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【1】日本のロックンロール [≪企画≫日本のロックンロール]

【MY企画 「日本のロックンロール」】
(前書き)→ http://blog.so-net.ne.jp/roosters/2005-04-18

ブランキージェットシティのアルバムに順位をつけること自体が、ナンセンスだし、意味が無い。
憧れたのは、彼等の全てであって、音楽だけじゃない。

この企画は、自分が死ぬ10時間前、一枚一枚聴いてから、くたばれたらいいなぁと
素直に感じることの出来る、日本のロックンロールアルバムを、僕なりに、紹介したい。
僕のような輩が、誰かに伝えるのなら・・・・・。

僕にロックンロールという言葉を教えてくれたアルバム。

THE BLANKEY JET CITY 「BANG!」 (1992)

ジャケットも、曲も全てが「ROLL」。
消化不良なんて絶対有りえない、ブランキーで最もR&Rなアルバムだと思う。
解散になってから、ブランキーが好きというからには、当然、このアルバムを聴いてから
そういうことを言って欲しい。
後期、赤いタンバリンやガソリンの揺れ方とは、全く異なる不良の匂い。

不良の匂いこそが、ロックンロールの匂いだったんじゃないかい?!
それが強烈なまでに匂いを放ち、撒き散らし。

ブランキーの唄の凄いのが、浅井健一の言葉は映像の浮かぶリアルな物語を紡ぎ、
作られた物語はメロディーへ。
ギターとベース、ドラムという必要最低限のリズムの上で、物語は、心に落ちる。

その物語が、僕らの中にある街「ブランキージェットシティ」。

オルタナティブロックじゃない。
純粋にこのアルバム自体が、ロックンロールなんだと思います。

最高にイカレタ、ロマンティックなロックンロールだなぁ。


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ローリー

僕が一番最初にBJCのライブを観たのが、この「BANG!」のツアーでした。高知の小さいライブハウス、衝撃的でした。3つの個性が奇跡的に融合して、今まで聴いたこともないような音楽が生まれた・・・。特にこの2ndでのいきなりの音楽性の広がりにびっくりしました。「ヘッドライトのわくのとれかたがいかしてる車」!なんちゅうカッチョええタイトルや!そしてその衝撃さめやらぬ間に「悪いひとたち」・・・すっげえバンドが出てきたなって思いましたよ、ほんと。
by ローリー (2005-04-18 22:07) 

dropkick

ね。って感じです。
もう最強の3人の不良達ですよ。
とにかくあの3人から放たれる緊張感がたまらない。
2ndはみんな押すなー。俺は楽曲的には1stも捨てがたいですよ。
ずっと自宅の留守電『CAT WAS DEAD』でしたから。
それにしても”EMI”時代が飛び抜けてカッコ良かった。
ウォークマンのCMで『MY WAY』が流れて来たのには
本当に痺れました。音源出して欲しいっす。
by dropkick (2005-04-18 23:59) 

hanao

はろう。
僕が初めて彼らを見たのは、1st発売時にプロモーションツアーで田舎の小さなライブハウスにやってきた時だった。三人がしばしのトークの後に、数曲演奏するというものであった。
安っぽいパイプ椅子に僕達数人はだらしなく座って見てた。ヨージヤマモトのショーにモデルとして出たという彼らを品定めするように。
そして退屈なトークが終わり、演奏の準備のために彼らが引っ込んだ時に、僕は立ち上がってライブハウスの外に出た。飲みに行く約束の時間になったから…
アホだ…
その後に再会するのは99年のエゾまでのお預けとなる。
ではでは。
by hanao (2005-04-19 01:10) 

seasidejetcity

私が最初に彼らのliveを見たのは
愛媛県松山市のラフォーレ原宿という
小さなライブハウスだった。
何年前だっただろ?照井が金髪にしてたのを
思い出す。かれこれ10年以上前だった。
今では考えられないほど小さなライブハウスだったが
客のテンションも、彼らの尖り方も半端でなかった。
まさに、雷にでも打たれたような衝撃が
走った瞬間であった。
そこから、私のBJC人生がはじまった。
今のバイクライフにしても少なからず
彼らの影響を受けているといっても間違ってないと思うし。
ベンジーの独特のインタビューのしゃべり方も
かっこ良すぎて誰にもまねできないのが、
最高にクール!!
確かに、BJCを超えるバンドが今後でてくるのだろうか?
出てきて欲しい気持ちと出てきて欲しくない気持ちが
半分半分というのが正直なところだろうか。
by seasidejetcity (2005-04-19 18:46) 

