら、今回は50枚限定の未発表MIX CD-Rという魅力的なおまけに、翻弄。
見事にさほど、よくわからないキラキラジブリを購入して。
CD-Rを頂くわけだが。

にしても。
モニターに映るミキサー付近の映像を見ていても、おおよそどの機材から鳴ってるかが
わかっても、相変わらず繋ぎ目への理解は曖昧なままだった(苦笑

そこが肝心なのに、結局インストア独特のアウェイ感は終始漂いながらも、
始まってしまえばその音に、気が付けば随分集中して聞いてる自分がいて。
何かのライブより集中してるからなんだろうけど。
非常に吸い込まれた。

基本、R&RイベントのDJはセレクターで。
重ねて音を構築する光景は無い。
そういった意味でも、非常に興味深く新しい刺激だったし。

何より音が柔らかくあるのが、魅力。
機械的でもなく、レコードのぬくもりを上手く合わせてる感じは、
元ネタなんか知らなくても、随分と高揚した気分になれる。

PARTYっていうのは、こういう音なイメージ。
昨年、知った天才。

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今ボクを揺るがすのが、BOOT BEAT。
もはやORIGINAL。
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