ルースターズ

>ローリー様
本当に言葉で形容出来ません。
僕は高校時代に初めてBJCを知ったので、10年前くらいです。
初めて見たのはお金もようやく自由に使えた大学時代です・・・。

新宿高島屋HMV。
インストアライブ。
今思うと、とんでもない近さであの3人が演奏してました・・・。

僕あの時、何かが人生の何かが変わった音を聴きました・・。
by ルースターズ (2005-04-19 23:12) 

ルースターズ

>tetsuya696様
あの「MY WAY」はレア音源すからね(笑)
「BJC」についてるんすよね。
一応、家にはあります・・・。

EMI・・・。
確かに、土屋昌巳から得たものは、あの3人は凄く大きいと思います。
賛否両論ありますが、僕は好きです。土屋WORKのBJC。
by ルースターズ (2005-04-19 23:15) 

ルースターズ

>hanao様
人生がぶっ飛ぶ。変わる瞬間をスルー(笑)かな?
でも、必ず出逢える。

ロックンロールという名の、列車に乗ってる限り、
「ブランキージェットシティ」という駅に止まるのは、必然だし、必須。
絶対に飛ばす事の出来ない駅。
僕は何時の間にか、行き先が分からなくなり、ここに随分います。
でも、最高の時間です。
by ルースターズ (2005-04-19 23:18) 

ルースターズ

>ROADKING2005様
お久しぶりです。昨年そのラフォーレ松山行きましたよ(笑)
観光で(笑)

いつの時代も、時代に愛され、人々に愛され、そして音楽に愛される男達は
存在します。
何を以って、ブランキーを超える!という表現になるかは、不明確ですが、
僕らがブランキーに受けた衝撃に類似した、衝撃をなにかのバンドで
平成生まれのKIDS達が感じるかわかりません・・・。
僕らの時計の針は「BJC」を指したまま・・・。
それでいいと思います。
by ルースターズ (2005-04-19 23:22) 

ルースターズ

THANKS!!
僕がここでBLOGを続ける理由。
僕が心から愛するモノに対して、こんなにまで真剣にコメントを
残してくださる方々がいるから・・・。
ただの紹介文ではなく、愛しているものを共に共有・共感出来る
感じがとても素敵です。
本当に感謝します。
まだ1回目。まさかこんなにも、リアクションが来るとは思わなかった・・。
素直に、嬉しいです。
==本当は総括で書こうと思ったけど、すごい嬉しかったので・・。
by ルースターズ (2005-04-19 23:27) 

Melody

BJCを聴き始めて感じた事は、
彼らの出す音は聞く・・・じゃなく聴くと言いたいなって。
はじめは好きじゃなかったベンジーの声も今や彼の声は
大好きになった。彼の声あってのBJCだと思う。
もちろん、あたしが愛してやまない達也の叩くドラムも
照ちゃんのベースも、ベンジーのグレッチから出る音も
全部が絡んで、戦って[Blankey Jet City]だけど・・・
あたしは彼らに出会えて彼らの音に触れられて本当に
幸せだと思う。リアルタイムに聴けた事も。
新しいアルバムが出る前日、出た当日は夜が更けるのも
忘れてBJC好きな仲間とチャットをした事があったなと
ふと・・・思い出した。
by Melody (2005-04-23 18:13) 

ルースターズ

>melody様
ブランキージェットシティ。
僕がこんなとこで、駄文で存在を改めて書く必要なんて無いんだけど・・。
でも、僕も彼等を愛したから。
その気持ちを、精一杯の文章に起こしました。
何度も何度も。ブランキージェットシティ。
いつか、帰ってきたときには未だ見ぬBABYと、遠くから眺めていたいです。
そう、「DIJのピストル」を聴きながら・・・。
by ルースターズ (2005-04-24 21:24) 

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